今日の日記は、私が初めてDVD鑑賞しているポーランド映画『アウシュビッツの女囚』(1948年製作 ワンダ・ヤクボフスカ女流監督・脚本)のことです。添付した写真は、その表紙です。
この映画の原題は、ポーランド語で”OSTATNI ETAP”で、英語では ”The Last Stage”と言う意味です。日本語題名に付いている「女囚」のイメージは、私は東映映画『女囚さそり』(注:劇画が原作で梶芽衣子主演)を思い出してしまいます。
だから、英語の題名を尊重して『最後の場所:アウシュビッツ収容所』とした方が良かったと、今私は思っています。
この映画を製作した1948年は、戦争後が終了してたった3年しか経っていません。そして、映画の出演者や監督もすべてその収容所の体験者です。だから、とても生々しく強い衝撃を私は受けました。
この映画で、アウシュビッツ収容所の女看守長は、収容したユダヤ人の処分方針を決める会議で、次のように語っています。
『皆さん!収容所の大事な役割を忘れられては困ります。総統から重要な任務を与えられているのです。人種的・政治的に劣悪な民族を一掃することーそれには処分しかありません。労働力の有無もーユダヤか?非ユダヤも関係ないのです!』
この発言は、とても血が通った人間が言う言葉ではありません。この20世紀中葉アウシュビッツ収容所で起きた大惨劇は、今まで人間が犯した罪の中で、最も忌まわしい出来事です。
だから、人類はアウシュビッツ収容所を”負の世界遺産”と登録保存しています。未来永劫、人類はこの惨劇を決して忘れてはいけないのです。
この映画の原題は、ポーランド語で”OSTATNI ETAP”で、英語では ”The Last Stage”と言う意味です。日本語題名に付いている「女囚」のイメージは、私は東映映画『女囚さそり』(注:劇画が原作で梶芽衣子主演)を思い出してしまいます。
だから、英語の題名を尊重して『最後の場所:アウシュビッツ収容所』とした方が良かったと、今私は思っています。
この映画を製作した1948年は、戦争後が終了してたった3年しか経っていません。そして、映画の出演者や監督もすべてその収容所の体験者です。だから、とても生々しく強い衝撃を私は受けました。
この映画で、アウシュビッツ収容所の女看守長は、収容したユダヤ人の処分方針を決める会議で、次のように語っています。
『皆さん!収容所の大事な役割を忘れられては困ります。総統から重要な任務を与えられているのです。人種的・政治的に劣悪な民族を一掃することーそれには処分しかありません。労働力の有無もーユダヤか?非ユダヤも関係ないのです!』
この発言は、とても血が通った人間が言う言葉ではありません。この20世紀中葉アウシュビッツ収容所で起きた大惨劇は、今まで人間が犯した罪の中で、最も忌まわしい出来事です。
だから、人類はアウシュビッツ収容所を”負の世界遺産”と登録保存しています。未来永劫、人類はこの惨劇を決して忘れてはいけないのです。