La douce vie

sweetsや美味しいもの,雑貨,映画,art,音楽,本,マンガ,スポーツ観戦,ice show,旅行等ゆるブログです

パリセヴェイユのガトーヴァニーユ

2022-04-29 | patisserie / favarite sweets

お初のケーキ。前に注文した後に来たお客さんが店員さんに「お勧めは?」と聞いた時にこちらを勧めていたのが印象的でした。

クレームダマンドとカスタードクリームとを混ぜたもののバニラ風味。
ミルキーでこくあるクリームです。
台にサクサクしたパートシュクレ。



フィグカシス


私の持ち運びが雑だったようで、ひしゃげてしまった写真で申し訳ない。



焼き菓子ではいつも木の実がぎっしり詰まった方に手が伸びるのですが、今回は大好きな無花果とカシスの組み合わせをチョイス。
柔らかく煮込んだ無花果とカシスは深い味わいでとても合います。半分ずっこにしたけど、充実感があります。


いろいろ、お疲れ様の意味を込めて、パリセヴェイユのケーキを持って行ったのですが、こういうご時世もあり、開店から1時間以上並ぶし、ケーキ単価がはっきり言って高いな、その分、本当に美味しいけど。ちょっと、自分のご褒美ごときでは買えない敷居の高さになっている気がします。


映画「私はダニエル・ブレイク」

2022-04-27 | cinema/観劇/舞台
 
カンヌ映画祭パルムドール受賞。良作。
イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするが、複雑な制度が立ちふさがり必要な援助を受けることが出来ない。
悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと二人の子供の家族を助けたことから、交流が生まれる。貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく。
 
ダニエルは歯に衣着せぬ喋りではあるけれど、根はいい人である。心臓の病のため、休職せざるを得ない状況に関わらず、窓口は四角四面の対応で、働けるとの判断を下し、支給しない。会話すら成立していない時すらある。
窓口側としては、不正受給の防止を徹底したいが故に、本来彼らが果たすべき役割を果たしてないことに気付いていないし、そうしなくていいと思っている。
ダニエルは触ったこともないパソコンで手続きをするため悪戦苦闘したり、働けなくても求職した実績を作るために周囲に履歴書を渡したり、努力を続ける。
そんな一方、引っ越してきたばかりのシングルマザーに手助けをする。
彼らは、どんどん、追い詰められていく。
 
最近見た映画の中で一番考えさせられた作品。イギリスは社会問題を扱った良作が多いし、これはイギリスだけの問題ではない、世界中の問題である、と考えさせられる。

「イングランド ティーハウスをめぐる旅」小関由美

2022-04-20 | book/comic

旅に何かテーマを設けると楽しい。

そのテーマはなんでもよくて、ご当地グルメでも、歴史的遺産が残された場所巡りでもよし。

この本はイギリスのティーハウスを巡り本にするというところからスタートした旅の本。

イギリスのティー文化は魅力的で、お茶菓子(?)もそれぞれの地域やお店の売りなどで、様々.お店の雰囲気も日本人の私からみたら、魅力的に見えます。

毎日、1コラムずつ読んで、ゆっくり旅を楽しんでいます。


映画「トキワ莊の青春」

2022-04-15 | cinema/観劇/舞台
手塚治虫を慕ってトキワ荘へやってきた若い漫画家達の光と影。
手塚治虫が暮らしていたトキワ荘。やがて、手塚治虫は出ていくが、彼を慕った漫画家の卵たちの青春物語。寺田ヒロオを中心に、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫など、住人達の交遊録。トキワ荘から距離を置くつげ義春。
 
寺田は面倒見が良く、やがてトキワ荘の住人達の相談相手となる。
漫画家としては子供達が何をもとめているかより、子供達にとって何が必要か、を頑なに守り続けていくが、時代に取り残されていく。
身近に接している仲間たちがどんどん人気者になっていき、自分が取り残されていく、それでも、その焦りもしくは嫉妬は他に見せることができない苦しさ。
 
ドラえもん、バカボン、サイボーグ009など、テレビをつければ放送していた私達の子供時代の背景があれば、理解できるが、エピソードも演出も削ぎ落として、淡々と描いているのを今の時代で見ると、若い子達には分からないだろう、あの当時こその映画。
阿部サダヲ、生瀬勝久、古田新太があのアクの強い個性を消して主要人物を演じている、今みれば、このキャストももう一つのトキワ荘のよう。
 
安孫子氏のご冥福をお祈りします。

オサムグッズのミニトレー

2022-04-13 | 雑貨・table wear

子供の頃のミスタードーナッツと言えば、所さんのCM、ペーター佐藤さんの絵のパッケージ、オサムグッズ、という魅力一杯でした。

オサムグッズをもらえるほどミスドに通えるゆとりはなく、遠目に羨ましく思っていたものですが、最近、オサムグッズをちらほら見る機会がありませんか?

どうしても欲しくて、でも、不要なものは買ってはいけない、という大人の自分もいて、ある日雑誌の付録にオサムグッズのプラスチックトレーがあって、ハチミツとかの下に敷いておくようなトレーを100円SHOPで買おうかと思っていたところだったので、誘惑の妥協案が浮上して、購入。早速、ハチミツの下に置かれていますが、それを見て思うのは、やっぱり、オサムグッズが欲しかったという気持ちが満たされた思いなのです。子供時代の渇望って、大人になっても影響しますよね。

 

ああ、ペーター佐藤さんの画集も欲しいかも!


「女の園の星.1」和山やま

2022-04-08 | book/comic
女子高の教師星先生と彼を取り巻く生徒たちや教師たちの他愛もない話。
 
女子高のあまりにも何もなさすぎる毎日に少しづつみんなが変人っぷりが出てしまうのが、なんだかリアル。
 
クラス全員に目をつぶらせて犯人を捜すところもこんな風に使うんだ、と笑えるし、漫画家を目指す女の子のヘンなマンガもおかしい。
 
よくぞ、何もない日常からこんなストーリーを考え付くものだと作者に関心します。