ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第679号 お昼時、心躍らせた弁当

2011年11月14日 | 我が家のもろもろ
不用品の整理は続いている。
食器棚や食品庫からは弁当箱がこんなに出てきた。

息子は保育園時代、ご飯だけを持って行き、副食は園から出ていた。
小学校、中学校は完全給食。
高校生になると、コンビニや学内売店で買い求めていた。
大学生時代は学食だったから、完全な弁当持参はなかったと思う。

 

妻も働いてはいたが、弁当持参はマレ。
これらの弁当箱のお世話になったのは、私だけと言ってよい。

お昼になると弁当箱を包んでいる布をほどき、
ふたを開ける時の期待感とそれに続く喜び。
妻の笑顔や思いやりの心が浮かんできたものだった。

箱は時々買い足ししたり、おまけでもらった物もあり、
気分転換にそれらに詰め、変化に富ませてくれた。

一番のお気に入りは、この”鎌倉彫り(ベークライト製だが)”。”。
味が向上するような気がした。

 

弁当といえば苦い思い出がある。
独身時代、母が作ってくれた弁当には沢庵が。
当時は、アルミホイルやラップがなく、使われていたのは経木。
通勤の市電ラッシュ時、沢庵のにおいが広がり、顔が赤くなって
2停留所前で下車した。

もう、50年ほど前になるが、鮮明に覚えている。

今はコンビニの全盛時。
我が町のコンビニ1号店はいつ、どこだったのだろうか?
便利な時代になったが、弁当は栄養バランスを配慮しての
妻のが一番だった。


ミカエル



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