天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

イギリス旅行(12月28日~1月4日)報告:日本航空の機内サービスで往復便計12本の映画鑑賞する予定

2011-12-27 20:51:22 | 日記
今日の日記は、明日からのイギリス旅行報告です。私は、今回のイギリス旅行で利用する日本航空の機内サービス(映画鑑賞や食事)を、事前にチェックしました。添付した写真は、日本航空のその機内サービスのエンターテインメントのメニュー画面です。
今回も、私は行きと帰り便(片道所要時間は約12時間)で、そのメニューの鑑賞可能リストから好きな作品を選んで、外国映画6本・日本映画6本の計12本を機内鑑賞することにしました。以下に、その映画を観たい順に紹介します。
・・12月28日(水)行き便・・
1.カウボーイ&エイリアン
2.猿の惑星
3.探偵はBARにいる
4.キャプテン・アメリカ
5.アン・フェア
6.ハリー・ポッターと死の秘宝Part2
・・1月3日(火)帰り便・・
1.マネーボール
2.リアル・スティール
3.はやぶさ HAYABUSA
4.ツレがうつになりまして
5.モテキ
6.DOGXPOLICE 純白の絆
この中で特に、カウボーイ&エイリアンとマネーボールの鑑賞が、私はとても楽しみです。帰国してから、またこれらの映画鑑賞記を日記で書きます。尚、明日28日から1月4日まではイギリス旅行の為、私はこの日記投稿は休みます。
イギリスの天候は、去年のクリスマス寒波(多くの空港が閉鎖された)みたいなことがなく、反って日本の東京より暖かいみたい(27日のネット天気情報)で、私は今ほっとしています。それでは、私はこれから旅行準備して早く寝ます。
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海外団体ツアー旅行参加者のWEBチェックインを導入している日本航空に往復の帰り便も同時実施可能を要望

2011-12-26 20:51:12 | 日記
今日の日記は、イギリス旅行の団体ツアー参加者が使用する航空会社(日本航空)の個人によるチェックインのことです。
今回のイギリス旅行を企画している旅行代理店から送られて来た『旅のしおり』の”ご一読ください”に、「日本航空はWEBチェックインを導入しております。詳しくは同封しております『日本航空WEBチェックインのご案内』をご覧ください。」と注意書きがありました。添付した写真は、その同封されていたパンフレットの一部です。
このようなWEBチェックイン(座席指定等)は、旅行代理店が企画している国内の札幌旅行でも私は経験があります。でも、今回は国際線でしたので、その手続きがとても煩雑・多岐にわたり、何度も入力エラーをしてしまいました。そして、約10分程度パソコンと格闘し、ようやくチェックイン完了することができました。座席もできるだけ前方の通路側(注:エコノミークラスは当然後方席になるので最後方は58番ですが、私が確保した席は48D)を事前に確保できました。
でも、このWEBチェックインは何故か?出発の72時間前からしかできません。だから、帰りの便も、1月3日午後7時出発の72時間前(現地時間の12月31日午後7時)からしか、そのWEBチェックイン操作ができません。
私に旅行確認の電話をしてきたツアー添乗員は、”日本でこの帰り便の同じWEBチェックインをできる方はいますか?”と尋ねてきましたが、私はこんな面倒なことを留守宅の家人に頼めないので、”いないので空港で私がチェックインするしかないです”と答えました。
何故、往復便のWEBチェックインを、同時にできないのか?私にはまったく理解できません。国内の札幌旅行では、座席予約は同時に往復便を指定できます。それも72時間前の期限設定などなく、旅行代理店からeチケットが送付されれば、制限などなくいつでも可能です。
海外に個人旅行する乗客のすべてが、国内の留守宅にWEBチェックインできる者がいる訳ではないと思います。だから、この悪しきWEBチェックインは改善され、往復の帰り便のWEBチェックインは、その旅行客が出発する際に同時に出来るように直すすべきです。
だから、日本航空のWEBチェックイン運用関係者の方々に、是非ともこの問題点の検討・改善を、私は衷心より御願いしたいです。
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『図説ディケンズのロンドン案内』熱気溢れ活力満ち猥雑な劇場がディケンズ想像力形成すばらしい創造へ導く

2011-12-24 17:55:00 | 日記
今日の日記は、28日からのイギリス旅行の勉強の為に、今読んでいるマイケル・パターソン著『図説 ディケンズのロンドン案内』(山本史郎監訳 ピーター・アクロイド序文 原書房2010年刊)のことです。添付した写真は、その著書の表紙です。
この著書の中に、私がとても強く共感した記述がありました。以下に、その一部を引用・掲載します。
『19世紀のイギリス首都の広大さと豊かさを考えると、ここにはその膨大な人口に見合うだけの豊かな娯楽があるはずだと言える。そして、事実そうなのであるーいうまでもなく劇場がその筆頭だ。・・劇場は、喧騒と混乱の場所だった。ロンドンの観客は、現代とは違いまったく行儀が悪かった。・・外国人にとってイギリスの劇場でもっとも驚くのは、観客がとんでもなく下品で粗暴なことである。・・宮内長官は、文化的価値のある作品を上演する許可を、三つの大きな劇場にしか与えていなかった。そして、その他の劇場に許されたのは、音楽・ダンス・パントマイムに限られていたのである。その為、法律違反しない為には、他の劇場ではどんな作品でも、何らかの歌かオーケストラの伴奏がつかなけれればならなかった。・・終生芝居を愛したディケンズは、ロンドンの劇場やそので舞台に立つ者たちのことを実によく知っていた。・・20世紀の劇場に比べて、当時の劇場は、はるかに熱気にあふれ、活力にみち、猥雑でもあった。これがディケンズの想像力をかたちづくり、すばらしい創造へと導いたのである。この数十年後、大衆演劇場(ミュージック・ホール)が、がさつで無教養な観客を根こそぎ掠ってゆき、劇場はもっぱら中産階級の為のものとなってしまったのだった。』
今は紳士の国と呼ばれる「イギリス」も、今から1世紀半前には、このような喧騒と混乱の場所である市民の憩いの場(劇場)があったのです。また、筆者のマイケル・パターソンは、その劇場の持つ”熱気にあふれ、活力に満ちた猥雑さ”を強く肯定的に考えて、もっと良い存在価値の”ディケンズの想像力をかたちづくり、すばらしい創造へと導いた”と結論付けています。
私もこの筆者の主張に、今強く同意し深く得心しています。何故なら、私は、自身の持つ”熱気にあふれ、活力に満ちた猥雑さ”故に、某ストリップ劇場の独善的教義を信奉する親衛隊から、理不尽な迫害を受けた”歴史の生き証人”だからです。
そして今、歴史の教訓をまったく生かすことをしない某ストリップ劇場の経営者や関係者に、私はこの著書『図説 ディケンズのロンドン案内』を読んでほしいです。
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児島襄著『指揮官』インパール戦勝った英軍大将は優れた戦いには優れた計画と優れた指揮官がなければならず

2011-12-22 22:58:28 | 日記
今日の日記は、私が関係するネット掲示板に書込された要望に対する私の回答です。以下に、その投稿文を引用・掲載します。
・2011/12/22 08:00『○○のおじさんには男の美学の観点から牟田口廉也について論じてもらいたいな。同年代の軍人に硫黄島の栗林忠道がいるけど本当に対照的だな。牟田口みたいなのを出世させてしまうところが日本の組織の弱点だな。』
この投稿者が論評を要望している旧日本陸軍のインパール作戦の指揮官・牟田口廉也中将については、私が社会人になって読んだ文春文庫・児島襄著『指揮官』(文藝春秋1978年刊)に強く啓発されています。添付した写真は、私が今でも愛蔵しているとても古びてしまったその著書の表紙です。
その著書から、私が読んだ当時深く感動して、今でもよく覚えている一部の記述とそのインパール作戦の概要を、以下に引用・掲載します。
『インパール作戦の悲劇は、作戦計画の粗雑さ、とくに軍司令官牟田口中将の補給を無視した突進戦法に主因を求められ、さてこそ、第三十一師団長佐藤幸徳中将の「鬼畜」なる評価も生まれるゆえんであるが、・・インド北東部マニプール州都インパールを攻略する計画は、正式にきまるまで多くの曲折があった。・・参謀本部にも反対意見は強かった。・・しかし、インパール作戦は、決定された。・・牟田口中将は、支那事変のきっかけとなった昭和十二年七月七日の盧溝橋事件当時、中国軍を攻撃した連隊長であった。・・つまり、”わたし”が起こした戦争を”わたし”が解決することになる。牟田口中将は、感奮した。・・小心な性格者は、小心なるがゆえにしばしば果敢な行動を好み、性急な行動を好み、偏執的な思想傾向をもちやすい。・・「天の時」「地の利」「人の和」-この三つが戦勝のための必須条件だ、と説いたのは、中国古代の戦術家孫子であるが、インパール作戦に直面した第十五軍には、そのすべてが失われていた、といわざるを得ない。・・そして昭和十九年7月5日、インパール作戦は、作戦中に参加全師団長の解任という、戦史に空前の記録を残して、中止された。・・英第十一方面軍司令官ギファード大将は、インパール軍司令官に祝電をおくった。「すばらしい勝利に対してお祝いを言う。すぐれた戦いには、すぐれた計画とすぐれた指揮官がなければならない!」』
当時(20歳前半)の私は、日本が何故無謀な太平洋戦争を引き起こしたのか?とても知りたくて多くの昭和初期の歴史書を貪るように読みました。その読破した著書の一つが、児島襄著『指揮官』です。
陸軍内部にも一部には良識派といわれる将校はいました。しかし、その良識派も統帥権を持ち出した一部陸軍エリート集団により、中枢部から無理やりに放逐されていくのです。逆に、その陸軍エリート集団から強い惹きを受けたのが、牟田口廉也中将でした。また、彼の悪しき性格(小心者で、性急な行動を好み、偏執的な思想傾向を持つ)は、当時の日本陸軍中枢の偽らざる姿でもありました。
そして、現在の牟田口廉也中将は誰か?と問われれば、私は躊躇なく、独善的教義を信奉する親衛隊首魁と答えます。
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『恋におちたシェイクスピア』ロミオ男装GパルトロウをJファインズが女装ジュリエットをGパルトロウ演ず

2011-12-21 21:44:22 | 日記
今日の日記は、久しぶりにお茶の間鑑賞している映画『恋におちたシェイクスピア』(1998年製作 ジョン・マッデン監督 ジョセフ・ファインズ グウィネス・パルトロウ主演)のことです。
私は昨日、フランク・カーモード著『クロノス選書 シェイクスピアと大英帝国の幕開け』(吉澤康子訳 河合祥一郎監修 ランダムハウス講談社2008年刊)を紹介しました。そして、このイギリスの劇作家シェイクスピアが多くの戯曲を書き卸した劇場・ローズ座が登場する映画『恋におちたシェイクスピア』をとても観たくなって、今レンタル店から借りて久しぶりにお茶の間鑑賞しています。
この映画は、若き日の劇作家シェイクスピア(ジョセフ・ファインズ)の秘められた恋(注:実際の彼は妻帯者なので完全な不倫の恋)物語を、劇中劇(『ロミオとジュリエット』)と絡めて描いたとても歴史に忠実な愛情劇です。
昨日紹介した著書『シェイクスピアと大英帝国の幕開け』に書かれている”女が男の衣裳を身につけることは、明らかに禁止された行為”を、主演のグウィネス・パルトロウ(芝居好きの資産家の娘を演じる)が劇場で犯してしまいます。それは、グウィネス・パルトロウが、男装してトマス・ケントと名乗り、・ローズ座の役者になってロミオを演じることになってしまったからです。
しかし、その男装がバレてしまい、『ロミオとジュリエット』を上演しようとしたローズ座は閉鎖されてしまいます。でも、それを見かねたライバル劇場のカーテン座の座長が、自分の劇場を貸すことで、その演目が幸運にも上演されることになります。
そのロミオ役は男装したグウィネス・パルトロウではなく、脚本を書いたジョセフ・ファインズ自らが演じることになります。さらに、”男が女の衣裳を身につける”女装のジュリエット役の男優が、突然女性用の声が出なくなってしまい、この劇を鑑賞しようと観客席にいたグウィネス・パルトロウが、彼の代役としてジュリエットを演じることになります。
やっと、今日の舞台劇で演じられている男装も女装もない正統な男女による恋愛悲劇『ロミオとジュリエット』が出来上がりました。添付した写真は、その舞台劇の最後シーンでのジョセフ・ファインズ(毒薬を飲んでしまい横たわる)とグウィネス・パルトロウ(中央)です。そして、二人のバックにはカーテン座の観客席が映っています。
今回、この映画を鑑賞する前に、私は『シェイクスピアと大英帝国の幕開け』を読んでいたので、当時の時代背景をよく理解できました。さらに、この映画製作者は当時の時代考証もしっかりと検証していたことが、映画で語られる台詞で判りました。
その台詞とは、劇場興行主が言った『平土間で立ち見客は1ペニー、さらに1ペニー払うと回廊席で立ち見でき、さらに追加料金を払うと座席が確保できる料金にしろ!』との命令です。この言葉が、この著書でも同じように書かれており、”これら入場料はなぜかインフレの影響を受けず、ロンドン演劇史の長期にわたって変わることがなかった。”とさらに解説されています。
やはり、歴史を扱う名作映画は、その時代考証もちゃんとしています。私は、この名作映画を、今年のNHK大河ドラマ『江』の脚本家に是非観てほしいと、今強く思っています。
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