福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

違いが分からない(3)お茶、コーヒーなどの嗜好品も分からない 

2014年01月28日 05時53分45秒 | コラム、エッセイ

 嗜好品とは、一般的には栄養をとるためでなく、その人の好みによって味わい楽しむ飲食物。茶・コーヒー・酒などを指すとされるが、私はもう少し広くとらえていいのではないかと思う。人間の基本的は感覚にあげられる五感、すなわち目・耳・舌・鼻・皮膚を通して感じ取れる快感で、心理的満足感、高揚感にまで至るものではないかと思う。

 自動車のスピード感,ハーレーダビッドソンを中低速で走らせた際のエンジン音と振動、風の爽快感なども同じ様な効果が得られるが、あまり大型の装置、動きのあるものなどは嗜好品とは呼ばれない。

 一般的には食品や飲み物、香を楽しむアロマ、ペットの手触りなどの範囲になる。この分野は趣味性が強い。静かに一人楽しめば良いのに専門的知識を備え、ウンチクをたれる方などもおられる。嗜好のレベルまで入り込んでこられるのは迷惑でこのような方には近づかない様にしている。

 私の嗜好品は、というと緑茶、コーヒー程度、一部は香なのかな?酒もタバコもやらず、人付き合いも殆どない私が比較的お金をかけている分野である。ただ、私は何も分からない、すべて家内が選んだもので楽しんでいるだけ。飲みたいときにコーヒーがあり、緑茶があればそれで満足する。

 コーヒーの銘柄、産地などはいろいろ知っているが、私が何を飲んでいるのか、全く区別出来ない。緑茶は100グラムあたり3-5000円と、比較的高いのを用いているらしいが、同様に区別出来ない。私はこの分野でも味音痴である。

 家内は自分ではあまり飲まないのに、茶など私にいろいろ用意してくれる。休日などは半ば強制的に飲まされる。出勤時には500mlのガラスのボトルに茶を入れて持たせてくれる。何かで間に合わないときには病院に届けてくれる。飲みきれず持ち帰ると機嫌がが・・・などなどちょっと押し付けがましい。だから、私はいつも水腹状態である。

 要するに、私の嗜好品としてのお茶などは、無いと寂しいが、家内の買い物フリークを満足させてる意義が大きいようだ。味など分からないからどんなものでも楽しめる。味音痴は食事だけでなくこの分野でも生きている。
コメント
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