しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

十三夜の月泳ぐ

2007-10-23 19:34:42 | Weblog
'07/10/23(火)
曇りのち晴れ 風弱い 温度max24.7℃ min10.8℃

育苗ハウスに年末の葉物野菜を作付けするために周囲の片付けをする。散乱した温床に敷いた古いポリや余った籾殻、トタン板、ポリポット、、、。片付けてからハウス内は肥料を入れトラクターで耕運する。草の種を発芽させるため古ポリで整地した地面を覆う。うまく草がでてきたら表面を動かして枯らしてから野菜を播種する予定。気候によるがハウス内は冬でも小松菜が約1ヶ月半くらいできる。ハウスといえども夜間は外とほぼ同じくらいに気温が下がる。かなり気温は下がるので冬のハウスは意外とおいしくきれいな野菜が出来る。
 昼の後はトンネル撤去と畑のあちこちに放置されたポリの回収をする。やっと残りのトンネルは2本だけになる。片付けて、草を刈り込み、トラクターをかけると畑らしくなるだろう。日没まで少しの時間は薪割りをする。薪小屋の外に置いて少し朽ちてしまった杉や欅の良い部分を自宅のストーブ用にし、残りは畑の焼き芋用にする。これからは毎日少しずつ薪仕事をすることになる。
 今日は十三夜。丸くない少し欠けた月は明るく、薄く流れる雲間を泳いでいるようだ。

ザリガニ捕獲

2007-10-23 08:20:44 | Weblog
'07/10/22(月)
晴れ 風弱い 温度max23.1℃ min---

小屋の掃除も最終段階にすすむ。薪を積んでいるところの周りのゴチャゴチャを片付ける。あとは少しずつ整理を続ける。気になっていたカエル池で大きくなったザリガニを田んぼに戻すことにする。これではカエルが産卵してくれないかも知れないと心配なので古巣に帰っていただこうというわけ。フレンチではエクルヴィスといいよく使われている食材。形もオマールに良く似ている。
 美香は野菜を卸しているウィンズフローへ、マクロビオティックの入門講座を受けに行く。陰陽を調和させる料理や自然療法に興味があり、その一環として参加した。そこで供された玄米ご飯は自宅で炊く食味とは別物だったらしい。炊き方がいかに重要かを実感したそうだ。どうも自宅では美味しく炊けないので玄米食から離れることも多い。改善したいと思う。
 午後は出荷の野菜を少々準備してから畑をトラクターで耕運。少し伸びてきた草がロータリーに絡み始めたので、再度ハンマーナイフで粉砕する。しかしエンジンが不調で出力が上がらない。エアーフィルターの汚れと感じていったん作業中止する。軒下で調べるとフィルターの下のオイルがドロドロだった。洗浄して新しいオイルをいれキャブレターも掃除する。機械仕事は明日に持ち越して草に覆われたトンネルを撤去する。やりながらもうこんな状態まで放置しないぞと心に誓う。