天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

去年天皇陛下と特例会見した習国家副主席は日本政府首脳恩義を感じず論語『民無信不立』と無縁の権力欲亡者

2010-09-30 21:55:33 | 日記
今日の日記は、去年暮れ来日の際、天皇陛下と特例会見が実現できた日本政府の恩義をまったく感じない中国の首脳、習近平国家副主席のことです。
昨日の日記『尖閣諸島も北方4島も自国領と主張す中露両国「第2次大戦終結65周年に関する共同声明」に断固抗議すべし』の添付した写真に、ロシアのメドベージェフ大統領と握手する習近平国家副主席の姿がありました。このにこやかに微笑みを浮かべる習国家副主席の姿と対照的に、メドベージェフ大統領はとても緊張しているように見えました。
メドベージェフ大統領は、北京で既に胡錦濤主席と会見しているので、習国家副主席にまで会う必要は無かったのに、二年後に引退が予定されている胡錦濤から次の国家主席を引き継ぐとされている実力者・習国家副主席の顔を立てて、開催中の上海万博会場で会ったたでしょう。その会見依頼は、中国の習国家副主席側からあったかもしれません。だから、メドベージェフ大統領は内心忸怩たる思いを持ち、その表情が思わず硬くなってしまったと、私は推測しています。
去年12月15日、この習近平副主席の来日が正式に決定した時、当初は天皇陛下との会見は、11月末に「1カ月ルール」を理由に、宮内庁が内々に拒否していました。しかし、対中関係を重視する当時の鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長の「政治判断」を受けて、この方針は転換され、天皇との特例会見が特別に実現(添付した写真を参照の事)しました。 だから、習国家副主席は日本政府にとても恩義を感じていると、私は思っていました。
しかし、読売新聞の報道写真を見て、習国家副主席は何らそんな恩義を日本から特別に受けたと、まったく思っていないと、逆に私は得心しました。彼には、鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長の「政治判断」などまったく眼中にはないのです。彼には、次の国家主席になる為には何が必要なのか?その姑息な権力欲しか存在しません。
中国は、私の大好きな偉人・孔子を生んだ歴史ある国です。日本にもその高邁な思想は深く影響を与えています。でも、その孔子が語った為政者の心得を、この習国家副主席はまったく理解していません。
論語によれば、孔子の弟子・子貢が政治について尋ねたところ、孔子は「食料を十分にし軍備を十分にして、人民には信頼を持たせることだ」と答えました。子貢が三つの中でやむを得ず捨てるなら、どれが先か問うと「軍備を捨てる」、さらに残った二つのうちではどちらかと問うと、「食料を捨てる。」と答えました。その理由を問われて、「食料がなければ人は死ぬが、昔から誰にも死はある。人民は信頼がなければ安定しない。」(論語:顔淵第十二-7)と語っています。
これが、有名な名言『民無信不立:民、信無くんば立たず:人民が為政者を信頼する心がなければ、存立しない』です。残念ながら、現在の中国首脳には、自国が生んだ偉人・孔子の名言をまったく理解できないと思われます。これは、とても悲しい現実です。
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尖閣諸島も北方4島も自国領と主張す中露両国「第2次大戦終結65周年に関する共同声明」に断固抗議すべし

2010-09-29 22:14:10 | 日記
今日の日記は、中国外務省が28日に発表した中露両国の「第2次大戦終結65周年に関する共同声明」のことです。以下に、29日の読売新聞朝刊より、その要旨を引用掲載します。
『今年は大戦終結して65周年にあたる。この戦争中、中露国民はファシズムおよび軍国主義の進攻に耐え、最も大きな犠牲を払い、最後に勝利を獲得した。日本が中国に侵入後、ソ連は直ちに巨大な援助をし、中国国民もソ連軍の作戦に参加した。中国は、中国東北地方の解放戦役でのソ連軍の役割を高く評価する。両国自民は戦闘での友情と助け合いで築いた輝かしい歴史の1章が、今の中露の戦略的な協力パートナーシップ関係の固い基礎を築いた。大戦の歴史を改ざんし、ナチスと軍国主義分子を美化するたくらみを断固非難する。国連憲章とその他の国際文書は大戦に対する定説を出しており、改ざんは許さない。さもなければ、各国各民族の間で敵対的な感情を引き起こすだろう。中露は国連安全保障理事会常任理事国として、公正で合理的な国際秩序を築き、戦争と衝突を防ぐため、引き続き共に努力する。添付した写真は、その記事に掲載された報道写真です。「28日上海万博会場で、中国の習近平国家副主席(右)と握手するロシアのメドベージェフ大統領(ロイター)」』
この新聞報道を読んで、私は中露両国に対して、深い不信感と強い嫌悪感を持ちました。日本と中国で尖閣諸島の領土問題でお互いに揉めているこの時期に、中国政府を味方にして、ロシア大統領は日本固有領土である北方4島を自国領であると正当化しようとしています。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で日本政府が毅然たる対応をせず、那覇地検の船長釈放に対しても我は関与せずと逃げまくるまったく信念なき外交施策の間に、領土問題に関して中国とロシアにお互いに共同歩調をとらせてしまっています。
ロシアと中国の本性は、共産主義の美名に隠れた悪しき覇権膨張主義的拝金崇拝者です。菅直人首相は、直ちに毅然たる態度で、両国に猛抗議しまったく妥協などせず、尖閣諸島も北方4島も自国領であると、正当な論理を持って国際社会に堂々と訴えるべきです。
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賃貸マンション契約時入居者に説明される重要事項説明書禁止事項に廊下の傘放置禁止があるならペット不可も

2010-09-28 22:15:37 | 日記
今日の日記は、賃貸マンション契約時、入居者に説明される重要事項説明書・禁止事項のことです。
27日深夜に、某劇場演技者女性の自身ブログ日記に、とても気になる投稿がありました。以下に、私が危惧した書き込みをその投稿から一部引用して掲載します。
『ここ何日かで傘が増えすぎてお家の廊下に置いてたら管理人さんに怒られちゃったです ショボンΩÅΩ;ごめんなざぃぃ みんなも怒られないよぉに気を付けるだょ〜』
このコメントを、私なりに記述内容の分析(注:あくまでも私見)をしてみます。「彼女が入居している賃貸マンションの各住戸玄関には造り付けの傘入れ付き下駄箱があっても、雨続きで自宅に持ち帰る傘が増えてしまい、共用部廊下の窓面格子横桟?に濡れた傘を掛けておいたら、マンション管理人から、共用部分である廊下に私物を置くと避難の邪魔になるし、入居マンション利用規約にもその禁止が書かれているので、その傘を自分の部屋の中に入れるように彼女が注意された。」と私は解析しました。
このように考えてみると、彼女が入居している賃貸マンションの管理は、利用する際に契約者が守るべき約束事が極めて厳格に適用されると、私は得心しました。外の玄関脇(共用廊下)に常設の傘立を設置した訳でなく、たまたま一時的に立て掛けておいた濡れた傘まで規則違反だから撤去しろとは、まったく驚いた管理人です。
そして、このようにまったく職務に忠実な管理人だと、入居者がペットを飼っているか?も賃貸マンション利用規則に照らして、厳格な対応処理をする恐れがあります。ですので、私の勝手な老婆心ながら、彼女には、入居契約時に不動産業者から説明を受けた重要事項説明書の中に、ペット不可の禁止事項があるか?もう一度、確認してほしいです。一般的には、多くの賃貸マンションはその建物の資産価値が下がるので、ペットを飼うのを原則禁止しています。
一部の中古賃貸マンションには、条件を満たしていればペットの飼育が許可されることもありますが、ペット飼育可の物件でもペットの種類や数に制限を設けていることが多く、事前にそのペットの面接を行う場合もあります。
だから、某劇場演技者女性には入居時に渡された重要事項説明書の書面をよく熟読してほしいです。そして、その書面にペット可の文言があれば、安心して愛犬を飼うことができます。
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500回版:正月休みは映画『パッション』ロケ地南イタリアのマテーラ『グランブルー』舞台タオルミーナへ

2010-09-27 22:00:26 | 日記
今日の日記は、投稿500回記念特別版です。私の日記の500回までの軌跡を振り返ります。以下に、その100回ごとの期日、タイトル及び閲覧数・訪問者数・ランキングを掲載します。
・(001回)・2009年 8月19日『己の回想懺悔日記を始めました』保存記録なし
・(100回)・2009年12月16日『日記100回記念・私の「男の美学」での確固たる信念は、古今東西の名著を通じて、不滅の人生羅針盤』161IP 280PV 9,232位
・(200回)・2010年 3月10日『200回記念:映画「NINEナイン」主役ダニエル・デイ=ルイスは共演ソフィア・ローレンを最高と絶賛』153IP 402PV (-位)
・(300回)・2010年 6月 3日『300回記念版:映画「求むハズ」ソフィアローレンの完璧な容姿と聡明さは生年月日が一致しても具現できず』117IP 321PV (-位)
・(400回)・2010年 7月30日『2008年7月21日:5周年女性「本当にあっというまに5年がたってしまいました長いお付き合いですネ」』206IP 523PV 5,799位
・(499回)・2010年 9月26日『「男はつらいよ葛飾立志篇」名言:学問があれば男の不実を見抜けたのを、学問ないばかりに一生の悔いを残す』272IP 964PV 3,323位
私の日記閲覧数の軌跡を眺めてみると、500回投稿を目前にして、閲覧者数が平均してやっと200人以上となりました。私のこんな拙い文章でも、読んでくれる読者がいるということは、とても私の励みになります。今後も読んでみて、何か良い事を得てもらえるような内容の濃い日記を目指して、私はこれからも毎日頑張ります。
そして、今日の日記は、今年の暮れ正月休みに私が計画している海外旅行のことです。昨日で、去年9月26日から出かけた8日間のイタリア旅行からちょうど1年が経ちました。あっという間に、一年が過ぎ去ってしまいました。
また、去年から今年にかけて4回も訪れた中国は、今回の尖閣諸島での中国政府の日本への対応を見て、もうまったく行きたくもなくなりました。その一年前のイタリア旅行では、超有名な主要都市は全て訪問しましたが、マイナーですがとても魅力的な田舎町である南イタリアやシチリア島には立ち寄っていません。だから、私は今年の正月休みに有給休暇を2日ほど付け加えて、南イタリアとシチリア島を訪問することにしました。
添付した写真は、その主催する旅行会社のパンフレットの風景写真です。さらに、某ネット板の投稿客の要望に応えて、私は9月11日12日の札幌旅行の某旅行代理店の交通機関予約案内書を掲載しました。
今回の旅行で、このパンフレットの風景写真で紹介されているアマルフィ海岸とアルベロベッロは当然のことですが、映画『パッション』のロケ地、マテーラと『グラン・ブルー』の舞台であるタオルミーナ、さらに『ゴッドファーザー』の故郷・シチリア島を訪れるのが私はとても楽しみです。
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『男はつらいよ葛飾立志篇』名言:学問があれば男の不実を見抜けたのを、学問ないばかりに一生の悔いを残す

2010-09-26 18:57:20 | 日記
今日の続編日記は、松竹映画『男はつらいよ 葛飾立志篇・第16作』(1975年製作 山田洋次監督 渥美清 倍賞千恵子主演 樫山文枝 小林桂樹共演)に、住職役で主演された大滝秀治が語った言葉です。
この映画では、寅次郎(渥美清)は、毎年正月になると少額の支援金と手紙を送っていた昔自分がとても世話になった馴染みの女性お雪がつい最近死んだと、とらやを訪れたその一人娘(桜田淳子)から聞きます。
そして数日後、寅次郎は山形県の寒河江にあるその女性お雪の菩提寺に墓詣りに訪れます。そのお寺で、寅次郎は住職(大滝秀治)と出会います。以下に、二人が語り合った会話を引用掲載します。
・(大滝秀治)『失礼だが、お雪さんのお身内の方かな?』
・(渥美清)『いいえ、ちょっとした知り合いの者です』
・(大滝秀治)『久しぶりにお経をあげようかね。あなたもご一緒に(二人揃って墓前で合掌する)』
そして、二人並んで参道を歩きながら、住職は寅次郎にお雪の不幸な身の上話を語ります。
・(大滝秀治)『まあ、はっきり言えば、お雪さんは騙されたんでしょうなぁ。いや、土地の者じゃない。東京から来てなにか商売のようなものをやってる男でした。少しばかり容姿がいいのを鼻にかけて、いろいろと女出入りの噂の絶えない男だった。お雪さんも随分尽くしたようだったが、男にしてみりゃ所詮遊びごと。お雪さんに子供ができたのを知って、慌てて行方をくらました。ま、そんなことでした。』
・(渥美清)『お雪さんは、その後もその男をずーっと想って暮らしたんでしょうかね?』
・(大滝秀治)『いやいや、あの人は利口な人だから、年をとるにつれて分かってきました。よく寺に来て話してました。「私に少しでも学問があれば、男の不実を見抜けたものを、学問がないばかりに、一生の悔いを残してしまった。」と・・可哀想な人でした。』
そして、住職と寅次郎はお寺の石段の下でお互い別れます。その時の映画シーンを、ここに添付しました。寅次郎は住職に語りかけます。
・(渥美清)『和尚さん!私には、お雪さんの気持ちがよーく分かります!』
・(大滝秀治)『さようかな?』
・(渥美清)『はい。私も学問ないから・・今まで悲しいことや、辛い思いをどれだけしたか分かりません。ほんとうに、私のようにバカな男はどうしようもないですよ!』
・(大滝秀治)『いや、それは違う。己の愚かしさに気がついた人間は、愚かとは言いません。あなたは、もう利口な人だ。己を知る。これが何よりも大事なことです。己を知ってこそ、他人も知り、世界も知ることができるというわけです。あなたも学問なさるといい。四十の手習いと言ってな。学問を始めるのに早い遅いはない。ね。「子曰く、朝に道を聞けば夕に死すとも可なり」』
名優大滝秀治の素晴らしい演技でした。この住職の言葉に、とても感動した寅次郎は「四十の手習い」の晩学を決意します。
そして、私は不幸な女性お雪が大滝秀治に慟哭した言葉『私に少しでも学問があれば、男の不実を見抜けたものを、学問がないばかりに、一生の悔いを残してしまった。』を、今週7周年を迎えた劇場演技者女性に捧げます。
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