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La douce vie

sweetsや美味しいもの,雑貨,映画,art,音楽,本,マンガ,スポーツ観戦,ice show,旅行等ゆるブログです

映画「夢を生きた男 ザ・ベーブ」

2023-09-07 | cinema/観劇/舞台
伝説のホームラン王、ベーブ・ルースを描いた伝記映画。20世紀初め、あまりのワンパクぶりに親から見捨てられ、ボルチモアの少年感化院に7歳で入れられたルース。
彼はここでも手がつけられない問題児だったが、ある日、神父に野球の才能を見出される。
以来、ルースは野球に夢中になり、順調に成長、みごとメジャーリーグの選手となった。

野球を見ない人でも誰でもが知る選手。
ジョン・グッドマンは役にぴったりだけど、若い役をやるには少し厳しい…。でも、ベーブ・ルースの役をやるのはこの人しかいなかったんだろうというアメリカ人の感覚は分かる気がします。

偉人的なエピソードしか知らなかったので、彼のあるエピソードは、やはり人並み外れた才能がある人は一癖も二癖もあるものなのかな、それをひっくるめて人気があったのかな、とも思います。


映画「ホテル・ムンバイ」

2023-08-21 | cinema/観劇/舞台
2008年のインド・ムンバイ同時多発テロでテロリストに占拠されたタージマハル・パレス・ホテルでの人質脱出劇を映画化。
インドを代表する五つ星ホテルが500人以上の宿泊客と従業員達がテロリストたちによって人質にされ、ホテルが占拠された。テロリストにより、次々と殺される人々。
客を逃がすために、ホテルに残ったホテルマンやそれぞれの状況下で脱出を試みる客。

実話を元にした映画で自分が海外旅行へ行った時、巻き込まれたら、と想像すると怖くて、その晩悪夢を見ました。

映画「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」

2023-08-03 | cinema/観劇/舞台
世界中で親しまれているベルギーの漫画「タンタンの冒険旅行」を3D映画化。少年記者タンタンと相棒のフォックステリア犬のスノーウィが繰り広げる冒険。
スティーブン・スピルバーグ監督、ピーター・ジャクソン製作の強タッグ。
17世紀に洋上でこつ然と消えた船、ユニコーン号の模型をフリーマーケットで購入したタンタンが模型のマストに隠された暗号を解きユニコーン号の財宝を手に入れようとする者たちに追われながら冒険に出る姿を描く。
タンタンを読んだことがないのですが、この映画にだけ関して言えば、スピルバーグが監督してるだけあって、インディ・ジョーンズのよう。実写の制約から解き放たれて、動きまくります。

タンタンはあのイラストのままであってほしかったな。実写化とかCG化されると原作の私のイメージとかけ離れてしまう。ピーター・ラビットもそうだし。黒目がちだと思ってたけど、青い目なの?という不満も。
そういう個人的不満をさておけば、3Dの子供向けインディ・ジョーンズ(スピルバーグが監督だからか?)といった内容で楽しめる映画です。

映画「インターステラー」

2023-07-17 | cinema/観劇/舞台
地球の気候変動で、食物不足が深刻化した地球。
元パイロットで、農家の主人公。息子と娘は理系で才覚があるが、地球の現状から農業を勧めらる。
ある時、父はひょんなことからNASAの宇宙飛行士として、第二の地球を探す旅に出る。
まだ、成人してない息子と娘を自分の老いた父親(祖父)に任せる。
息子は理解を示すが、娘は最後まで反対する。
宇宙戦艦ヤマトのように、新たな地球を探索。失敗、困難、仲間の死、時間軸が地球と違うので、1分一秒無駄にできない星もあり、宇宙探索は恐ろしい。

長い映画だけれど、先が気になり退屈しない。
有名だけど、難しい理論の話がよく出てくるが、何となく理解できる(冷汗)
妻を亡くして、まだ、成人してない子供を置いて宇宙へ飛び立つのは、根っからのパイロットなのだと思う。
ブラック・ホールに吸い込まれた後に起きる話は非常に小説的。
一冊の本を読むかのような充実感のある映画でした。

金曜ロードショー放送「コーダ あいのうた」

2023-07-01 | cinema/観劇/舞台
海の町で中の良い両親と兄と暮らす高校生のルビー。彼女は家族の中で1人だけ耳が聞こえる。
幼い頃から家族の耳となり、通訳をしてきたルビーは家業の漁業も手伝っていた。

新学期、合唱クラブに入部したルビーの歌の才能に気づいた顧問の先生は、都会の名門音楽大学の受験を強く勧めるが、 家業の手伝いや通訳が必要な時にルビーが不在で家族は困った事に。
歌のレッスンに夢中になりながらも、ルビーは自分の夢よりも家族の助けを続けることを決意するが……。

ハンディキャップを抱えた人達も明るく皆と同じように生活していたり、孤独を抱えたり、傷つけられたりしながら生きている。いつも家族のために通訳をしているルビーも自分の人生をあゆみたい。夢を追うか、家族を守って夢を諦めるか、思春期の彼女は揺れる。

今回、映画タイトル前に「金曜ロードショー」と付けたのは、こういう人間模様を描いたドラマを金曜ロードショーで観るのが久々に思えたからです。
昔はもっと地上波で映画の放送は多かったし、かなり昔の話だけれど「クレイマー・クレイマー」とか放送してくれていたんですよ。(金曜ロードショーだったか、定かではないが、地上波放送でという意味)子供ながらに考えさせられたものでした。最近では「ボヘミアン・ラプソディ」や「スタンド・バイ・ミー」も放送してくれましたね、嬉しかったです。(もちろん、SF超大作も楽しんでますけどね)

誰しもが人生順風満帆だったりするわけではないし、悪意を向けてくる人たちもいる。青春時代に自分の夢を追いながら、家族を支えなければならない、そういう女の子が主人公の映画を地上波でテレビをつけたら見られるような時間帯に吹き替え版で放送することで、普段人間を描いた映画にそれほど興味ない不特定多数の人に届くチャンスを与えた金曜ロードショーのラインナップを決めた方の心意気に感謝したいです。

映画「スキャンダル」

2023-06-15 | cinema/観劇/舞台
アメリカの放送局FOXでのセクハラ事件を元にした映画。

アメリカで視聴率ナンバーワンを誇るテレビ局FOXニュースの元・人気キャスターのグレッチェン・カールソンが、CEOのロジャー・エイルズを提訴した。
FOXニュースの看板番組を担当するキャスターのメーガン・ケリーは提訴に対して反論をすることもなく、沈黙を守る。局の中では訴えたり、訴えた側に加担すれば、この業界でやっていけなくなる不安

局内にはバービー人形のような女性ばかり。
ロジャー・エイルズは女性に遠まわしな言葉を使って要求する。女性たちは気まずくならないよう、冗談として受け流すようにするが、ロジャーはさらに自分の権限を示して不安をあおる。

ニコール・キッドマン、シャーリーズ・セロンとは気付きませんでした。それもその筈、実話を元にしており、特殊メイクに近いメイクで本人(アメリカであれば誰でも知っている方達だからなのだろう)に似せているそうです。そのメイクをしたのが、カズ・ヒロ氏、受賞しています。当時、このニュースは見ていたけれど、この映画だったんだ、と、改めて納得。

映画「チェンジング・レーン」

2023-06-02 | cinema/観劇/舞台
ニューヨークの弁護士のギャビン(ベン・アフレック)は、担当している裁判に出廷するため、ハイウェイを走行。
一方、妻子と別居中のギプソン(サミュエル・L・ジャクソン)は、子供の親権をかけて裁判に遅れないよう、同じく車を走らせていた。
ギャヴィンが強引な車線変更をしたため、2人は接触事故を起こす。
ギブソンはきちんとした処理を望むが、ギャビンは仕事を優先させるため、仕事のファイルを落としたまま、一方的に走り去ってしまう。
ファイルを落としたことに気づいたギャビンと彼のせいで裁判所に遅刻したギブソンが再会し、激しくやり合う。
やがてギャビンは、上司で義父のデラーノ(シドニー・ポラック)に、ファイルを偽造して事なきをえるよう指示されるのだが・・・。

怒りと負の連鎖。ここまでやるのはさすがにやり過ぎだけど、今のアメリカ社会では他人事と思えなそうな話だと思いました。

映画「アンカー・ウーマン」

2023-05-22 | cinema/観劇/舞台
若くして事故死した女性アンカー、ジェシカ・サヴィッチとその恋人ロン・カーショーをモデルにした映画。

ニュース番組のアンカーウーマンを目指すタリーは、マイアミの小さなローカル局に採用され、プロデューサーのウォーレンの目に留まる。彼はかつて全国ネットのメイン番組で人気・実力ともにトップのアンカーだったが、ある事件がきっかけで辞めていた。ウォーレンは次第にタリーにアドバイスするようになる。タリーは徐々に人気も上昇。やがて、フィラデルフィアのTV局から報道記者としての仕事が舞い込んできた。

ミシェル・ファイファーが波に乗っている時の映画なさのに、なんだか見る気がしなかった。ロバート・レッドフォードとの組み合わせがベタだと思ったのだろうか?確かに絵になるお二人です。
テレビ局になんとか入り込んだ主人公がプロデューサーと恋をして、お天気お姉さんから、リポーターを経て、アンカーウーマンになるシンデレラストーリー。

映画「幸せへのまわり道」

2023-05-10 | cinema/観劇/舞台
雑誌記者のロイドは姉の結婚式で長らく疎遠だった父ジェリーと再会するが、家庭をないがしろにし自分たちを捨てた父をいまだに許せずにいた。
数日後、ロイドは取材のため子供向け番組の人気司会者フレッド・ロジャース(トム・ハンクス)を訪ねると、彼は会って間もないロイドはインタビューを受けるが、逆にフレッドから質問を受け続ける。

フレッドという人は子供番組の司会者として名を成していく中で、自分の影響力を知り、どう人と接するか、ということを常に考え、実行してきた人なのだろう。
ロイドの中に潜む問題に気付き、ロイド自身に向き合わせようとする。反発するが、一方でフレッドに魅力を感じているロイドは徐々に自分へ向き合うようになる。

トム・ハンクス主演。
もう、やや高齢な役までやるようになってきました。若作りせず、年齢より上に見せているのもあるだろうけど、昔とは違う幅広い役どころを演じる役者さんになられました。
有名人や著名人になると、チヤホヤされ自分の立場に酔い、傲慢になる人もいる一方で、自分の立場を自覚し、謙虚さを心掛け、さらに自分の影響力を良い事に使おうと決心し、自分を率し行動できる人がいますが、トム・ハンクス演じるフレッド・ロジャースはまさに後者の方ですね。

映画「身代金」

2023-04-28 | cinema/観劇/舞台
56年の映画「誘拐」のリメイクだそうです。
新参航空会社のオーナー、トムは一代で財を成していた。ある日、息子が誘拐されてしまう。
トムは、FBIの手を借りずに自力で解決しようとするが、身代金の受け渡しは結局失敗。犯人の度重なる脅迫に富むは「犯人を捕まえた者に、賞金二百万ドル(身代金のお金)を与えるとテレビで公表する……。

メル・ギブソン主演。ゲイリー・シニーズも出ていたとは。
予想してたより、面白かった。
子供を誘拐された親が警察の対応に不安と不満を覚え、犯人と直接交渉を始める。
犯人サイドは主導権を奪われ、予定通りにはいかなくなる。

トムの強引な行動を思うと、現実世界ではこの夫婦はこの後うまくいかなくなった気がする。