意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

子供手当の廃止

2011年08月06日 | 政治
そういえば、子供手当が廃止されたようです。

子ども手当、平成24年度に廃止 児童手当復活へ 所得制限は年収総額960万円
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/51874455.html


撤回した原因は明らかです。
財源がないから。

これは自民党が政権交代前に指摘していたことです。
それに対しての回答が「予算の組み替えをすれば何十兆円も捻出できる」でした。
しかし、一向に『どこの予算を組み替えるのか?』などといった具体性がなかったのですから、赤熊は民主党政権になったら『惨憺たる結果になる』と確信していたのです。
まぁ、その通りになりました。
こんなもの当たっても嬉しくありませんが。

そんなことより問題なのが、この決定により元々の児童手当より増税になっていることです。
これは年少扶養控除が廃止されているため。
子供手当の名称が児童手当になっただけと言う話ではありません。
完全に詐欺です。
これを看過するのは犯罪を見逃すと同義であり、虚言を弄して政権を盗った詐欺政党をこの日本から即座に排除すべきです。


・・・・・それとよく『民主党に期待したのは子供手当ではなく構造改革に期待したので、だから政権交代は間違いではない』といった用語というか、自己弁護の声がブログなどに書かれてますが、これは違うと思います。
こういったものは歯車と一緒で、どこかが滞ると全体が止まるのです。
予算捻出ができなければ、官僚に頼らざるを得ず、頼れば構造改革を潰される。
そうして潰されれば、予算演出も譲歩しなければならなくなり・・・・・。
まぁ、完全にドツボにはまるわけです。

ミクロ的な視点で考えれば、自己弁護は正しいのでしょうが、もっと大きく全体を俯瞰したら大間違いになるのです。
物事は繋がっているのですから。
その繋がりをもって評価を下すべきです。

2011.08.07 補記・訂正

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (クマン)
2011-08-07 10:41:09
子ども手当ては少子化対策にもなりませんし、単なる所得移転なので景気対策にもなりません。
何より財源的に持続性が疑われる非常に中途半端かつ見通しが甘かった政策だと言わざるえません。

しかし何も必要がないかというと違って、やるべき政策は山ほどあります。

これ以上のミスリードを国民は容認するわけには行きません。
米国債も初の格下げで世界が混乱の時期に入っている中、日本の役割を見据えてしっかりと進むべきです。
返信する
管理人 (赤熊)
2011-08-07 13:35:58
クマンさん、こんにちは。

本当にそうで、子供手当はいったい何のための制度なのかわかりませんね。

いま世界経済が大変なことをになっているのですから、本当はこちらの方に力点を置かなければならないのに下らないパフォーマンスに終始していますね。
はやく、この政権を終わらせないといけませんね。
返信する

コメントを投稿