意外と社会派(予定)

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スウェーデンの総選挙とその報道

2010年09月12日 | 報道・メディア
スウェーデンは今月、総選挙があります。
日本と選挙のあり方・考え方が違うんだね・・・とメディアの姿勢の違いから感じてしまった。

スウェーデンの今で色々と解説なさってます。
非常に参考になります。

非常に感心したのは、大手メディアが、各党の党首を一人ずつ招いて「ヒアリング」(utfr醇Hgning)を行なう・・・ということだ。
ヒアリングと軽く言われているが、このブログの方に言わせると『尋問』だそうです。

ジャーナリストによる厳しい「尋問」(その1)
http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/e/04292fe33dd677322538c6f879c6558f
ジャーナリストによる厳しい「尋問」(その2)
http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/e/857f2b706f0397ce17782fef292d0ffa


・・・・・・赤熊も『尋問』だと思う。
しかも、これを公共放送であるスウェーデン・テレビが夜8時にしているそうだ。

改めて思うのは日本のメディアのだらしなさ。
日本のメディアでは、こんな質問は絶対にしないだろう。
そもそも、ヒアリング自体がおきない。
こういう報道は民主主義の基本だと思うのだが、日本のメディアの腰が引け具合が異常である。
海外が何でも素晴らしいといわないが、民主主義の考え方が成熟しているのだろう。

逆に言えば、メディアの・国民の成熟がえれば、日本はもっともっと発展できると思う。
まぁ、今のところ、溜め息しか出ませんが。
日本の民主主義が熟成するまで、あと何年かかるのでしょうね。


※『utfr醇Hgning』と文字化けしてますが、多分『utfrågning』だと思います。

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4 コメント

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Unknown (とある日本人)
2010-09-12 20:59:42
国民の政治に対する意識からして違うのでしょうね。
なぜ日本人は政治に無関心だったり無知だったりする人が多いのでしょうかね?
海外ではむきになって論議する人が多いというのに。
メディアが悪いのか国民が悪いのかはわかりませんが、どちらももっと興味を持ってもらいたいものですね。

へたなバラエティーより国会やら議員たちを取り上げるべきですよね。
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Unknown (白猫)
2010-09-12 21:22:09
かつて20代の頃、パリに住んでいたのですが、そこで学んだというか、癖になってしまったのは、とにかく相手の言うままにならない、って事です。
最初、大和撫子風に無口でいたら、「馬鹿か?」と思われるから、止めなさいと忠告を受けました。
余り饒舌ではないのですが、根が皮肉屋だった事も手伝い、思うまま反論してたら、結構受け良くなり、以後継続してしまってます。(汗)

スェーデンのメディアの様な姿勢が、西欧には根強いと感じます。

普段は疲れますが、政治に関しては、「尋問風」は導入したいですね、国民性として無理でしょうが。

明後日で日米の運命が分かれるかと思うと、ドキドキします。
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管理人 (赤熊)
2010-09-13 00:45:38
とある日本人さん、こんにちは。

長い年月を経て、彼らも獲得してきたのでしょうね。
日本だと政治に関心がなくても良かったから、こうなっているのでしょう。
でも、もうそんな時代ではないのですから、これから発展するとは思います。
・・・遅すぎる気がしますが。

速く成熟するためにも、社会の木鐸・・・と名乗っているメディアがもっとしっかりしてもらいたいものです。
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管理人 (赤熊)
2010-09-13 01:19:59
白猫さん、こんにちは。

西欧人は議論が好きですものね・・・。
ソクラテスの時代以前からの伝統なので、習いになってるのでしょうね。

日本でももっと議論が活発になってもらいたいものです。
少なくとも尋問風のヒアリングだけは日本でもぜひして欲しいのですが、赤熊は見れていませんがニコニコ動画に小沢が出たようなのですが、テレビで断片的に取り上げられているものを見た限り、日本での導入は遠そうだな・・・と感じました。
他に厳しい質問がバンバン飛び出たのだったら良いのですが、見た感じ、ただの座談会って感じですもの。

それにしてもパリか~。
羨ましいです。
機会があれば外国に住んでみたいですね。
個人的にはイタリアがいいかな?
まぁ、イタリアは政治的にかなりゴタゴタしてますが。(笑)
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