本当に『ムダ』なのかしら？

いつものように、朝食の時間に見ていた『あさイチ』で、
≪ムダ毛の悩みに さようなら！≫と題したコーナーがありました。

多くの人がムダ毛の処理を行っていると知って、私は驚いてしまいました。
私は、今はもう若くはありませんが、若い頃からムダ毛を気にしたことはありませんでした。
それは、身だしなみを気にしないというのではなく、
大人になれば、少しくらいあって当たり前…と思っていたような気もします。
髪の毛も、人よりも少し茶色でしたので、目立たない方だったからかもしれません。

そういえば、私が若い頃には、ムダ毛を染める…とか、脱色する…というコマーシャルが
あったのを思い出しますが、ムダ毛を気にしない私には縁のないものでした。

お化粧もほとんどしなかった私ですので、自然のままに過ごしてきたということでしょうか。

それにしても、『ムダ』とは、役に立たないことという意味がありますが、
人の身体に、ムダなものってあるのかな～と思ってしまいます。
必要だから持っていたり、出てきたり、出て行ったりするのではないかな～？？

そんなことを考えていますと、私が時々考え至ってしまうことを思い出しました。

『雑草』です。
この『雑』も、ムダ毛の『ムダ』と同じイメージで使われているように思います。

私は、草取りをしようとしながらも、『どれが草なの？何を基準に草と呼ばれるのかしら？』と
考えてしまうことが何度もあったのです。

まさに、自分にとって不必要なもの…、邪魔なもの…、そんな感じでしょうか。
『ムダ毛』と言われているものは、本当にムダな毛なのかしら？

今日は、一日、そんなことが頭を過っていました。


　どちらも芝ですが、芝の種類が違うのですね。
　お隣さんとの境目がくっきりと出ています。
　そういえば、芝は草を嫌うのでしたね。
　そうではなくて…、芝生を持つ人が草を嫌うのだったかな～？