梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

男のプライド

2011-06-20 09:53:06 | 雑記
gooのランキングで傷つきやすい男たちと言う記事の中に「PRIDE]を国語辞典で引くと「誇り、自尊心」と出るが英和辞典で見ると「うぬぼれ、思い上がり」と出ると見た、そうだとすると自分が使っていた「プライド」と言う言葉はかなり違う意味になってしまう、
試しに同じ事をして見たら確かに英和では「うぬぼれ、思い上がり」と出る、別に「誇り」も併記されているが扱いはかなり下のほうだから味方によっては此方は特殊な使い方にも見える、
ためし「自尊心」を和英辞典で引いてみるとこちらには「PRIDE」が真っ先に出る、用法には「self respect」と「PRIDE」と両方出て来る、
どうやらこの記事を書いた方は一方だけを引いたのかそれとも「男の下らないプライド」と言う言葉と意識したのかも知れない、女性と若者はどちらかと言うと「プライドが高い奴」と言う用法で使う事が多いので英和辞典の言葉に合致する意味合いになるが「うぬぼれ」とか「思い上がり」と言う言葉はマイナーなイメージが多い、両方共「実力以上に」と言うニュアンスだからだ、しかし誇りや自尊心は「能力」とは関係は無い、自らに課した生き方の様な物である、誇りが傷つくと言うのは他人からどう見られたかではなく、「自分に恥じない」と言う事が大事なのだ、其れが他人から見て馬鹿げていると言われても譲れない自分の行き方、アイデンティティと表現してもいいだろう、
だから「お前がそう考えるのは思い上がりだ、うぬぼれるな」と言われる様な筋合いの物ではない筈である、そのランキングの一番に出ていた「所得が少ない」と言われるのがプライドを傷つけると言うのは私には理解出来ないのだが、
確かに「俺はもっと高額の給料を貰って当然だ」と言うのはプライドではなく「うぬぼれ、思い上がり」だろう、金の為に詐欺まがいの事を平気でする事は出来ない、たとえ高給でも人を食い物には出来ないと安月給でもその仕事を続けると言うのが「自尊心」である、若い異性にはかっこ悪いといわれても「自分はこの仕事を極め良い仕事をする」と言うのが「誇り」と言うものだろう、昔の西部劇に「誇り高き男」と言う映画が有った、原題は「The porud noes」となっている、此れを見る限り「英和辞典」の訳し方が若干偏っているような気がする、
因みに2位以降も生き方とは全く関係なく体力や年齢に関することが羅列されているが生きる事にポリシーを持って生きる事がっ重要だと思いたい