La douce vie

sweetsや美味しいもの,雑貨,映画,art,音楽,本,マンガ,スポーツ観戦,ice show,旅行等ゆるブログです

信州ハンドクラフト手帖 伊藤まさこ

2013-11-29 | book/comic
信州方面へ旅行をした時にふと街中をみるとお洒落なつくりのお店がちらほらあることが心に残っていました。

テレビ番組の「恋する雑貨」で信州のハンドクラフトを特集していて、「だからか」と腑に落ちたのですが、この本を見て、「あの特集はこの本からだったのか」とさらに腑に落ちました。

伝統的な日本の手工業に現代のデザインをアレンジした数々の雑貨は魅力的なものばかりです。

映画「ラフマニノフ ある愛の調べ」

2013-11-27 | cinema/観劇/舞台
セルゲイ・ラフマニノフの半生を描いた作品

交響曲第1番の初演の失敗から神経衰弱に陥ったラフマニノフがアメリカに亡命をし、ピアノの演奏家として成功を収めるのだが、忙しい仕事の日々に作曲する余裕がなく、また心を病む。
揺れ動く恋愛関係、祖国への複雑な思い、家族・・・
などいろいろ描かれているのですが、もう一歩踏み込んでいない印象。

私としては演奏シーンやBGMにラフマニノフの曲をふんだんに使ってくれるのではないかという期待があったのですが、期待値が大きすぎて物足りなかった印象。

ただ、映像は美しい。

フィギュアスケート:ロステレコム杯 町田選手優勝! 他

2013-11-25 | figure skathing、ice show
フランスよりさらにざっくり。

フランスでチャンが高得点を出しているので、リプニツカヤ選手がここでどういう点数を出してくるかが興味ありました。
やはり、点数出してきたなぁ、という印象。
日本人選手はGPFでよい演技をして、点数を出さないといけませんね。まぁ、五輪は五輪の点数になるでしょうが。

プルシェンコの欠場は予想通り。
キムもプルシェンコも前大会からの格を落とさずに五輪に照準を合わせるといった印象。
ただ、プルシェンコはどうなんだろう?出場するとしたら、団体戦もきちんと出ないといけないだろうし、コフトンも成長しているし。。。
ライサチェックは戻らないと思う。


宮原選手:
NHK杯、ロステレコムと大崩れしない気持ちの強さを感じます。オフはクーリックにジャンプを教わっていたとか。成長期を迎えたらジャンプが難しくなるのでは、となんとなくコメントを躊躇していたのですが、ずっと安定していますね。

村上選手:
SPはアクシデント。でも、それより、村上選手らしからぬ無表情で滑っていることの方が気にかかります。
FSは「乗り越えたぞ!」という気持ちが最後に出ました。

町田選手:
初戦のスケートアメリカでの素晴らしい演技と強気な発言が日本男子に鮮烈な印象を与えた町田選手。最初と最終戦というアンバランスなエントリーで調子が悪かったそうですが、精神的にも強くなりました。地元コフトン選手を抑えて優勝。GPF,全日本と安定した演技ができればバンクーバの鈴木選手のようになるのでは?!

フェルナンデス選手:
フェルナンデスは欧州選手権に調整を合わせているのでは?

ミーシャ・ジー選手
はっちゃけた踊りが相変わらず楽しい。



チャリティーテニスイベント

マッケンローVS錦織クン!
国枝選手VS松岡さん!
まさにドリーム・マッチです。マッケンローにわくわくしてしまうところが、年齢がバレてしまう。
松岡修造さんがマイクをつけてトーク挟みながら対戦するのもいいアイディア。松岡さんはテニスに専念してくれると本当に嬉しい。
こういうイベントができるのも、海外からビッグスターが来日してくれるのも、現役選手の国枝選手や錦織選手が活躍しているから!

サッカー日本代表親善試合

2013-11-22 | sports
サッカー親善試合。

オランダ戦、ベルギー戦

2戦で日本がやりたいサッカーというものが見えてきた。
上手くいった時、それはとてもわくわくするサッカー。
もし、このサッカーが上手くいけば、ベスト8も夢ではない。
けれど、最近、日本代表は少し注目されるようになっているので、研究もされるようになってきている。
・守備・・・今まで全力で全員で守備をしていたからこそ、失点が最小限だったけれど、攻撃陣が多彩な攻撃に重きを置くようになると、2~3点の失点をするようになってしまった。守備の課題は続く。とくに前半早い時間の失点が増えている気がする。
・南米の個人技への対応・・・ヨーロッパサッカーには慣れてきた日本選手だけれど、南米の個人技で突破されると無力になる。
・W杯ではどの国も「負けない戦い」をする。決定打不足とディフェンスの課題、これを徹底させなければ、今回のような楽しい試合を見ることは難しいだろう。

もう1つ高い壁を乗り越えられるか、乗り越えられず予選で大敗するか、どちらかの戦いになるのではないかと思う。
私は今度のW杯で彼らはリスクは高くても成長する方を選ぶのではないかと思う。

ジョエルロブションのパン

2013-11-20 | 食べ物 未分類
ふたたびジョエル・ロブションのパン屋さん。

前回は牛頬肉のパンを食べるにはまだ暑いなぁ、と思い、買わなかったのですが、
今回はやっぱりここなら牛頬肉の煮込みのパンが食べたいでしょうということで、再度チャレンジ。
贅沢な味です。



栗の渋皮煮がごろごろと4個も入った贅沢なパンとクリームチーズのパン。
この2個はデザート代わりにしました。

フィギュアスケート:フランス杯

2013-11-18 | figure skathing、ice show
NHK杯が終わってスタミナ切れ気味。
いつも以上にざっくりと。

パトリック
SP、FSとも圧巻でした。
SPはトランジッションでパトリックの向こう側にジェフが垣間見えます。

羽生選手
SP:素晴らしいSPでした。1つ1つの技が豪快で気持ちよいです。パトリックとは逆に向こう側にジェフを感じない。対象的な二人。(テクニカルのことでなく)
FS:4回転を失敗して後半の体力が心配でしたが、よく頑張りました。3Aなんて2Aくらい簡単そうです。
なんとなく気になるのは、プログラム選び(ジャンプ構成は別)があまりにも守りに入りすぎていて、今度の五輪で早く結果を出したいんじゃないかな?満足したら、学校に戻って勉強に集中したいのかもしれない?となんとなく感じるものがある。

ブラウン選手
4回転なしで現在表彰台に上がってしまうのも複雑だけれど、彼も4回転が確実になったらすぐ試合に入れてくるんでしょうね。

ハン・ヤン選手
中国杯とは別人のような冴えない表情。中国杯にピーキングを合わせていたのかな?一蹴りの強さやジャンプの豪快さで見ていて飽きない選手です。


女子は安定のアシュリー。ロシア女子は代表が決まるまで混戦が続きそうな印象。その中で(今回出ていないけれど)リプニツカヤが一歩抜きんでている印象。

フィギュアスケート:NHK杯 アイスダンスFD,EX他

2013-11-13 | figure skathing、ice show
トリノイヤーにぐっと注目の集まったNHK杯。4人のトップスケーターの引退表明で1つの時代の終わりを感じますが、これだけいろいろな国のスケーターを知っていて、技術を理解していて、愛情をいっぱい与えるお客さんたちは、今後もスケートファンを引退しないでほしいです。



FDよかった~。

デイビス&ホワイト「シェヘラザード」
パワフルな二人にぴったりのプログラム。メリルの衣装が素敵。リフトの動きの速さとスムーズさが一段も二段も上ですね。
演技後に織田くんや真央ちゃんやハビエルがスタオベ。

カッペリーニ/ラノッテ「セリビアの理髪師」
いつもドラマチックなプログラムで大好きな二人。体格差があまりないわりに男性がパワフルだし、1つ1つの技術も素晴らしいと思う。日本で人気のあるアメリカのカップルたちに囲まれ、お客さんの反応が若干薄くててちょっとかわいそうだった。

シブタニ兄妹「マイケルジャクソンメドレー」
いつも上品な音楽の選択がうまいけれど、ちょっと違うジャンルのもやっといた方がいいのでは、と思っていたので、「これはいい」と思いました。
若い二人にぴったりです。きれいなツイズル、リフトのポジション、本当に素敵。

イリニフ/カツァラポフ組「白鳥の湖」
以前もバレエプログラム滑っていましたよね。
THEロシア!THE五輪プログラム!好きです。このプログラム。
リフトの時の女性のポジションが本当に素敵でした。アクロバティックさを強調するリフトより、こういう女性を綺麗に見せるためのリフトポジションって好きだな。



EX他

豊の部屋

ロシアスケーターが呼ばれなかったのは通訳の方がいなかったからですか?(通訳いなくてもきっと英語できそう、彼らなら)

「生まれ変わったら何になりたい」というどうでもいい質問より、もっと、今回の試合のこととかいろいろ聞いてほしかった。時間がなかったのか残念。



EX

もう、ここまできてテレビ前の私がヘロヘロ。

カッペリーニ/ラノッテ
相変わらずアンナの衣装が大好き!スカートのフリフリフリルが似合いすぎ。

ボロソジャー/トランコフ組
珍しく失敗が続く。調子を落とした状態で試合をする計画だったようで。GPFも日本だし、競技じゃなかったし、まぁよいか。

高橋選手
高橋選手が「マンボ」を滑り続けることは、私にとって、久保田利伸の代表曲は「LALALA LOVESONG」だと言ってあの曲を歌われることとちょっと似てる。
「これだけが彼の代名詞じゃないでしょっ!!!」とテレビの向こうの心の中で叫んでいる。まぁ、そんなのは私個人だけでしょうが、演技はよかったです。
これだけ「Time to say goodbye」を滑らないのは、最後の試合だけにしているのか、FSに変更しようとしているのか(それは考えすぎ?)。つい、そんな風に考えるのは、ビートルズは高橋選手に「この曲の世界観を表現したい」という「欲」を持つプログラムなのか?と思ってしまうから。
「欲」が燃えた時、高橋選手はとんでもない演技をしてくれる。高橋選手に対しては点数とかそんなもの凌駕するような演技を見せてほしい。と願っている。



・サンデースポーツ

真央ちゃんのワンピ素敵です。
織田選手へのノーリップサービス!真央ちゃんらしい。
織田選手の笑顔の理由は、練習から笑顔で滑る練習をしていた、それが少しでも競技で出せたのかな、というようなことを言っていました。
本当に笑顔って周りもハッピーにしてくれます。今回のNHK杯の主役は私の中では織田選手だったかもしれない。

フィギュアスケート:NHK杯 長い一日

2013-11-11 | figure skathing、ice show
今回のNHK杯は選手が観客側に挨拶してから、ジャッジ側に挨拶する人が多かった気がします。昔、印象的だったのは国別のパトリックがそうだった。

アイスダンスの後半グループがゴージャスすぎます。

デービス/ホワイト組「マイフェアレディ」
チャーリーのタキシード姿が結構好き。
3年連続の来日。世界王者でアメリカ人なら、ヨーロッパに行きそうなものの、日本を愛してくれているのが分かります。
メリルの細腕の筋肉!あれだけのことをするにはこれだけ鍛えなければならないのか。

カッペリーニ/ラノッテ組
相変わらず、アンナがかわいい。アンナの衣装はいつも似合っていて可愛い。
ちょこちょことミスがありましたが、この強豪の中で2位と素晴らしい成績。

シブタニ兄妹組
マイアが成長期なのか、いろいろなことを慎重に滑っている印象。相変わらず二人とも音楽解釈が上品だし、それでいて、アメリカの選手らしくはじける部分もあって素敵です。

イリニフ/カツァラポフ組
いい演技でした。あの時代に舞い込むような楽しい演技でもっと上位に行くかと思いましたが、いかんせん、アイスダンスの評価は分からない。カツァラポフがツイヅルでどこかへと飛び出しそうな勢いだった。

シニツィナ/ジガンシン組
とってもよくて、お客さんものってきて、さらにのっちゃえ!というところで、女性が転倒、頭真っ白という印象。
次はきっといい演技、いい評価ですよ。

リード姉弟組
いつもクリスはどうかしら?と心配しながらこわごわ見ているのですが、今日はそういうのを忘れるような楽しい演技でした。



ペア

お客さん、長丁場で体力温存気味。使うところはここ。

ボロソジャー/トランコフ組
失敗する気がしません。
最後の方のリフトがとてもきれいでした。
4年前のGPFでテッサ&スコット組のFDの時のような、讃えて五輪に送り出すという感じを受けました。

高橋/木原組
高橋選手が体調不良ということですが、がんばって滑り切りました。短い期間でこれだけのことをよく成し遂げたものです。
中国の張だって、トリノ五輪銀までとって一からやり直している、二人も頑張ってほしい。
あせらず、長い目で頑張ってほしい。



男子

高橋選手と織田選手で1-2フィニッシュ!二人とも、GPFへ可能性をつなぎました。よね?

高橋選手
気力でジャンプを降り切った印象。がむしゃらに勝ちを掴みとる高橋選手を久々に見ました。そういえば、ポール・マッカートニーが来日。


織田選手
最初のジャンプが3Tになって、あぁ、この後のジャンプ間違えないで!!!とはらはら。でも、どのジャンプも着氷後の流れがよくて、最後のステップはまさに織田君ここにあり!というみんなをハッピーにしてくれるよいステップでした。
SPで微妙な判定があったので、少しハラハラしましたが、そういうことも、五輪代表枠のこともいろいろな葛藤がある中でそれを制してよい演技をした織田選手は何かを乗り越えた印象です。よかった。

アボット選手
4回転が3Tになったけれど、アボット選手の中ではかなりまとまったプログラムでよかったです。終わった後の涙。表彰台もついてきました。

リッポン選手
牧神の午後は「アポロン(←私の中のイメージ)」なリッポンにぴったり。
少し、クロスが多いような気がしますが、なかなかまとまってました。

フェルナンデス選手
JOでリラックスした雰囲気であれだけのことをしていたので、試合に(ISU公式の)なったらどうかな?と思ったのですが、僅差の勝負はストレスだったのでしょうか。
ジャンプの計算しながら頭がどんどん真っ白になっていったような感じでした。
でも、本当はフェルナンデス選手みたいな人が天才肌というんだろうな。その気になればどこまでもすごいジャンプを跳んでしまうのに。

無良選手
カナダから上向きになった印象。ショーグンの肩のいかつい動きが無良選手のイメージなんだよな。

メンショフ、ボロノフ
SPでトランジッションと言ったんですが、表現力と言いたかったんです。



お客さん、最後までエネルギッシュ。

浅田選手
衣装が昔のものに。
久々に3Aを安心して見ました。今回もフリーレッグがついてしまったけれど、まわり切っている印象(回転不足判定でしたね)。こんなに力強く感じるのはいつ以来だろう。プログラムを攻める気持ちが伝わりました。最後の表情が印象的。精神的にとても落ち着いていると思う。

ラジオノワ選手
他のシニア選手と競わせるのが気の毒に感じるくらい体が軽い。
プレッシャーをはねのけて、難易度の高いジャンプを次々と決め、クリーンな演技。感激している姿がかわいい。

鈴木選手
衣装が本当に素敵。お腹の〇がちょっと気になるけれど、そのレースが綺麗だから使いたかった気持ちもわかる。
演技を挽回したいという気持ちがうまくかみ合わなかった印象。ホームでいい演技をするってやっぱり、難しい。

ゴールド選手
最初の3Lzで転倒するけれど、後半は決めました。素直で質のよいジャンプ。

マルケイ選手
なかなかよい演技。この衣装も好き。

宮原選手
トラブル後によく頑張りました。上々のシニアデビュー。
そういえば、昨日の宮原選手のSPの衣装はシェン・ツァオ組の「タイスの瞑想曲」の衣装を思い出すものがあった。

ナガス選手
トラブルがあって氷上で20分待たされて。かわいそうに。
本当はもっと出来る子です。とみんな思っているに違いない。

フィギュアスケート:NHK杯 男女ペアSP 別格の首位

2013-11-09 | figure skathing、ice show
昔からぼんやりとNHK杯は見ていたけれど、ルールとかまったくわからなかったので本当にぼーっと見ていた程度。

それが、トリノイヤーで荒川さんを応援するのに他のスケーターも見ておこうと思ったGPシリーズで高橋選手と織田選手のエース争いや中野選手のシンデレラストーリーであっという間に虜に。当時はSPで僅差でFPへという展開だったので、観る方も「どうなるんだろう?」というわくわく感がありました。当時はスケーティングを見て上手いとか、このスピンはレベルが高いとかWrongEdgeとか回転不足とかそれ以上にジャンプの種類の見分け方も分かっていなかったので、ジャンプが全部成功できるか否か、という単純な見方だったのですが、その方が結構楽しかったかもしれません。あれからもう8年が経ってしまったのかぁ。早いなぁ。GPシリーズでも参加選手みんなレベルが高くなりましたよねー。


男女共、第一滑走者からなんか豪華。こうしてメンバーをみると、いかに上位に食い込むのが難しいか分かります。
今日のお客さんは素晴らしかった。
ポジションにつく少し前の選手の集中を高める時間にきちんと静かにすることはもちろん、男子の時はジャンプは高難易度の連続なのでジャンプエレメンツが終わるまで、集中するように見ていたし、失敗した選手にも成功した選手にも惜しみない拍手をしていました。

アダム・リッポン
3Aで軸が崩れたと思ったのに、空中で修正。前回もそうだったような。4Lz→4Tにという選択肢があるところがすごい。
根性が入った感じ。きっとコーチと相性がよいのでしょうね。

マックス・アーロン
元ホッケー選手ということに納得。防具が似合いそうなホッケー体系だもの。やっぱり、前半は高橋選手の振り付けと似ている。

メンショフ選手、ボロノフ選手
昨シーズンよりさらにトランジッションが凝っている印象。二人ともミスがあってもなんとなく嬉しそうにはにかんだ笑顔が印象的でした。二人共ロシアの選考で泣かされているだけに、なんか応援したくなってしまうスケーター。

アボット選手:
この方もいつもジャンプでドキドキしています。プログラムは本当に素敵。佐藤有香コーチとスケートの美意識が合うんだろうな、アメリカの選手の中で珍しく長く師事してますね。

無良選手:
このプログラムいいですね。動きが楽しい。無良選手も踊って魅せるようになったなぁ。ジャンプも頑張ってよかった。

織田選手:
正直、90点台出ると思いました。あの4-3で回転不足をとるのはジャッジでも意見が分かれると思う。本田さんがスローでみてもまわり切っているかと思ったというほどですから。
点数は残念だけど、お客さんをハッピーにしてくれる快心のプログラムでした。
久々のNHK杯で私たちの大好きな織田信成が還ってきた!という印象。SPのジャッジングに惑わされず、FSも頑張れ!

フェルナンデス選手:
なんだか、会場がちょっと上の空のような。いや、みんなフェルナンデス選手に好感を持っていると思うけれど、日本男子の枠争いに気持ちが持って行かれているんです。きっと。(高橋選手の前)
衣装とトランジッションが楽しい。フェルナンデスの明るい個性にあったプログラムでした。4Sはミスしたけど最小限でとどめた印象。初戦でまぁまぁの出来。

高橋選手:
「スーパーサイヤ人になってしまった」と思ったのは、これで二回目。いや、2008年の四大陸も含めると3度目。
前回は昨年の全日本。いつも演技後にシューッと元の悟空に戻るのですが、今回は演技後もスーパーサイヤ人のままという印象。
スケート・アメリカからそんなに時間が経っていなかったので、ジャンプの修正は難しいと思ったのですが、ジャンプというより高橋選手が戦闘モードに変わってしまった。
モロゾフコーチが涙する姿を見て、「やっぱり、この人は高橋大輔というスケーターが大好きなのだな」と思いました。(他のスケーターが去っていく理由がなんとなくわかる…)
衣装の真ん中のビーズは闇の中の一筋の光なんだな。



浅田選手:
浅田選手の演技の時って他のスケーターと比較にならないくらいカメラマンのシャッター音がすごいんです。静かな出だしが多いので、あの音はすごく緊張させられると思う。でも、集中する浅田選手はすごい。
3Aを跳ぶときに力が入っていると思ったんですが、きちんとまわり切って降りました。2大会連続で降りたということは自信になると思うし、自分自身に自信を持っているような落着きを感じます。完璧じゃなくても70点台を超えている、これも浅田選手を強くさせる要素。
ジャンプの着氷でひやひやでもすぐに表情をやわらげて演技の世界へ。アメリカの時よりさらに「ため」が印象的に。
最初の3Aを跳ぶ前、お客さんが緊張しているのを感じました。
*よいこのみなさんは演技前は静かにしましょうね。保護者の方は入場前にきちんとお子さんに教えてあげましょうね。

鈴木選手:
3-2へのとっさの変更は正解、次の3Fは残念でしたが、リンクを大きく使ってよかった。

ラジオノワ選手:
3Lzで乱れて最後のジャンプで3T-3Tにするところがすごい。そういうリカバリの練習しているのがよくわかります。真央ちゃんのデビューの時のようにシニアの試合に出て、お姉さんスケーターの中で勝負すること、滑ることが楽しくて仕方ない印象。

ゴールド選手:
美貌がコルピ選手クラス。(同列ベルビン、ナフカ等)。何を着てもゴージャスに見えます。名前もグレーシー・ゴールドって完璧でしょう。
この難しい曲調をつかんでよく滑りこなしています。

マルケイ選手:
快心の演技!挨拶しながら、コーチに目を配る彼女がかわいかった。

レオノワ選手:
パイレーツリターン。ジャンプでミスをしても楽しく滑る姿が好印象。新星が乱立するロシアですごくベテランっぽくみえてしまって気の毒。

ナガス選手:
1つ1つの技術の質が高くてアピールも好感がもてて好きなのですが、残念。

宮原選手:
3Lz-3Tは残念でしたけれど、大舞台であれだけのことをよくできました。
家族に「体は小さいんだけれど、顔は大人の美人の子がいる」と言ったら「本当だ」と言われました。

ゲデバニシビリ選手:
体が急激に細くなった印象。腕とか。これだけ体系が変わってはコントロールが難しいのでは。



ペア:コーチ陣の方に目が行ってしまう、キス&クライ。ツァオさん、セレブっぽい。選手より目を引き付けられるジマーマン。

高橋/木原組
THE ICEで見たときよりさらに難しいことをしてる!
日本の若い男性の筋肉って細い人が多いから、なかなか難しいだろうと思っていたのですが、こんなに短期間で上達する姿を見ると涙腺がゆるくなります。歳取ったなぁ。成龍ってジャッキー・チェンも、ですよね!?

ボロソジャー/トランコフ組
別格。
今まで、応援するぞ!楽しむぞ!という雰囲気から、「さぁ、五輪勝負プログラムを見るぞ」という空気に変わった。日本ファンの得意とするワルツの手拍子が入る余地がないほど。
技術的には少しだけ硬いような気もしたけれど、とても安定している。最初の出てくるところから、細かいところまで行き届いているんですよ。タチアナが手をすっと差し出すのがいつもエレガントだったり、マキシムの表情が印象的だったり。最後に手首につけてある(なんていうんですか?)のを渡すところなんかロシア的ドラマチックさで素敵。
衣装も別格。THE勝負衣装。