意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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育児は社会奉仕なんです

2016年03月24日 | 社会
自由とか責任とかじゃない話。

産まない選択は無責任? すずきさとる(静岡県議会議員)
http://blogos.com/article/167852/

書いてる内容は無視していいです。
下らないので。

しかし、産まない選択は無責任かどうかを問われれば、そんなものはもちろん無責任に決まってます。

この手の自由主義者(?)に多いのですが、『産む・産まないの選択肢』とか言ってる時点で、社会というものを理解してないわけです。
理解してないというか、混同してるわけです。

『個人の目的』と『国の目的』は全然違うのです。
っていうか、違って当然でしょう?
自分と隣の人が全く同じ目的を持って生きてるわけないじゃないですか!!
それを当然と思っておきながら、大数となる国の目的との一致を求めるのか?
わけがわかりません。

個人がどう思っていようとそれは別の話で、国は『維持・継続・発展』が目的なのです。
そして、そこに所属する人間はこの目的のために尽くさなければならない・・・・簡単に言えば、社会を維持・継続・発展のためにちょっとづつ奉仕をしなければならないわけです。

わかりやすい奉仕は納税でしょうけど、納税だけで国が成り立ってるわけでもないわけです。
町内会とか消防団とかPTAとか、朝みんなに挨拶をするとか、家の周りを掃除するとか・・・そうやってコミュニティが維持ができ、それなりに暮らせるわけで、そういう社会奉仕の1つとして出産や育児もあるってだけですね。
国を継続するために再生産はどうしても必要ですから。

それでも産みたくないって言いたければ、育児と同等以上の社会奉仕が必要ってことです。
自分が産み育てるよりもたくさんの人を救った、みたいな?
それもやりたくないって言えば、それは無責任ですよ。

ま、よく言われるジョン・F・ケネディの演説の言葉にある、
『国家があなたのために何をするかではなく、あなたが国家のために何ができるかを問いたまえ』
に尽きるわけですね。

大統領にもなる人間は言うこと違いますね。
・・・県議会議員程度じゃ太刀打ちできませんね。(これを考えた人はスピーチライターですけど)

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2 コメント

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権利と義務は表裏一体 (プー)
2016-03-26 17:38:29
誰かの権利が実現すると言うことは、別の誰かが義務を負うと言うこと。
「国」という巨大な共同体は、それを相当程度に融通を利かせられる有り難い存在なんですがね。
これを維持するために「奉仕」するのは、「個人」にとっても大事なことだと思うのですが。
その有り難みを感じないくらい当たり前な存在になっているのが良いのか悪いのか。

国を壊して不幸になるのは、その人達には自己責任ですが、我々には堪りません。
少なくとも、そんなことを主張する「国壊」議員は落とす必要がありますね。
管理人 (赤熊)
2016-04-01 00:27:50
プーさん、コメントありがとうございます。
返信が遅れてすみません。

国が無くなれば、自由とかそんなこと言ってられないはずなんですけどね。
そして、マスコミはそんなことは一切言わないですものね。
無責任に、はやし立てるだけで、何もしませんし・・・。

こういう無責任な奴らに はっきりとNOと言える政治家を作らないと国のありようが歪むのですが・・・・。

本当、国壊議員が多すぎますね。

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