しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

人参にエールを

2007-08-28 22:52:45 | Weblog
'07/8/28(火)
晴れ夕方より曇り 風弱い 温度max36.8℃ min23.2℃ 湿度max97% min54% 19:00-80%

人参の畝間の草取りをする。乾燥の極限にきている土を動かしたくなかったので放っておいたスベリヒユが大きくってしまった。一部最初の除草をしていないところもありそこはかなり巨大化している。もういい加減雨も降るだろうと思い作業開始。これから大きくなり生育の支障をきたす草だけを取り、地を這うような草は基本的に無視。今年の人参はまばらな発芽ではあるが、こんな砂漠のように乾いた悪条件の中でも良くがんばっていると思う。雨をじっとこらえて待っているようで「がんばれもう少しで降るぞ」とエールを送りたくなるくらい元気が無い。畝間の草は鍬でがりがりと削るだけなのでそれほど時間はかからない。そのあと大根を蒔くところに薄く肥料を入れる。大根は又根や肌目が悪くなるなどの原因になるので直前の強い肥料はご法度だが、ほんの気持ちほどは入れておきたかった。今日は皆既月食の夜だが、月は隠れていてすでに雲による月食中。風が涼しくなり東京湾方面で雷がなっている。しかし降らない時はとことん降らない。雨の気配だけがざわめく木々から感じるだけ。数年前にもこんなパターンの天候の夏があった。そのときの秋はどんなんだったか参考までに古い日記で調べてみようと思う。

オクラの花は食べたことはない

2007-08-28 07:42:57 | Weblog
'07/8/27(月)
晴れ 南風弱い 温度max37.4℃ min21.0℃ 湿度max98% min45%

苗の潅水などをしてからトラクターの軽油を買いに行く。数年前に食用油リサイクルディーゼルオイルの使用を試みたことがある。結局量をまとめなくてはいけなかったり、冬場の難始動性などで使用にはいたらなかった。今後ぜひ予定したいものだ。軽油もずいぶん値上がりした。いろんな面でコストが上がる。自給的な自然農ならば影響ないのだろうが、豊富な人手がないかぎり機械に頼ら無くてはならない現状。むずかしい課題である。燃料を補給してから更科の畑までトラクターをはしらせる。屋根の無いトラクターはもろ日差しを浴びて暑い。行く道の脇の草がところどころ除草剤で茶色く枯れていて、無毛の大地のような灼熱感を増長する。田んぼの稲は黄色く頭をたれ始めている。そろそろ稲刈りだと思うまもなく動くコンバインに遭遇。早場米の刈り取りが始まっていた。耕運する畑は草が多かったので今回は浅くうない草の根を枯らし、しばらくしてから再度深くうなうことにする。夕方からは苗を定植するところのチューブでの潅水をする。オクラの収穫をして食品店に届ける。オクラの花は食べることができるらしいがためしたことはない。南国出身らしい派手な花だ。日暮れまで秋作の場所に鶏糞や貝化石を入れうない定植や播種の準備をする。今年はちょっと畑の準備が遅れていて、すぐに使える状態のほ場が少ない。急いで準備したいが雨が少なく乾燥していてなか進まない。明日以降の雨の予報に何度裏切られてもまた期待してしまう。