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映画「仕掛人・梅安」

2023-11-25 | cinema/観劇/舞台
品川台町の藤枝梅安(豊川悦司)にはふたつの顔があった。腕の良い鍼医者の 表の顔と、“蔓(つる)”と呼ばれる裏稼業の元締から金をもらって、生かしておいては為にならない奴らを 闇に葬る冷酷な“仕掛人”の裏の顔だ。
ある晩、仕掛の後、仕掛人でもある楊枝作りの職人・彦次郎(片岡愛之助)の家に泊った梅安は、帰り道、浪人・石川友五郎(早乙女太一)が刺客を斬り捨てる場面を目撃する。刺客が死んだことを確かめ、医者が出る幕ではないと悠然と立ち去る梅安を、浪人はにらみつけていた。その後、梅安は蔓である羽沢の嘉兵衛(柳葉敏郎)から料理屋・万七の内儀おみの(天海祐希)の仕掛を依頼される。三年前、万七の前の女房おしずを仕掛けたのは他ならぬ梅安だった。
梅安は、万七の女中おもん(菅野美穂)と深い仲になり、店の内情を聞き出す。おもんの話では、おしずの死後、おみのが内儀になってから、古参の奉公人たちが次々と去り、店の評判は落ちているのに儲けだけはあるという。おみのは店に見栄えのいい娘を女中として雇い入れ、客をとらせているのだった。
おしず殺しの依頼人はおみのなのか...殺しの起り(依頼人)の身元を探るのは、仕掛人の掟に反すると知りながら、梅安は三年前のいきさつを知りたいと思い始めた。そして、初めておみのの顔を見た梅安は息を吞む。それは梅安に暗い身の上を思い出させる対面だった...。(HPより)

池波正太郎の人気小説を映画化。

天海祐希さんは普段は仕事は出来るしリーダーシップはあるけれど、コミカルなキャラクターを演じる事が多いように思いますが、この映画では美貌と凄みで悪女に扮します。非常に魅力的。

ただ、映画の脚本には疑問。つまらないというのではなくて、原作から話を膨らませていると思うのですが、依頼されていない人を手にかける数が多すぎて、これでは、裏稼業のビジネスとしては成り立たなくなるような?という職業意識での方への疑問です。ダークヒーローという存在と違うと思うから。ただ、見てる方はスッキリするかも。

梅安役は豊川悦司さん、最近、テレビで見かけたら案外冗談が好きな人だったんだ、と初めて知り、ちょっとイメージが変わりました。


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