秋の夜長、皆さんはどんな過ごし方をされていますか?
昨夜、ここ函館では「落ち葉舞い散る秋の夜、家族みんなで、新しい発見に出かけませんか」と題し、文化・教育施設、民間施設が夜間無料開放されました。
主催は同ナイト実行委員会、事務局は函館商工会議所。
参加施設数は22。
無料のシャトルバスが運行されました。
私が見学したのは4施設。
①自衛隊の掃海艇うわじま ②赤レンガ倉庫群の警察コーナー ③巡視船びほろ ④日本銀行函館支店
最初の見学は、弁天町西埠頭に停泊中の海上自衛隊掃海艇「うわじま」。
電飾をしてのお迎えが嬉しかったです。
基準排水量は約560トン、乗組員数40名。無給油で硫黄島まで航海可能とか。
航海中の風呂、私物の洗濯はご法度。シャワーが2日に一度。
艇内の階段は、ほぼ垂直に近く、一段一段慎重に昇り降りしました。
一皿200円の海軍カレーを試食。
大人の私でも辛かったから、子供さんたちは「辛い、辛い」を連発。
残念ながら、私の皿にはご覧のとおり「福神漬け」 が添えられてなかったんですよ。
これなら、180円でしょうか?(笑)。
夜の赤レンガ倉庫群の間にある運河は幻想的。
でも、なかなかうまく撮れませんでした。
コンパクトデジカメだから?いえいえ、それを上手く使いこなせないからでしょう。
ここには、警察コーナーがあって、パトカー、白バイが展示。
似顔絵作成のサービスもあって、お子さんには人気の的でした。
ここから徒歩5分で豊川町埠頭に停泊中の巡視船「びほろ」へ。
大々的に電飾して迎えてくれました。特別な飾りとか。
総トン数は約500。階段は掃海艇よりもかなり緩やかで昇降がらく。
操舵室で保安官から機器の説明、荒海での遭難者の捜索・救助の苦労話を聞きました。
確かに厳寒の海での業務のきつさは、想像以上だろうと思いました。
操舵室から電飾した旧青函連絡船・摩周丸を狙いましたが、やはりイマイチ。
最後は日銀函館支店。
人気があり、家族連れで大賑わい。
行員の方が親切丁寧に日銀の仕組み、仕事内容、お札の歴史について説明してくれました。
三択式の日銀上級クイズに挑戦。
「成績優秀者には、認定書を送ります」とのこと。そうなって欲しいなぁー。
17時から歩き始めたカルチャーナイトもここで結び。時計を見たら19時半でした。
松風町から市電に乗って帰宅。
なかなか、個人では見学できない施設に入れて満足しました。
それにしても昨夜は良く歩きました。
スタートは青柳町・函館公園内の市立函館博物館。
ここで、昔懐かしい生活用品の展示物を観覧。
そして、十字街の旧丸井デパートのまちセン、旧西警察署の臨海研究所、西埠頭、明治館、豊川埠頭、市役所、日銀函館支店と巡りました。
さすがに疲れて昨夜はぐっすり。でも目覚めは爽やかでした。
関係者の皆さん、ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
※ おまけ
昨日、我が家の庭に雪虫の大群が出現。
ある気象予報士の解説によりますと、この虫が飛び始めた1週間以内には初雪が降るとのこと。
そうならないように願っているミカエル家なのですが・・・。