意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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貧困問題の論点のずれ

2016年06月09日 | 社会
ここ最近、日本では6人に1人が貧困家庭の子供が貧困と問題提起されてます。
6分の1もいるかなって思いますので、ピンと来ないですね。
そういうと見えないだけとか・隠れてるとか言われてますけど、見えないのならそこまで困ってないんじゃないかと思いますし、普通に働いているのでしたら喰うに困るような状況にはならないと思います。

なので、赤熊の感想は『だからなんなんだ!!』ですね。
それで、その手の記事を読むとどうも散漫というか、どうしたいのか判らないのです。

だいたいのお決まりパターンとして学校給食だけが唯一の食事だとか、一家離散とか、貧困から来る虐待とかネグレストとかそういう例示がされます。
・・・確かに貧困から来る問題でしょうけど、これ個別対処するしかないでしょう?

そもそもの この6人の1人の貧困というのは、相対的貧困(所得が中央値の半分に満たない割合)であって、喰うに困るという絶対的貧困ではないわけです。
この6人に1人を減らしたいのか、喰うに困る人を減らしたいのか・・・・。

お話の発起は前者のはずなんですけど、語られるの事案は後者なんです。
これらの対処法って、全然違うからね!!

相対的貧困は基本的に景気を良くする以外ないですし、正直、親がしっかりしてない部分が多い気もします。
絶対的貧困は個別事案なので対処はそれぞれでしょう。
それらを同一視されましても・・・。
いっぺんに語るから、どうにも曖昧であやふやで・・・最後はきめ細やかな行政サービス(笑)になりますね。

この手の議論をする人たちって要点を絞るってのが下手・・・というよりいっぺんに解決したいって思ってるのでしょうね。
でもそれは無理な話です。
むしろ、そんな極端な話をされてもどうでも良いって思えますので、逆効果でしょう。

もう少し論点整理をしてから問題提起すればいいのにって思います。

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