想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

言葉ではない…!?

2015-06-22 22:22:41 | 日記
ここのコンドミニアムを利用して、今年で3年目です。

ここにはコンドミニアムが30数軒あり、リゾート会社が運営をしています。
雪質が良いこともあって、冬場のスキー客が多いことで知られていますが、
特に、外国…とりわけオーストラリアからのお客さんが多く、
冬は、まるで外国…という雰囲気になると聞いています。

ところが、夏場ともなりますと、状況は一転。
この敷地内もそうですが、倶知安町の町中なども、地元の人ばかり…という感じです。
お客さんが少ないので、この敷地内で働いておられるスタッフも少ないのです。
また、そのスタッフの人たちの入れ替わりの早さ…? 多さには驚きます。
この管理会社だけでなく、多くのところでは、スタッフの入れ替わりが多いようです。
冬場に思いっきり働いてお給料をいただき、冬が終わるとこの町を出て行く…という
そんな働き方が定着しているのかもしれません。

今年、初めてみる男性スタッフさんは、とても働き者です。
敷地内の芝刈り、排水溝の掃除、コンドミニアムの外壁の塗り替えなど、
何でもしますよ…という感じで、今までの人には見られなかった行動力があります。
何よりも、仕事をするのが楽しそうなのです。

芝刈りの機械も大型ですから、耳栓代わりに(?)ヘッドフォンを付けておられるのですが、
そこから流れてくる音楽に合わせてでしょうか、身体がリズミカルに動いています。
外壁のペンキ塗りの時にも、身体が小気味よく動いているのです。
そして、いつも笑顔で、明るく話しかけてこられます。

相手に英語が通じようが通じまいが、そんなことは関係ないのです。
彼の、身振り手振りを使いながらの話しぶりを見ていますと、
ここでの時間を、お客さんに楽しんでほしいと思っておられるように見えます。

私は、ふと、ラスベガスに行った時を思い出しました。
そこで見た、シルク ドゥ ソレイユでの、コメディアンの人。
舞台でのその人は、身振り手振りで何かをぺらぺらと喋るのですが、
英語でもスペイン語でも、もちろん日本語でもありません。
それでも、世界各国からのお客さんたちは同じタイミングで笑います。拍手をします。
なぜ…?
それは、人に伝えることができるのが、言葉だけではないからです。

話しが横道に逸れましたが、ここの男性スタッフさんにも、
せっかくのリゾート地に来られたお客さんに、楽しい気分になってほしいという
そんな気持ちがあるのではないかしら…と思っています。

明日は、どんなお仕事をしておられるでしょう…。


 今、お借りしているコンドミニアムです。
 敷地の奥まった場所にあり、静かでいいところです。
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