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意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

議論すらすべきでない女性天皇

2016年08月26日 | 社会
天皇陛下のお言葉があって、皇室典範の改定が進んでいるようです。
そこで気になるのが女性天皇の議論があること。

赤熊は女性天皇に反対というか、議論そのものをすることにも反対です。

というのも、この議論の行く着く先は『愛子様が天皇になるかどうか』ではなく、『愛子様の結婚相手はだれか?』ということになるからである。

現行、伝統に則れば、天皇は男系男子の皇族が引き継ぐことになるわけで、そこに新しく男系の女子または女系の男子が引き継げるようにすれば、当然に異論・反論・反対論が出てくるわけです。

そして天皇は『日本国の象徴』なわけで、天皇、もしくは引き継がれる方が国家を二分するわけがない。
となれば、愛子様が『天皇になられる』としたらお相手の方は『男系男子の旧皇族』しかいないわけです。
こうすれば次の天皇は男系男子の天皇になりますし、かつ、対外的には愛子様が天皇をなさられて、内部的(儀式等)には旧皇族の婿が天皇として行えば一番納まる形になり、それ以外にありえない状況ができるわけです。

というか、もう水面下でそのように動いてる可能性が高い気がしますが・・・。

赤熊は納得されたうえでそれを選ばれるのは良いと思いますが、もし今、女性天皇というというものを認めてしまえば、愛子様の選択肢は極めて少なくなり、ここまで少なくするともはや強制ですよね。
選択肢があったうえで選ばれるのならいいけど、そうじゃなくなることだけはどうあっても避けるべきです。
少なくとも、愛子様がご成婚なさられてから行う議論だと思いますね。

金メダルの格差

2016年08月19日 | 社会
オリンピックも終盤、日本は多くのメダルを取ってます。

それはとても素晴らしいことなんですけど、ちょっと気になることが。
メダルを多くとってることがクローズアップされてますが、メダルの数ってそんなに重要なのかな?って思うわけです。

たとえば、内村航平選手が体操で個人総合の金メダルはとても素晴らしいとおもうわけです。
でも、体操は床や跳馬など6種目と、床だけの個別種目での金メダルの価値は同じものなのかな?と思うわけです。
別に個別種目の金メダルが素晴らしくないと言ってるわけではないのですが、総合は金メダル10個分くらいあるだろうと感じるてモヤモヤするんですよね。
まぁ、金メダリストは金メダリストで間違いがないのですけど。

こういうのって、個人競技と団体競技の差でもありますよね。
水泳なんていくつも金メダルを取る人がいますけど、サッカーやラグビーなんてあれだけやっても1個だけですもの。
これで1個って言われても・・・・むーんって感じがしますね。

結局、メダルの数を競う・気にするってことは種目の中でメダルの数が多い競技を育成・強化したほうが良くて、サッカーとかラグビーは後回しにした方が良いって理屈になる気がするんですよね・・・。
まぁ、オリンピック自体は『スポーツの祭典』って位置づけでしょうから、そういう意図はないってことは解るんですけど・・・・そうは見られない状況になってますよね。

ちょっとメダルの数を言いすぎじゃないかなって思ったオリンピックでした。

国民投票の欠陥が見えたイギリス国民投票

2016年06月30日 | 社会
遅ればせながら先週の金曜日、イギリスが国民投票でEU離脱に決まりました。
その結果、市場は大混乱でしたね。
ポンド円なんか、25円以上暴落。
ドル円も100円を一時的に切りましたね。
東京株式市場も、1300円近く下落しました。

事前調査で僅差で残留としてたので、赤熊も残留するだろうなと思ってました。
余りに僅差なので、どっちになってもおかしくないと思ってましたので、意外というほどでの驚きはないですけど、EU自体がそもそもできる前から『無理のある体制』と言われてましたので、今後EUがどうなるのか、ちょっと見ものです。
とはいえ、最終的にイギリスも現状維持ってことになりそうですよね。
準加盟国とか協力国とかなんとか作って。(笑)
なので、それほど心配してません。

で、一週間経ち、市場も反発して安定してきてますので、まぁ、これで今回の騒ぎもお終いかなって感じますね。
そもそもマスコミでは『リーマンショック級』などと言ってましたが、別にイギリスが破綻したわけではないので株も為替も安定するのも早いのでしょうね。(とはいえ、何らかの対策は必要でしょうけど)
離脱は2年後と言ってますが、2年で済むかな?
最低でも4~5年くらいは必要だと思うので、英国に進出してる日本企業もこれだけあれば大きな問題ないでしょうね。

さて、このような大事なことを国民投票で決めるのはいいとしても賛否に数%の差しかないので、禍根が残りそうですね。
もう一回、国民投票をなどと言ってますけど、無理でしょうね。
二度やってそれで残留になっても、今度は離脱派の人たちが騒ぐだけで、意味がないですね。

賛否が5%以内で拮抗してるなら議会が決めるとかした方が良い気がしますね。
問題は議会で決まらないから国民投票となってるわけで、それを議会に戻しても意味ないか。
賛否に明らかな差があるなら国民投票するまでもないですし。

意外と国民投票って禍根を残すだけで使えないですねぇ・・・。
大阪都構想でもそうでしたけど、特に世代や地域差といったファクターで投票割合が違うと隠れていた不平不満が一気に表面化するんでしょうね。
本来は結果以外は関係ないのにね。

どの地域が~とか情報は隠すべきなんでしょうね。

国民投票の欠陥が見えた騒ぎだったように思えます。

貧困問題の論点のずれ

2016年06月09日 | 社会
ここ最近、日本では6人に1人が貧困家庭の子供が貧困と問題提起されてます。
6分の1もいるかなって思いますので、ピンと来ないですね。
そういうと見えないだけとか・隠れてるとか言われてますけど、見えないのならそこまで困ってないんじゃないかと思いますし、普通に働いているのでしたら喰うに困るような状況にはならないと思います。

なので、赤熊の感想は『だからなんなんだ!!』ですね。
それで、その手の記事を読むとどうも散漫というか、どうしたいのか判らないのです。

だいたいのお決まりパターンとして学校給食だけが唯一の食事だとか、一家離散とか、貧困から来る虐待とかネグレストとかそういう例示がされます。
・・・確かに貧困から来る問題でしょうけど、これ個別対処するしかないでしょう?

そもそもの この6人の1人の貧困というのは、相対的貧困(所得が中央値の半分に満たない割合)であって、喰うに困るという絶対的貧困ではないわけです。
この6人に1人を減らしたいのか、喰うに困る人を減らしたいのか・・・・。

お話の発起は前者のはずなんですけど、語られるの事案は後者なんです。
これらの対処法って、全然違うからね!!

相対的貧困は基本的に景気を良くする以外ないですし、正直、親がしっかりしてない部分が多い気もします。
絶対的貧困は個別事案なので対処はそれぞれでしょう。
それらを同一視されましても・・・。
いっぺんに語るから、どうにも曖昧であやふやで・・・最後はきめ細やかな行政サービス(笑)になりますね。

この手の議論をする人たちって要点を絞るってのが下手・・・というよりいっぺんに解決したいって思ってるのでしょうね。
でもそれは無理な話です。
むしろ、そんな極端な話をされてもどうでも良いって思えますので、逆効果でしょう。

もう少し論点整理をしてから問題提起すればいいのにって思います。

訴訟社会になる?

2016年05月26日 | 社会
日本の未来(?)な記事を見つけた。

<御柱祭>氏子転落死 弁護士が宮司への告発状提出
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/52297704.html

・・・これ明らかに売名行為でしょう?

記事を掻い摘んで言うと、あの有名な『御柱祭』でなくなった人がおり、遺族ではない『弁護士』が警察に告発したんだとさ。
知らずに参加した、というのならいざ知らず、御柱祭なんて危険極まりない神事ですので、これに参加して死傷しても自己責任でしょう。
神事で亡くなっても神のご意思でしょう。

それはさておいて、遺族でもない人間が告発するって意味がよくわかりません。
一応記事には安全対策のうんぬんと書かれてるけど・・・・・完全に売名行為ですよね。

うーん弁護士って、こういうのも仕事だろうかね?
今、弁護士って数が増えすぎてるから、仕事がなく、食っていけないって話ですが、こういうのを利用して仕事を得ていくんでしょうね。

一昔前は、消費者金融の払い過ぎた利息、
現在は、自動車保険の保険金交渉みたいですけど、
今後はこういうイチャモン系になるんでしょうね。

で、そのうちアメリカみたいに訴訟社会になると・・・・。
まぁ、そこまで酷くはならないでしょうが、司法界は別の意味で歪んでいきそうですね。

本来はこういう時に弁護士会とかあるんでしょうけど、役に立たない組織だからな・・・・。

消費税って優れてる?

2016年05月19日 | 社会
消費税が受け入れない理由とか書かれてた文章があった。

GDPと消費税    ヒロ
http://blogos.com/article/176081/(ブロゴス)

前半は良くわからんし、後半も良くわからん。(笑)

まぁ、現状の景気対策が結果を伴ってないっていうのは、そうだけど、そもそも政府がやれる景気対策なんて、大がかりな財政出動くらいしかない。
世界経済自体の減退に、功を奏するほどの景気対策をするのは予算的に無理があるでしょう。
そもそもこの文章だけでしたら、もっとマイナス金利にした方が良いのかどうかもわからないです。

なので前半は無視して、後半の消費税は『日本では格差が大きいから受け入れられない』とかかれてるけど、別にそこまで大きいわけじゃないし、比較的小さい方だと思います。
多くの人はそういう認識でしょう?
なので、それで反対してるわけではないと思います。
単に増税が嫌ってだけでしょう。

というかパナマ文書・・・タックスヘイブンを使った税金逃れを見てると、消費税の方が優れているんじゃないか?と思います。
意図的に赤字にして税金逃れに利用してますが、消費税なら赤字でも払わないといけませんから。(絶対に誤魔化せないってわけじゃないですけど)

所得税や法人税は把握できなければ取るのは難しいですし、サラリーマン以外の所得を把握しようとなるとやはり難しいですから不公平感があるんですよね。
少なくとも、三大税金と言われてる法人税・所得税・相続税に比べれば、公平な税制なんですよね。
まぁ『公平なだけ』ですが、そういう面では意外と消費税って優れてるんですよね。
その部分は認める必要があると思います。

でもこういう税金逃れを見ると、いっそのこと法人税や所得税などを廃止・縮小して、消費税を30%くらいにしたほうが良いかもしれませんね。
消費税は貧困者に対して逆進性があるとされますけど、この辺りは補助金や還付金で何とかできそうですし・・・・。

気になるのは消費税の景気減退ですけど、今回の消費減退が予想より大きかった理由はあおそらく『便乗値上げ』だと思います。
税込100円のものが、108円になってますから。
3%上がったではなく、8%上がってるんですよね。
酷い時には108円になってそこに消費税がかかってたりしますし・・・。

その分を読み切れなかったというものはあると思いますが、企業がそれまで我慢してただけなのですよね・・・・。
便乗値上げが悪いことではないのですが・・・この部分がかなり大きかったのではないかと思います。
なので、短いスパンで消費税を上下させれば、意外とこういう、商品の値段設定にも利用できる面もあると思いますね。

ま、だからと言って30%が良いかってなると話は別ですが。
安定財源としての消費税と、景気に左右されるが好景気だと増収できる法人税などとの組み合わせの問題なのです。
税の議論をする時は単品ではなく、総合的に見ないといけないのですが・・・・こういった議論ってあんまり起きないですね。

賢くても倖せになれない

2016年05月12日 | 社会
秋元康氏が作った曲がなんだか炎上してるみたいです。
正直、歌詞の内容とかどうでも良いですし、もっと言うなら『炎上商法だろ!!』って思いますのでこれを仕掛けた秋元氏は賢いな~としか思いません。

それより気になったのは、これに反論してる人たちの記事が酷い。

・女の子はいつから「頭からっぽ」になってしまうのか ~ 「ピンク色の世界」に閉じ込めないために私たちができること - 堀越英美
http://blogos.com/article/174397/(ブロゴス)

・ご存知ですか?「良妻賢母」の語源  宋文洲
http://blogos.com/article/175001/(ブロゴス)

特に酷いのは・・・これかな?
・「アインシュタインかディアナ・アグロンか論争」に女子学生が決着!
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/52294580.html


・・・どれも読む価値はないですが、いずれも共通するのは『賢くあらねばならない』という発想なのである。
まるで賢くないと生活できない、倖せになれないと言わんばかりなのであるが、残念ながら賢さと倖せは比例しないのである。

賢さってのは不幸を回避するためにあって、倖せになるためにはないのですから。
そして不幸を回避しても倖せにはならない。
むしろ賢さは『倖せ』を阻害してます。
あの人は賢いから素晴らしい人生を送った・・・なんて聞かないのでしょう?

賢さも力の1つですが、『力があるから倖せ』ではないと一緒です。
力を持つというのはそれを揮うだけの意志と覚悟が必要ですし、そして力を持つとそれ相応の責任も漏れなくついてくるのです。

はっきりいうと、バカな方が倖せなのよ。
賢ければ余計なものが付いてきますから。
ま、限度はありますけどね。
並より下くらい・・・つまりは大多数の人間には賢さなんて関係ないんですよね。

むしろ、どれも共通してますが3つ目の記事から引用しますけど、

>「賢い」VS「可愛い」の対立は終わりました。賢いも可愛いも武器のひとつのバリエーション。“かしこ可愛い”のが最強……そのあたりが、今「チヤホヤされる年頃」の女子たちの本音かもしれません。「女子たちよ、強くなれ!」とエールを送りたいです。

・・・・・こりゃ、女は倖せにはなれないな!!

可愛いも賢さもだとか、ハードルを無駄に高めてるわけです。
昔は結婚が倖せってのがあったわけで・・・いっちゃあ悪いですけど、結婚だけでしたら、そこまで難しいわけではないです。
実際に倖せになれるかはやってみなければわかりませんが、一つの解りやすい倖せの雛形であったわけです。

で、現在は賢くもあるってことは、それを発揮する場所が必要で・・・要は仕事ですね、それを持って、家庭も持って、子育てして、親戚づきあいにご近所付き合いもして・・・・・・・・。

そんなにできるわけないじゃんね!!
完全にキャパシティオーバーしてるわけですよ。
それって倖せなの?

ま、スーパーウーマンならできるのかもしれませんが、ほとんどの人間はそうじゃないし。
じゃあ外部委託するしかないのですが、それが保育園落ちた騒動の根底ですよね。

それにしても現代社会は求められるものが増え続けてますね。
それで幸せになれるかというと・・・スーパーウーマンはすごいけれど、それが倖せかは別問題のはずなのですが・・・・・・。

現代人は本当にそこを考えないと倖せから遠ざかっていくのではないかと思います。

最初からずれている保育園議論

2016年04月14日 | 社会
保育園の騒音トラブルで開園を断念したニュースが話題になってます。
それでドイツの事案・・・・・法律で子供の声などは騒音じゃないと制定したことも取りただされており、これを真似しろという意見も出てます。

・・・いや、五月蠅いものは五月蠅いだろう。
それを定義を変えたから大丈夫って、解決にはなっていない。
いや、それ以前にこれって法律学的に許されないと思うのですが?
理解不能です。

まぁ、それで行政府が解決しないとなると、あとは司法の問題になりますが、それが無理なら自立救済しかなくなるわけです。
引っ越すか・・・・・幼稚園児をあらゆる手を使い、いなくさせるしかないわけです。
事件が起きてから、犯人を極悪人と罵って済ませたいのなら別ですが、解決になってないものを推奨するってどういう神経してるんでしょうね。
この手の問題で子供の声は騒音ではないと叫び、精神論で抑え込んでも全く意味がないどころか、大きなマイナスでしょうに。

あと、解決策に的外れなものが多いですね。
防音の窓をつければいいとかありますけど、1年中窓を開けないわけにはいかないでしょう。(特にドイツは緯度が高いのでクーラーがない家も多いと思う)
遮音壁を作れば良いとかも聞きますが、目の前に高い壁があったらものすごい圧迫感を受けるのですが・・・。
そんなものを気にしない人ばかりならよろしいのですが気にしてるから問題になるわけで、その問題を後から来て迷惑をかける人らが補償しないのであれば、地元住民が反対するのは当然でしょう。

まぁ、そもそも都市が保育園などの施設に向かない土地なんですよね。
言ってしまえば、保育園とか学校とかって日常生活を送る上では迷惑施設なんですよ。
まずはそれを自覚しなければならないわけで、それでもなお作れっていうのなら、誰かに我慢を強いらないといけないのです。

我慢や犠牲って表現は嫌いなので貢献や協力というべきですが、本来はそれにどう報いるかの話なんですよねぇ・・・。
隣接地は固定資産税を半分にするとかあるはずなんですけど・・・そんなことは言わないと。

そこはさておいて、より問題なのは普段リベラル発言をする人たちに限ってこういう場合に我慢を強要するのです。
必要だから我慢せよってさぁ、それでいいのだけど、例えば、軍事施設・・・特に普天間基地とか『必要だから我慢せよ』とは絶対に言わないのです。

この時点でリベラルではないのですが、都合の良い時だけどリベラルぶる・・・というか『良い人振り』たいだけでしょうが、おそらく、これがリベラルとか左翼などの衰退の理由だと思います。
状況によって発言が変わる風見鶏なんて信用できないのですから。

育児は社会奉仕なんです

2016年03月24日 | 社会
自由とか責任とかじゃない話。

産まない選択は無責任? すずきさとる(静岡県議会議員)
http://blogos.com/article/167852/

書いてる内容は無視していいです。
下らないので。

しかし、産まない選択は無責任かどうかを問われれば、そんなものはもちろん無責任に決まってます。

この手の自由主義者(?)に多いのですが、『産む・産まないの選択肢』とか言ってる時点で、社会というものを理解してないわけです。
理解してないというか、混同してるわけです。

『個人の目的』と『国の目的』は全然違うのです。
っていうか、違って当然でしょう?
自分と隣の人が全く同じ目的を持って生きてるわけないじゃないですか!!
それを当然と思っておきながら、大数となる国の目的との一致を求めるのか?
わけがわかりません。

個人がどう思っていようとそれは別の話で、国は『維持・継続・発展』が目的なのです。
そして、そこに所属する人間はこの目的のために尽くさなければならない・・・・簡単に言えば、社会を維持・継続・発展のためにちょっとづつ奉仕をしなければならないわけです。

わかりやすい奉仕は納税でしょうけど、納税だけで国が成り立ってるわけでもないわけです。
町内会とか消防団とかPTAとか、朝みんなに挨拶をするとか、家の周りを掃除するとか・・・そうやってコミュニティが維持ができ、それなりに暮らせるわけで、そういう社会奉仕の1つとして出産や育児もあるってだけですね。
国を継続するために再生産はどうしても必要ですから。

それでも産みたくないって言いたければ、育児と同等以上の社会奉仕が必要ってことです。
自分が産み育てるよりもたくさんの人を救った、みたいな?
それもやりたくないって言えば、それは無責任ですよ。

ま、よく言われるジョン・F・ケネディの演説の言葉にある、
『国家があなたのために何をするかではなく、あなたが国家のために何ができるかを問いたまえ』
に尽きるわけですね。

大統領にもなる人間は言うこと違いますね。
・・・県議会議員程度じゃ太刀打ちできませんね。(これを考えた人はスピーチライターですけど)

結局、自分勝手なんだよね。

2016年03月10日 | 社会
なんだか、待機児童問題で、幼稚園落ちた、日本死ねというのがとりただされてます。
でも、赤熊ならこういうよ。

お前が死ね☆

あ、はっきり言っちゃった。

でも、この対処は実のところ、簡単なのです。
幼稚園がなければ引越せばいいのである。

そういうと、仕事がどうてろこうてろ、あーだのこーだの何らかの理由を言って引っ越せないと言いますが、だったら諦めればいいわけです。
それだけの話なんだよね。
そういうと、幼稚園がないのが悪いだのすっぱたのって、そんなことを言い始めたら、赤熊が住んでる地域から少し離れたところは病院がないところなど沢山あるわけです。
あっても小さな診療所とかで、ことがあれば、まず助からない。(笑)
もしくは後遺症が酷く残ったりとかね。
数時間かけて病院行ったりしてるわけですよ。
なので、作るよう言ってくれるのかといえばスルー。
生活どころか、命がかかってるのにスルー。

結局、自分勝手なんだよね。

そもそも、待機児童問題というのは日本全国で起きてる問題ではなく、ほぼ東京周辺で起きてるだけの『ただの都市問題』です。
より正確に言うと、若い人が極端に集まってしまい起きるニュータウン問題なわけです。(一カ所に人が集まり、許容量を超えただけ)
そういう意味では都市というのが小さな子供の養育に向かない場所なわけです。
本当に問題ならば、適切な場所を行政執行で個人の所有地だろうとなんだろうと強制的に取り上げて作ればいいだけですから。

でも、そこまでしたくない・しなくていいと のたまうわけです。
所詮、その程度の問題なわけですよ。
なので正直、どうでもいいんですよね。

都市に住むというのは、都市の恩恵を受けるものですけど、同時に、都市の問題点も抱えるってことです。
それってどこに住もうが一緒なんですけどね。
だからこそ、病院がないのも諦めて受け入れざるをおえないわけです。
それが嫌なら引っ越すしかないわけです。

だいたい、都市って、病院はあるし、交通網は整備されてるし、商店はそろってるし、美術館博物館図書館等、芸事・知識を深められるし、教育にしたって塾や習い事の教室などは選び放題なわけで、多大な恩恵を受けてるわけです。
恩恵だけ受けて不都合は受けたくないって言われてもねぇ・・・。

呆れますよ。

リベラルのお粗末さ

2016年01月21日 | 社会
週刊文春の宮崎哲也氏の連載記事にマイケル・サンデル氏の考え方について書かれていた。

手元にないのでうすら覚えだが、

物事には正しく議論すべき点がある。
で、サンデル氏の同性婚のテーマを引用し、婚姻とは私事だが第三者(国家)の承認が必要であるがゆえに個人の自由ではない。
国家の要請でもあるので、完全な私事とは言えず、自由や平等という理由だけで認められる根拠にはならない。(同性婚を議論するためには結婚とは何か?を考える必要があると言ってるわけですね)
このあと、宮崎氏はここ最近にあった夫婦別姓の話題に移し、根幹である「姓とは何か」で論を展開されて、日本でのリベラルのお粗末さを笑われてます。

・・・同性婚に関して赤熊も同様のことを言ってるわけですよね。
同性婚 反対 2

赤熊、恥ずかしい。

いや別に恥ずかしくもないですよ。
非常に常識的なことしか言ってませんから。

サンデル氏が同性婚に関しどこまで踏み込んでるのかは解りません(興味ないし)が至極真っ当なことだと思います。

根幹部分を見定めて議論していかなければ、議論の意味がありませんからね。
同性婚で例えれば『結婚とは?』という根幹を赤熊は『子供を産み育てていく制度』と定義して、論を展開してるわけです。
もちろん婚姻を『子供を産み育てていく制度』ではない、○○だ!!というのも自由だと思います。

赤熊的にはそういった議論をしたかったわけですが・・・まぁ、コメントを寄せていただいた賛成者たち(リベラルでしょう)はそういったことには一切触れず、赤熊がズバリ聞いてもお答えになられなかったんですよね。(かなり時間を無駄にしたと思う)

宮崎氏の言うとおり、リベラルのお粗末さなんでしょうね。

それにしてもサンデル氏ってこういうことを言ってたわけですね。
正義のことで何か言ってるというイメージしかなかったですけど、赤熊は正義とかどうでも良かったので流行に載らなかったのですが一度は読んでみるべきなんでしょうかね。(今さらだけど)
あ、でも赤熊と同じようなことを言ってるのなら、読む必要もないかもなぁ・・・。

紅白歌合戦チャリティを

2015年12月31日 | 社会
今年も今日で最後ですね。
大掃除とか事前に済んでるし、年末だからと何か特別なことをするわけでゆっくりしてます。

そういえば紅白歌合戦。
これのチケットがネットオークションで転売されてるらしい。

その金額25万円以上!!

ぱらっと転売サイトを見ると普通に10数万円で売られてるみたいです・・・。
応募して当たったらですからタダですよね、これ。

確かにトップアイドルや大御所まで一堂に会する音楽コンサートってないですからこのくらいの金額になるのは仕方ないかもしれませんが・・・流石に非営利もので商売されるのはねぇ・・・。
転売を難しくする方法もないわけじゃないでしょうけど、それをやるのも面倒くさいですしそもそもただのものに余計なお金をかけられませんしね。

他の人のお金儲けに使われるくらいなら、いっそお金を払ってもらう方が良いよね。
公共放送的には難しいのでしょうが、チャリティとしてなら不可能じゃないでしょうし、災害などの寄付に使われればよいことだと思うのですが・・・。

ていうか100万通の応募で1300組って、倍率1000倍くらいか・・・。
この応募にも1000円くらいの寄付を募ったらそれだけでも10億円!!
かなりの人が救えそうですね。

まぁその場合、応募自体が減るでしょうけど、転売目的の過剰応募が無くなるわけですからそれはそれで歓迎すべきだと思います。
100万通から選ぶのだって難しいでしょうに。(本当に選んでるのかな?)

全席をチャリティでやれとか思いませんが、少なくとも数百席程度やればいいのにねぇ・・・。

問題解決をしたいのかイデオロギーを守りたいのか・・・。

2015年11月12日 | 社会
橋下氏率いる維新の党が二重行政の解消として、またしても大阪都構想を掲げています。

府と市の2つの施設が無駄とか言ってますが、大阪都になっても二重行政はなくなりませんて・・・。
こんなもの簡単な話で、都になっても大阪都立第一○○と第二〇〇(または支所・分所・出張所など)になるだけで、残るのですから何も解消しないわけです。
まぁ、表面上は『二重行政じゃない』と強弁できるのでしょうけど、それをやる意味もなく、廃止以外では削減できないわけです。
そして、廃止なら別に都にしなくても廃止できるわけで・・・。
ちなみに統廃合で統一するだけでしたら削減にはなりませんね。

いずれにせよ、こういうことには地味で長期の話し合い・すり合わせが必要なのですけど、それをやりたくないから都にしようという『魂胆』なのでしょうけど、都になろうとも同じだけの労力をかけなければ解決しません。
そんなことわかりきってる話です。

結局のところ、二重行政を解消したいのか、大阪都にしたいのか・・・基本的には二重行政の解消が目的なはずですけど、大阪都構想ありきで解消を目指すから本末転倒になってるんですよね。

まぁ、このことは政治家だけじゃないけど。

例えば、選択的夫婦別姓の推進論者。
同姓にすると手続きの煩雑さ・困ることがあるとか言ってますが、それだと解決になってないのです。
少なくとも『夫婦同姓がいいけど、手続きが煩雑で嫌だな』という人は救えていないのである。(そして、そういう人が大半だと思いますが)
むしろ別姓にできるようにすれば、そういう人は余計に救われなくなりますよね。
ですので本来ならば、同姓・別姓関係なく煩雑さを解消するように、制度改正を求めるべきことなのですが・・・。

同性婚推進者も同様ですね。
よく『病院で~』とか言ってますけど、それで困ってるのは別に同性愛者だけではなく、天涯孤独な人間や独居老人、近くに親族がいない人も同様に困っているわけです。
そういう人は救われないで良いのでしょうかねぇ。

きっと問題を解決したいのではなく、自らのイデオロギーやアイデンティティを守りたいのでしょう。
そっちを優先しても本末転倒になるだけなのに・・・。

昔からこういう人多かったんでしょうけど、インターネットが蔓延ってる現在では、まず流行らない考え方だと思いますね。
1つだけ気になるのが、そういう矛盾(というか嘘?)を抱えることになるわけですが・・・結果さえ同じならそれで良いと考える赤熊には理解不能の考えで、自己矛盾を抱えきれる神経が理解できませんね。


2015.11.14   補記・訂正あり(文意は変えてません)

女性の権利とは言うけれど

2015年11月05日 | 社会
女性の再婚禁止期間と夫婦別姓で最高裁が初の判断を今年中に下すそうだ。
最高裁がどのような判断をくだすかわからないが、これ裁判所が判断することなのか?

まず、女性の再婚禁止期間は男女平等に反するとしてるけど、なぜこの制度があるかといえば子供の嫡出推定するためである。
父親の推定が出来なければ、産まれた子供に大きく不利益があるわけです。
で、子供の嫡出推定と半年間の再婚禁止ではどちらが不利益が多いか?と言えば・・・・どう考えても子供のほうでしょう。
子供を宿す以上、合理的な判断です。

で、よくある反論に『DNA鑑定をすればいいではないか?』と言うが、確かにDNA鑑定をすれば問題を解決するが、問題はそのDNA鑑定が『信用できるか?』という根本がある。
一民間企業が勝手にしてるものを提出されても、それが正しいかどうかなど解らないわけです。
ならDNA鑑定をする公的機関を作る必要があるわけです。
本人確認をしないといけないでしょうから、郵送して調べるわけもいかず・・・日本全国に何十か所も必要だろう。
いくらなんでも少数ケースのためだけに作る訳にはいかないでしょ。

もっとも日本人全員の遺伝情報を収集するのが目的なら別ですけど。

もし、このような生物学的上の男女差を不平等といってしまえば、例えば、生理休暇などの女性に有益なものも捨てなければ平等にはならないのである。
赤熊は男性にも半年の再婚禁止期間をつけても良いと思ってますが、つける根拠もないわけで・・・『平等のために意味もなく制限します』って言うのも本末転倒ですしね。

そもそも離婚後すぐに結婚しなければならないケースというのは、そうそうないわけで・・・なら、せいぜい離婚協議(かつ別居)してることを条件にそこから日数をカウントするほうが合理的判断というものでしょう。


夫婦別姓の方は・・・これは求めるほうの態度が悪いとしかいえない。

そもそも姓とは何か?に正面切って答えないとならない。

姓を『自身の固有の物である』とするのなら夫婦別姓が正しいことになる。
しかし、歴史的経緯は複雑すぎて無視したとしても、現在の姓はファミリーネームというのが一番近い概念であろう。
家族で同じものを使う・・・つまり『家族の共有物』であり『個別』のものではない。

共有物であるのなら同じでないとやはりおかしいわけだ。
そもそも求めてる人が両親どちらかと共有してるわけで・・・その時点で矛盾が発生してるんですよね。

ちなみにマイナンバー制度が始まり、各種手続きが簡単になりますから『手続き上の~』という理由も使えなくなるでしょう。(これが最後のチャンス?)
まぁ、赤熊は手続き上、面倒というのなら、それを解消するよう働き掛けないのか非常に疑問ですが。(別に解決法が夫婦別姓である必要はない)

いずれにせよ、常識的な判断能力があれば双方ともに否決されるだろうが、最高裁判所がどう判断するか?
時々、狂ったような・・・失礼、理想に目がくらんだ判断をしますから、良識的な判断をすればよいですね。

司法って、強い力を持つ割には他の機関が審査できない・しにくいのは大きな問題ではないかと思います。

デモ人数12万人は少ない

2015年09月24日 | 社会
はい、というわけで安保法案が可決しました。

<安保法案>賛成多数で可決・成立
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/52250514.html

から騒ぎがたくさんありましたけど、ようやく成立とあいなりました。
めでたし、めでたし。



<<完>>
 



・・・いや、本当に言うことがないんですよね。
あるとしたら反対してた野党の人間に「この下らないから騒ぎは何だ!!」と問い詰めたいくらいです。(満足な回答は得られないでしょうが・・・)
いくら野党が反対しても『通らない』わけないし、そもそも反対する理由すら述べられなかったのですから。

まぁ、反対するのは自由ですけど、おそらく反対し激しく抵抗したほうが支持を得やすい、または、そうやって自民党の支持を落とそうと考えたのでしょう。
もうそんな時代じゃないのにね。
その証拠に、安倍政権の支持率はそれほど落ちてません。
テレビや新聞が偏向報道と言えるレベルで反対運動を流したにもかかわらず、安倍政権の支持率の低下は5%未満でほぼ横ばい・・・誤差範囲と言っても間違いじゃないレベルです。

おそらく“大規模な”デモが起きているからテレビも新聞も民主党も世の中の大半の人間が安保法制に反対しているのだと勘違いをして尻馬に乗って滅茶苦茶な行動や偏向報道をしたのだと思いますが、主催者発表で12万人(嗤)のデモというのは、ハッキリ言って少なすぎます。

例えば、つい最近、スペインのバルセロナで独立賛成派の140万人デモがありました。

http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/52250525.html

140万人ですよ!! 140万人!!
しかも主催者発表ではなく、地元警察の発表で、です。(中央政府の発表では52万〜55万人)
もっと言うならバルセロナは人口160万人に対し、東京都は区だけでも900万人なわけですよ。

なのに12万人(笑)しか集まらないのはみすぼらしすぎます。
国民の意見・・・民意としては少数派にしかならないわけです。
そんなものを信用したんですね。
勝ち馬に乗るためには、時流というものをよく読まないといけないんですが・・・。

その証拠に、法案が可決されたら、次の日にはデモの人たちはほとんど集まらなかったらしいです。
本当に心底、反対してるというのならここからが勝負なのにね・・・・・。
所詮ファッションというかお祭り感覚なんでしょうね。

そんな程度のものですから反対する人間など無視していいのですが、良く見ておくべきはマスコミの今後のありかたですね。

これまでも兆候は見られてましたが、今回で完全にマスコミというものが力を失ったことを象徴する出来事だと思います。
いくら反対と言っても、国民の多くからソッポを向かれている、信用されてないことが証明されたのですから。
おそらくこれからマスメディアが転がり落ちていくでしょう。
そういう意味では歴史の大転換点だと思います。

テレビや新聞の言うことを信用すると馬鹿を見る、と昔から赤熊は言い続けてきましたが、ここに来て一気に浸透した気がしますね。
赤熊としては嬉しい限りですが、旗振り役がいなくなるというのは『纏まらなくなる』ということですもありますから、今後、人間はどうやって纏まっていくのか?という点に注目していくべきだと思います。


2015.09.26  補記・訂正あり