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La douce vie

sweetsや美味しいもの,雑貨,映画,art,音楽,本,マンガ,スポーツ観戦,ice show,旅行等ゆるブログです

映画「小説家をみつけたら」

2024-02-08 | cinema/観劇/舞台
良作。
黒人の高校生ジャマール・ウォレス(ロブ・ブラウン)は、バスケットボールの有望な選手。実は頭もよく文学少年だったが、友人たちにはそのことを隠していた。
ある日、友人たちにけしかけられ、忍び込んだアパートの部屋の老人と知り合う。
その老人は40年前にピュリツァー賞に輝いた処女作一冊だけを残して文壇から消えた幻の小説家、ウィリアム・フォレスターだった。
最初は怒っていた老人だが、ジャマールの文才に影響を与え始める。
ジャマールはバスケットと隠していた頭脳明晰さを評価され、エリート校へ転校する。
新たな学校生活を始めるジャマールだが、ロバート・クローフォード教授が、ジャマールの提出した作品のタイトルがフォレスターの昔発表したエッセイと同じ副題を持っていることを糾弾するという事件が起こった。ジャマールの退学処分が検討される。

ジャマールが清々しい青年で、引き込まれます。
セントオブウーマンを思い出す。話の予想はあまりにも思った通りで、過去に見たのを忘れたのだろうかと思った。
ウィリアム・フォレスター役をショーン・コネリーが好演。

映画「引っ越し大名!」

2024-01-22 | cinema/観劇/舞台
姫路藩書庫番の片桐春之介(星野源)は、書庫にこもりっきりで人と話すのが苦手な引きこもり侍。あるとき、藩主の松平直矩(及川光博)は、幕府に姫路から大分への国替え(引っ越し)を言い渡される。当時の”引っ越し”は全ての藩士とその家族全員で移動するという、費用と労力がとてもかかる超難関プロジェクト。
これを成し遂げるには、引っ越し奉行の手腕にかかっている。お国最大のピンチに、いつも本ばかり読んでいるのだから引っ越しの知識があるだろうと、春之介に白羽の矢が立つことに。
突然の大役に怖気づく春之介は、幼馴染で武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)や前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)に助けを借りることに。こうして引っ越しの準備が始まった!

人数10,000人!距離600km!予算なし!?

果たして春之介はこの一世一代のプロジェクトを知恵と工夫で無事に成し遂げ、国を救うことができるのだろうか?!
(松竹HPより)


星野源主演。

どうやって費用を捻出しよう、というのは武士の家計簿系。
途中乱闘シーンもあり、盛り上げどころも作っています。

高橋一生!こういうがなる演技もするんだな、と、感心。

映画「あかね空」

2024-01-08 | cinema/観劇/舞台
山本一力の直木賞受賞作を内野聖陽&中谷美紀主演で映画化。

京で豆腐作りの修行を積んだ永吉と江戸っ子のおふみ。江戸で出会ったふたりはすぐに惹かれ合い、深川の長屋に小さな豆腐店を開いた。永吉が作る京の豆腐は江戸の人々にはなかなか受け入れられなかったが、気丈なおふみの努力のかいあって店は次第に繁盛しはじめる。
彼らはやがて3人の子どもにも恵まれ、幸せな日々を送っていたが……

苦労はありつつも、周囲の親切に幾度となく救われます。そんな夫婦にも子育てには苦労があり…。

今やキャリアを重ねた内野さんと中谷さんが瑞々しく、今もお若く美しい中谷美紀さんですが、キャリアを積み重ねているんだなと思いました。内野さんも今では重厚な雰囲気ですが、この頃は若々しいです。

映画「イエスタデイ」

2023-12-16 | cinema/観劇/舞台
ビートルズとエド・シーランのファンにはたまらない映画。

自分以外、ビートルズを知らない世界になってしまったら…。
ミュージシャンを目指す主人公はビートルズの曲を歌って発表し続け、名声を得ていく。
イエローサブマリンのシーンが可愛かった。
ビートルズを中途半端にしか知らない私にも、それなりに楽しめるけれど、エド・シーランに関してはほぼ知識がないので、今、人気がある人という目で見ている。
映画でビートルズのいわゆる聖地巡礼もできる。

映画「仕掛人・梅安」

2023-11-25 | cinema/観劇/舞台
品川台町の藤枝梅安(豊川悦司)にはふたつの顔があった。腕の良い鍼医者の 表の顔と、“蔓(つる)”と呼ばれる裏稼業の元締から金をもらって、生かしておいては為にならない奴らを 闇に葬る冷酷な“仕掛人”の裏の顔だ。
ある晩、仕掛の後、仕掛人でもある楊枝作りの職人・彦次郎(片岡愛之助)の家に泊った梅安は、帰り道、浪人・石川友五郎(早乙女太一)が刺客を斬り捨てる場面を目撃する。刺客が死んだことを確かめ、医者が出る幕ではないと悠然と立ち去る梅安を、浪人はにらみつけていた。その後、梅安は蔓である羽沢の嘉兵衛(柳葉敏郎)から料理屋・万七の内儀おみの(天海祐希)の仕掛を依頼される。三年前、万七の前の女房おしずを仕掛けたのは他ならぬ梅安だった。
梅安は、万七の女中おもん(菅野美穂)と深い仲になり、店の内情を聞き出す。おもんの話では、おしずの死後、おみのが内儀になってから、古参の奉公人たちが次々と去り、店の評判は落ちているのに儲けだけはあるという。おみのは店に見栄えのいい娘を女中として雇い入れ、客をとらせているのだった。
おしず殺しの依頼人はおみのなのか...殺しの起り(依頼人)の身元を探るのは、仕掛人の掟に反すると知りながら、梅安は三年前のいきさつを知りたいと思い始めた。そして、初めておみのの顔を見た梅安は息を吞む。それは梅安に暗い身の上を思い出させる対面だった...。(HPより)

池波正太郎の人気小説を映画化。

天海祐希さんは普段は仕事は出来るしリーダーシップはあるけれど、コミカルなキャラクターを演じる事が多いように思いますが、この映画では美貌と凄みで悪女に扮します。非常に魅力的。

ただ、映画の脚本には疑問。つまらないというのではなくて、原作から話を膨らませていると思うのですが、依頼されていない人を手にかける数が多すぎて、これでは、裏稼業のビジネスとしては成り立たなくなるような?という職業意識での方への疑問です。ダークヒーローという存在と違うと思うから。ただ、見てる方はスッキリするかも。

梅安役は豊川悦司さん、最近、テレビで見かけたら案外冗談が好きな人だったんだ、と初めて知り、ちょっとイメージが変わりました。

映画「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」

2023-11-13 | cinema/観劇/舞台
現代アメリカの移民問題を取り扱った映画。

違法入国者もいろいろいて、家族の生活のためにする者もいれば、アメリカンドリームの成功を夢見る人もいる。
そこにつけいる者もいる。

タイトルからすると銃撃戦だったり、巨悪と戦いそうなイメージだけど、個々の人々を描いている。

映画「コッホ先生と僕らの革命」

2023-11-03 | cinema/観劇/舞台
ドイツサッカー界の父と言われるコンラート・コッホの実話を映画化。
第一次大戦前、反英感情の高まる帝国主義ドイツに、初の英語教師としてイギリスからコンラート・コッホが赴任してくる。
コッホは、イギリスや英語に対する偏見を植えつけられていたり、身分差別的態度を取る生徒たちの心を開かせるため、授業にサッカーを取り入れることを思いつく。
イギリス発祥のサッカーは反社会的なスポーツだと非難される。しかし、子どもたちは次第にサッカーの虜になっていき、抑圧されていた自立心を取り戻していく。

ドイツに帰国した旧態依然とした学校で英語教師が生徒にサッカーを広める話なのだけど、少し話の作りが雑なのが気になります。(サッカーというものを模索ではじめた生徒たちの上達がどの程度の時間経過を辿っていたか、とか)学園モノでよくあるパターンなので、古い映画なのかと思いましたが、そう古くもなかった。

映画「ゴーン・ベイビー・ゴーン」

2023-10-23 | cinema/観劇/舞台
ある日、4歳の少女アマンダが誘拐される事件が発生し、その3日後、警察の捜査に限界を感じたアマンダの叔母夫婦が、街の裏側に精通するパトリックたちのもとに捜索依頼に現われる。誘拐事件では自分たちの出る幕はないと、あまり気の進まないままアマンダの行方を調べ始めるパトリックとアンジーだったが…。

正直、ゴーン・ガールと勘違いしてみましたが、すぐ違う映画だと気付きました。
事件を追っているうちに、パトリックは事件の真実に辿り着くのですが、最後にパトリックが選んだ行動は正しかったのか?

映画「ニック・オブ・タイム」

2023-10-11 | cinema/観劇/舞台
妻を亡くした税理士のジーン・ワトソン(ジョニー・デップ)は、幼い一人娘リン(コートニー・チェイス)を連れ、新天地にLAにやって来た。
駅に降りてすぐ、警察を装った男スミス(クリストファー・ウォーケン)らに拉致され、「午後1時30分までにある人物を殺せ。失敗すれば娘の命はない」と脅迫される。
拳銃と標的の写真を渡されたワトソンは、指定されたホテルに着くが、標的は州知事のグラント(マーシャ・メイソン)だった。
ワトソンは誰かに知らせ、助けを求めようとするが、スミスたちに妨害され…


犯人側の読みが甘い。これだけ長時間、脅しで人を動かしても、反撃や裏切る機会を伺うのは目に見えていると思う。失敗しても何度もあきらめない、ニックもメンタルが強い。

映画「ポンペイ」

2023-09-25 | cinema/観劇/舞台
正直、前情報がなかったので、見る前はドキュメンタリー映画とも思ったのですが、オリジナルストーリーでした。
ポンペイの町の人々の物語だけでは2時間もたないと思ったのか、グラディエーターの話が出たり、ローマのお偉いさん(キーファー・サザーランド)と、ポンペイの貴族の娘とグラディエーターの三角関係の物語が出てきたりと、実際のポンペイの災害の物語は最後の少しだけで、予想と違いました。
ポンペイの歴史が有名なだけに、「え?そっちなの?」という印象でしたが、最初からポンペイの歴史と切り離して割り切って娯楽映画と思えば、楽しめる映画だと思います。