天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

札幌行AIRDO共同運航便で昔暮らした北海道北見が産地の玉ねぎを使用した美味なオニオンスープを飲む

2010-10-31 23:40:32 | 日記
今日の日記は、札幌旅行が無事に終了しただ今自宅に到着した報告です。
帰りの便は全日空便だったし、その座席は少し後方のエコノミー席37Dでした。添付したANAeチケット控え(航空引換証)を参照のこと。今年の全日空国内便は、4月からコーヒーやジュース等飲み物は有料サービスになり水とお茶は希望に提供しています。最初は、その飲料ワゴン車を使用しておらず、希望者は積極的にアピールしないと、お茶を飲めなかったです。でも今回は、その飲料ワゴン車を使用し始めたみたいで、そのお茶を飲む乗客が格段に増加しました。とても良いサービス改善です。
行きのAIRDO共同運航便は、AIRDOの機内サービスになりました。だから、私は温かいとても懐かしいオニオンスープ(私が昔暮らしていた北海道北見が産地の玉ねぎを使用)を飲みました。昔と同じでとても美味でした。
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札幌から投稿している旅行特別編:行きのエア・ドウ新千歳便の座席は2番目でとても快適なサービスを受ける

2010-10-30 13:27:55 | 日記
今日の日記は、札幌から投稿している旅行特別編です。
私は本日10時15分発のエア・ドウ新千歳行きで今札幌市内に到着しました。台風14号で飛行機が欠航するのでは?と、とても心配でした。でも無事に出発及び到着してとても嬉しいです。
この行きエア・ドウ便の座席は前から2番目でした。エコノミー席とは違い、座席間がゆったりとして、シートを深く倒せるし足かけまで付いていました。だから、とても快適でした。これから、私は札幌市内見学に出かけます。
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私見ながら、耳かき店員ら殺害事件の判決は無期懲役刑(注:終身刑に近い付帯文言を追加)が妥当と考察す

2010-10-29 21:44:50 | 日記
今日の日記は、本日午後の時事通信ネットニュースに掲載された報道のことです。以下に、その報道を引用掲載します。
『・・耳かき店員殺害、評議を延長=死刑適否、結論持ち越しか-東京地裁・・東京都港区で昨年8月、耳かき店従業員江尻美保さん=当時(21)=と祖母の鈴木芳江さん=同(78)=を殺害したとして、殺人罪などに問われた元会社員林貢二被告(42)の裁判員裁判で、東京地裁(若園敦雄裁判長)は29日、刑を決めるための評議を11月1日午前も引き続き行うことを決めた。検察側は裁判員裁判で初めて死刑を求刑している。裁判員らは結審後の10月26日から4日間連続で評議を続けたが、死刑の適否について、結論が出なかった可能性もある。判決言い渡しは11月1日午前11時の予定だったが、午後に変更された。起訴状によると、林被告は昨年8月3日、江尻さんの自宅に侵入。鈴木さんをハンマーで殴り、首をナイフで刺すなどして失血死させた上、江尻さんも別のナイフで刺して殺害したとされる。』
この報道を読んで、判決を下す裁判員が死刑判決の重みを自覚して、真摯に検討している姿勢を私は感じ取りました。この死刑判決を下す際、最高裁の判断基準があります。『永山基準』といわれるもので、1968−69年の連続4人射殺事件の永山則夫元死刑囚(事件当時19歳、97年8月執行:添付した写真は、逮捕された当時の永山則夫<中央>)第1次上告審判決(83年7月)で、最高裁が無期懲役の2審判決を破棄した際に、示した死刑の適用基準です。それによると、
(1)犯罪の性質(2)動機(3)態様、特に殺害方法の執拗さや残虐さ(4)結果の重大さ、特に殺害被害者数(5)遺族の被害感情(6)社会的影響(7)犯人の年齢(8)前科(9)犯行後の情状
ーを考慮し、刑事責任が極めて重大で、罪と罰の均衡や犯罪予防の観点からやむを得ない場合には、死刑の選択も許されるとしたものです。
誠に僭越なことですが、私が裁判員になったつもりで、以下に、この事件の私見的判決を述べます。
今回の事件を、この『永山基準』に照らし合わせてみれば(1)(2)(3)(8)(9)の項目が、完全に満たしていると私には思えません。この事件は、いわば痴情のもつれが殺害動機になっていて、その殺害方法の執拗さや残虐さ(被告は最後まで殺人行為をしていない)もあまり認められません。場当たり的犯行で周到に練られた殺人の計画性も感じられず、前科もなく社会的な影響もあまり大きくはありません。
故に、私はこの事件の判決は、無期懲役刑(注:付記で終身刑に近い付帯文言を追加)が妥当と考えています。
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池波正太郎著『剣客商売・徳どん、逃げろ』の「博打場で他人の詮索は御法度」不文律はある種人間に通用せず

2010-10-28 22:06:04 | 日記
今日の日記は、耳かき店女性ら殺害事件の元会社員林貢二被告(42)が偽名で利用した耳かき店と私が昔足繁く通った実演某劇場の相関性に関する私的考察です。
私にはこの現在の日記ブログを開始する前にも、投稿していたブログ日記がありました。でも、そのブログ日記は、某劇場独善的応援教義を信奉する親衛隊らによって、理不尽にも閉鎖を余儀なくされました。しかし、その投稿文を現在でも保存している劇場客の方がいます。その某掲示板より、2009年5月29日付私の日記を、以下に引用掲載します。
『・・男の道楽での不文律、「御法度」は現代でも生きている・・私が通っていた趣味の世界は、一般社会の倫理観に照らせば、あまり褒められた嗜好ではないです。江戸時代庶民の三大道楽「飲む・打つ・買う」の残った現代版の一種とも考えられます。江戸時代のその趣味の内、「打つ・買う」二つの世界で、嗜好客や相方の女性の生国、育ち、生業などをあれこれ詮索することは、不文律の「御法度」でした。「買う」の世界の内、幕府公認の遊郭「吉原」では、特殊な言葉「廓言葉」まで創り出して、遊女の生国や育ちが判らないように自己防衛していました。「打つ」の世界では、私の大好きな作家の一人池波正太郎さんの「剣客商売」の一編「徳どん、逃げろ」で博打場に出入りしていた二人の男をこう書いています。以下に引用します。
<傘屋の徳次郎は、千駄ヶ谷にある松平肥前守・下屋敷内の中間部屋で、博打をやっていた。・・「もし・・」とそこへ、後から入って来た中年の男が徳次郎に声をかけた。・・無頼の者ともおもえぬし、そうかといって、堅気の商売をしているようにも見えぬ。博打場での他人の詮索は、いわゆる{御法度}なのだ。>
このような歴然とした重い歴史的事実の常識など、現在のこの世界の悪行客にはまったく通用しないことが、画策された今回の卑劣な追放劇で、私は痛感しました。しかし、その悪行客にまったく予防処置をせず、逆に善人だと信用して自己防衛などしない所業を、私は後悔はしていません。池波正太郎さんも、上記の作品最後にそれに関して、含蓄のある文章を書き残されています。
<「それにしても、土崎の八郎吾は、徳次郎をなんとおもったのでございましょうかね。あれほどの男が、よくもまあ、徳次郎を、あれだけに信用をしたものだと・・・いまさらに私は、腑に落ちないのでございますよ。」微笑を浮かべた秋山小兵衛が、煙草のけむりを吐き出して、「人間という生きものは、だれでも、勘違いをするのだよ。ごらんな。太閤・豊臣秀吉や、織田信長ほどの英雄でさえ、勘違いをしているではないか。なればこそ、あんな死にざまをすることになった。わしだってお前、若い女房なぞをこしらえたのはよいが、それも勘違いかも知れぬよ。>私も秋山小兵衛のような境地に早くなりたいです。』
添付した写真は、池波正太郎著『剣客商売・7巻・隠れ簑』(新潮文庫版)の表紙です。
林被告にとって、足繁く通った耳かき店は、私が日記で言及した江戸時代庶民の三大道楽「飲む・打つ・買う」の残った現代版の一種、とても癒される遊興の場だったのでしょう。でも、彼は私の真摯な思い『男の道楽での不文律、「御法度」は現代でも生きている』などまったく死語の世界になっていると看做しているから、その遊興の場では躊躇なく偽名を使用し、他人に判らないように自己防衛したのです。
私が書いた『歴然とした重い歴史的事実の常識』は、某劇場応援悪行客だけでなく耳かきサービスを受けた女性を殺害した林被告にもまったく通用しなかったのです。今、とてもやるせない思いを私は抱いています。『男の道楽での不文律、「御法度」は、欲望のまま生きている現代のある種人間にはまったく通用せず』と私は言い換えなくてはならないからです。そして、このある種人間たちは、社会的にとても危ない嗜好の持ち主たちです。
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1967年製作米映画『招かれざる客』シドニーポワチエは「僕なら国務長官どまり子供は有能な大統領に」

2010-10-27 22:49:53 | 日記
今日の日記は、10月17日付『キネマ旬報1位アーサーペン監督『俺たちに明日はない』1968年5位は『2001年宇宙の旅』名作当り年』で第11位になった映画『招かれざる客』のことです。
この映画『招かれざる客』(米1967年製作 スタンリー・クレイマー監督 スペンサー・トレイシー シドニー・ポワチエ キャサリン・ヘップバーン主演)は、私がテレビで放映(日曜洋画劇場)した過去の映画をたくさん見て、大好きになったスペンサー・トレイシーとキャサリン・ヘップバーンが夫婦役で主演しています。ですから、この映画が日本で公開された時、私はとても観たくなって、ロードショー劇場まで出かけました。そして、私がとても感動した映画です。
この日記を書いていて、再びその映画を観たくなり、今お茶の間鑑賞しています。添付した写真は、新聞社主(スペンサー・トレイシー)と妻(キャサリン・ヘップバーン)の娘(キャサリン・ホートン)に、結婚を申し込む黒人医師(シドニー・ポワチエ)です。
この映画が製作された当時は、まだアメリカ社会の人種差別は根深く残っており、公民権運動のリーダーだったキング牧師が暗殺されたのはこの翌年でした。しかし、このアメリカ社会の悪しき人種差別は、お互いの愛と信頼と勇気があれば、克服できるとスタンリー・クレイマー監督が全世界にこの映画で訴えています。
映画ではスペンサー・トレイシーとシドニー・ポワチエが、アメリカ社会の黒人差別に関してお互いに語り合っています。以下に、未来に起こる出来事を見事に予測したその会話を引用掲載します。
・ポワチエ『苦労するでしょうが子供は作ります。それが自然だ!』
・トレイシー『娘は何と?』
・ポワチエ『全員大統領にする気です。しかも有能なね!あなたの教育のお蔭です。』
・トレイシー『だが苦労する』
・ポワチエ『彼女は楽観的です。僕なら国務長官どまり』
・トレイシー『それでも心配だと言ったら臆病と思うか?』
・ポワチエ『いえ でも、時代は変わります!』
・トレイシー『今の我が家ほどの急変はあるまいと思うが、いずれにせよ即答は無理だ!』
この会話では、2000年に黒人初の国務長官になったコリン・パウエル氏(就任時63歳)や2008年初の黒人大統領になったバラク・フセイン・オバマ・ジュニア氏(就任時46歳)のことを的確に暗示しています。37歳の黒人医師役のシドニー・ポワチエが2000年頃に国務長官になり、その息子が大統領になると、映画では予測しているのです。これは、とても素晴らしい慧眼力のある脚本と言うしかないです。
この時の二人の会話では、結婚承諾を保留したスペンサー・トレイシーは、お互いの両親を招いた夕食会の前に、結婚を決意した二人に向って『君達は人種を超えて愛し合った素晴らしい人間だ・・君達が愛と信頼を失わない限り堂々と結婚を貫け!』と言って、最後には二人の結婚を認めその前途を祝福しています。
とても清清しい幕切れのラストです。「映画は作り物で、現実世界にはまったく通用しない無価値のものだ!」との謗りを私に何度も繰り返した劇場悪行客に、この名作映画を是非観てほしいです。
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