しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

将来覚えていてくれるでしょうか

2007-10-13 19:23:15 | Weblog
'07/10/12(金)
晴れ 風弱い 温度湿度計不調

 しげファームの隣の平和幼稚園の畑は園児のサツマイモ掘りが行われた。園芸サークルのお母さんたちが続々とチャリで集まる。草取りがあるので立ち会うことはできなかったが無事に掘り終えたようで良かった。畑の周りが秋の日差しの中子供たちの声が響き賑やかだった。子供達には幼い日の楽しい思い出として生涯の記憶としてに残ってくれるのでしょうか?、畑の出来事はきっとそうなると思いたい。
 作業は除草の続きをする。今生える草は越冬するナズナやハコベなどがある。他にもいろいろ発芽しているが霜でも降りれば消えてしまう。今は小さくて成長もゆっくりなので安心していると、冬の間根を張らせて春にいきなり大きくなる。草に埋もれるとネギは誠に具合が悪い。今年はしっかり初期除草して春に楽したい。しかし草がある程度あると厳冬の激しい霜柱の被害も受けにくくなるのだが、、。
 午後より有機農業教室主催の高橋さんが講義内容などの打ち合わせにきてくださる。人前で会話をしたり話をすることは不得意ではない。もともとソムリエは客と話す時間は結構長い、というより会話が重要。聞く人を引き付ける話し方のカンを取り戻すのには不安はない。心配事は天候と農作業の兼ね合い。これだけは予定通り、人間中心というわけにはいかない。日程が決まっている講座と天気をうかがいながら仕事を進める農業とをうまく合わせて結果を出すことはいがいと気を使いそう。しかし収穫という結果は農家として出すことは最大の目標なので、その過程の努力をみてもらうことが一番の講座内容かもしれない。