しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

そら豆は種とセイタカアワダチ草摘み

2007-10-29 20:04:29 | Weblog
'07/10/29(月)
晴れ 南西の風 温度max26.3℃ min13.5℃

風向きが南に変わり暖かい朝となる。出荷の収穫は美香がするので、私は畑の入り口を車止めの杉の丸太を移動して広くする。外れた看板を修復して取り付ける。ベニアは切り口から雨水が入るので、板でふさいでこれ以上の腐食をを防ぐ。 
 昼からはそら豆と絹さや、スナップエンドウなどを蒔く。管理機で溝を深めにさくって、ポトポトと種を落としていく。エンドウ豆は株間は狭くして霜害にそなえる。水戸市あたりの最低気温と同じになる畑の低い所は霜の害を激しく受けることになる。種は霜で枯れることを想定して少々厚く蒔く。そら豆は60メートル3列ほど。買い種と自家種の約半々で去年程度の播種量だが、自家採取分の発芽率が不安材料。畝間は収穫をしやすくするためにかなり広く設定した。絹さやは一条で蒔き両脇からキュウリネットで挟んで誘引する予定。これも収穫しやすいようにと風で倒伏するのを抑えるため。終えてからはヴィーノを連れてサツマイモの収穫にでる。今年は比較的巨大なものがなく良い形が多い。場所によってはコガネムシの食害が激しい畝がある。表面がかじられガタガタになっている。市場では売り物にならなくなるので慣行栽培農家は農薬防除を施すことが多い。
 収穫の帰りにセイタカアワダチソウの開花前の穂を摘む。乾燥させてからガーゼに包んで風呂に入れる。アトピーなどの皮膚のかゆみや身体の毒抜きの効能があるらしい。煎じてお茶にもなるがまだためしていない。そういえば虫さされのかゆみが激しかったのが入浴後の今日一日まったくかゆくなかった。憎き雑草としてしか見なかったが、利用できれば今後の扱いも変わってくるかもしれない。これは効いた!