意外と社会派(予定)

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生前退位という言葉の違和感

2016年08月11日 | 言葉・言語・文章
天皇陛下がお言葉を出されました。
陛下も80を超えられてますから、その先々を考えると今後の天皇制をどうすべきかは考えていかなければなりませんね。
・・・もっと早くに考えるべきだと思うけど。

それはさておき、気になるのが『生前退位』という言葉である。
・・・譲位じゃないの?

確かに陛下は『譲位』という言葉は使われてない(不用意に触れると天皇のありかたに触れる)のでお使いになられていないけど、でもそこは譲位と訳するべきだと思うのですが・・・・・。
確かに、退位という言葉がその地位・権力を手放すことですので、皇太子に継がせたいという言葉をお使いになられていない以上、譲位ではなく退位であると言われればその通りだと思います。
しかし、死後に退位するなんてありえない(単に次代の方が継承するだけ)ので、『生前退位』って言葉は、『頭痛が痛い』って言葉を聞いてるみたいで、奇天烈な印象の言葉なんですよね。
不敬というのもあるんですけど、そもそも日本語としておかしいです。
『退位』または『退位のご意向』ではいけないのでしょうかね?(そもそも退位で意味が通じる)

なんだか、マスコミの他意を感じますね。
穿ち過ぎだと言われれば否定はしませんが。


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