意外と社会派(予定)

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村上隆とベルサイユ宮殿と保守

2010年09月13日 | 国際
村上隆がベルサイユ宮殿で作品を展示、今日からの公開だそうです。
で、現地では主に極右・保守派とされる人たちが猛反対しているってさ!!

赤熊的には、別に永遠に展示するわけでもない(3ヶ月間だそう)し、一応、アートとされるもので、誰か個人や団体を侮辱するために開いているわけでもないのだから、いちいち目くじら立てて反対することはないと思う。
ありていに言えば、「見たくなければいかなければいい」と思います。

だから、無視しても良かったネタなんですけど、反対理由に面白いものがあったので、それに対するツッコミたいと思う。

「王の居住地を侮辱している」

・・・・・王様をギロチンで殺したのは誰だよ!!!

てっきり赤熊は、フランス革命をなしたフランス人たちは、王制を廃し、共和制にしたことを誇りにしているものだと思っていた。
なので、フランスの保守派は『共和制を護っていこう』と考えている人達なのかと思っていたのである。
まぁ、もちろん上のような反対をする人はフランスでも極々一部の人達だと思うが、保守派とは、どの時点の『保守』をするのか?を考えないといけないものですね。
・・・日本の保守は、どの時点を保守すべきなんでしょうね。

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2 コメント

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Unknown (とある日本人)
2010-09-13 20:21:26
村上さんの作品は素晴らしいものが多いんですが一般的にいえば下品な(それが芸術なのかもしれませんが私はあまり詳しくないので)作品も一部あるようです。 
きっとフランスという国の象徴となる宮殿で展示されることで侮辱してるととる人もいたのでしょうね。

まあ、それならばベルサイユ宮殿での展示会自体に反対したほうがいい気はしますけど・・・。

日本の保守はどうなんでしょうね。
私の知るかぎりでは昔のような尊王攘夷みたいな考えの人や国益を守るといった考えの人など様々ですね。
私自身の考えは伝統、文化や誇りなどの国にとって守らなければならないことを守っていくことだと思います。守るための改革なども必要ですね。
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管理人 (赤熊)
2010-09-14 12:00:17
とある日本人さん、こんにちは。

赤熊も芸術関係は・・・ちょっと・・・ですね。
特に現代アートになると・・・・・・。
いやもう、本当にわかりません。
でも元々アートってそういうものなんでしょうね。
機械を初めて見て操作できないのが、徐々に操作でき、沢山の人が使いこなせるようになっていくのと同じようなものだと思います。
それと同じ初期段階・・・プレ芸術?的なのが現代アートなんでしょう。
だから「理解できなくてもいいや!」って思ってます。
・・・まぁ、これが正しいかどうかわかりませんが。

保守は本当に難しいです。
尊王攘夷も幕政派も『どちらも伝統を則る』という意味では、保守ですものね。
こればっかりは「古い方が偉い」というわけでもありませんしね。
伝統や文化、建築や文物などは目に見え易いので意識されやすいので共有されやすいでしょうけど、主義主張・政治形態といった抽象的なもの・・・というか、正答がないものは、どうしてもバラバラになってしまいます。
そして、議論したからといって、溝が埋まるかというと・・・?
ここが保守の欠点というか、まとまらないところですね。

何らかの接着剤が必要なんでしょうけど・・・・・うーんと考え込んでしまいます。
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