意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

支持率が落ちない理由

2009年11月28日 | 政治
鳩山内閣の支持率が落ちない理由をあれやこれやと話題にしている人がいる。

落ちない理由は『事業仕分け』が新鮮だったからだってさ。
・・・半分正解。

おそらく正答はこちら。
『振り上げた拳を下ろせないだけ』です。

選挙で民主党を選んだ人間が、2ヶ月で意見を変えることができると思う?
できないよね、自分の選択が大きく間違えていたことを認めるなんて。
人間は自己否定に繋がることは非常に苦痛なんです。
だって、『存在価値なし』っていわれているに等しいもの。

だから、何とか理由をつけて支持しようとしてるの。
その1つが事業仕分け。
これを「良かった、良かった」と言って自分を誤魔化そうとしてるわけ。
明らかに削減できずに失敗したことは認めてないでしょう?
曰く「透明化したことが素晴らしい」
曰く「自民党時代にはなかった」
などなど
擁護する人間でも「事業仕分けは成功だった」なんて言わないでしょ?

実際、内閣支持率が6割なのは、選挙の投票結果と符合する。
『民主:自民:その他』がそれぞれ『5:4:1』
つまり、6割の人間は『振り下ろせてない』ってわけ。
この支持率が正しければの話だけど。

単純にそれだけ。

でも、早く現実を直視した方が良いってことは確か。
見ないようにすれば するほど、対応が難しくなっていくから。
まぁ、こればっかりは解っていても できないんだよね~。

でも、誰か1人が振り下ろしたら、みんな振り下ろすんだよね~。
さてさて、いつになるかな?

事業仕分け・・・総括

2009年11月28日 | 政治
事業仕分けが終わった。

目標は3兆円だったが、結果は7500億円の削減。
しかも、この7500億円は本決まりではなく、スパコンやGXロケットなど復活するものがあるので、おそらく5000億円くらいになるのではないかと思う。
これなら民主党の新規事業を停止するだけで10倍以上の削減ができる。
明らかな失敗である。
赤熊は民主党の無能力でも、最低9000億円くらいの削減ができるだろうと踏んでいたが、やはり過大評価をしていた。

失敗した理由は明らかであり、過去に色々と書いた。
結論づければ、
事業仕分けをする前に、事業統合をしなかったことと、
どう予算配分するかの明確な指針がなかったことだろう。
2点に尽きると思う。

事業統合を図らないから400程度しか仕分けできないし、効率も悪い。
指針がないから、どうしていいのか判らず、無茶苦茶な理屈で削減する。
仕分け人の知性が高くなかったことも失敗の要因であろう。

本来なら、必要と判断すれば、増額も視野に入れて話し合わなければならないことなのだが、削減しか考えていないから、ただ削るだけ。
これでは国家のグランドデザインも描けず、ただただ縮こまるだけである。

それでいて、縮減できない巨額の予算95兆円とそれを補うための巨額の赤字国債50兆円規模の発行にどんな未来があるのだろうか?

かように、いくつもの致命的な欠点を抱いているのも関わらず、これを成功・評価できるという人間の脳みそには蛆がわいていることを疑わないといけない。

事業仕分け・・・マスコミの体たらく

2009年11月28日 | 報道・メディア
事業仕分けの報道がおかしい。

例えば、日本科学未来館館長の毛利衛さんに、
「事業仕分けで未来館が注目されて良かったですね」
といったコメントをしたのだ。

これには唖然とした。
ものすごく失礼だろう。
つまり、未来館は事業仕分けでもなければ、注目する価値もないと言いたいのだろうか?
本来ならメディアが率先して紹介して注目させる必要があると思うのだが・・・。

マスメディア的には価値はないのでしょうね。
CMを流さず、視聴率にならない・・・金にならなければ『いらない』ということだ。

メディアのおかしさは今更言うまでもないことだけど、
さすがに上っ面くらいを整えるくらいの矜持くらいはもってほしい。
よくメディアは電車内で化粧をしている女性を下品だと言い非難しているが、鏡を見、化粧をして上っ面だけでも整えている分、彼女達の方が上品ではないだろうか?

脱税総理の実母の十数億円

2009年11月28日 | 政治
脱税総理の実母が十数億円ものお金を渡して、脱税総理は知らないって・・・。

どんだけバカなのか?
バカ丸出しと言う範囲を超えている。
で、本人は
「ないと信じたい」だもの・・・。

・・・・。
それでも、この言い分を信じると実母と秘書が結託して脱税したってこと?
となると、実母の方が逮捕されることになるんだけど・・・。

とやかくは申し上げませんけど、今回もお母様が尻拭いをされるんでしょうね。

最大の支援は円安政策

2009年11月28日 | 政治
急激な円高を受けて、我らが脱税総理がまた たるいことを言ってます。

輸出企業支援策を検討=鳩山首相  11月27日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000136-jij-pol
鳩山由紀夫首相は27日夕、円高の進行について「輸出産業が相当な打撃を受けることが予測される。それに対する対策を、補正を含めて検討する必要がある」と述べ、2009年度第2次補正予算案や10年度予算案に、輸出依存型企業への支援策を盛り込むことを検討する考えを示した。
 一方で、首相は「国民も、無尽蔵な国債発行は、子供たちに借金を残してまで(はすべきでない)という思いは相当強く感じているから、そのことも重視しなくてはいけない」とも語り、財政支出の安易な拡大には慎重姿勢を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。


・・・・・。
この緊急事態にこの程度か・・・。
溜め息も出ません。

今、一番しなければならないのは、一刻も早く円安にし、輸出業者の収益を伸ばすことだ。
そもそも、円高を望んだのは脱税総理と元財務省の年寄りが主導してきたのだ。
その責任をどう取るんだろうね・・・。
まぁ、責任と言う高度な感情もないでしょうけどね。