天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

中国領ハルビンに伊藤博文元首相の暗殺者安重根の碑を中国習主席に協力要請した朴大統領に安倍首相は抗議を

2013-06-29 22:22:59 | 日記
今日の日記は、中韓首脳会談を伝えた産経ネットニュースでの朴槿恵大統領のとても承服できない問題発言です。以下に、その報道記事を引用・掲載します。
『・・中国に安重根の碑を 朴大統領、習主席に協力要請・・【北京=川越一】中国を訪問中の韓国の朴槿恵大統領は28日、北京の釣魚台迎賓館で習近平国家主席夫妻と昼食をとりながら会談した際、初代韓国統監を務めた伊藤博文元首相を暗殺した朝鮮半島出身の抗日運動家、安重根の記念碑を、暗殺現場の中国黒竜江省ハルビン駅に設置するための協力を要請した。韓国大統領府が明らかにした。朴氏は安重根について、「韓中両国民にとって尊敬すべき歴史的人物だ」と述べた。習氏は「前日(27日)の首脳会談は成果に富み、双方は多くの共通認識に達した」と強調。安重根に関する朴氏の主張に同意したかは不明だが、「関係部署に(記念碑設置を)検討するよう指示する」と答えたという。暗殺事件の発生から100年に当たった2009年、韓国では安重根を「世界的な英雄」と宣伝する動きが起きた。その3年前の06年には、韓国人企業家らが同駅近くの広場に安重根の銅像を設置。10日後、中国当局に撤去されたことがある。当時は韓国の民間組織による活動に限定されていた上、中国側も一貫して慎重な姿勢を保っていた。それが今回、首脳同士の会談の中で言及された。中国政府関係者も「胡錦濤政権は中国国内の民間の反日活動を抑えてきた。習近平政権はむしろあおっている」と、政府の姿勢の変化を危惧している。両首脳は首脳会談後に発表した共同声明で、歴史問題に絡む国家間の対立と不信の激化に憂慮を示す形で日本を牽制した。中国の最高指導者が2日続けて“首脳会談”を行うのは、異例の歓待といえる。習氏と朴氏が、対日強硬姿勢を通じて結束を深めた可能性も否定できない。朴氏は28日、李克強首相らとも会談した。』
まったく、正しい歴史認識が欠如した偏狭的な愛国主義者・朴大統領の大いに問題ある公式発言です。この安重根は、単なるテロリストです。日本政府の指導者・伊藤博文元首相を理不尽にも暗殺したからと言って、日本の朝鮮統治が韓国人民に良くなったのか?全く疑問です。かえって、翌年には日本が朝鮮併合する事態になっています。また、日本人にとって伊藤博文は、明治の元勲であり日本紙幣にも載せられている”明治政府の功労者”です。
竹島領有と日本軍の韓国人女性従軍慰安婦強制連行を主張する隣国・韓国が今度は、テロリスト・安重根を「世界的な英雄」に祭り上げる非礼に対して、安倍首相はもっと強硬姿勢を取ってほしいです。そうしなくては、郷土長州藩の明治の偉人”伊藤博文”公に申し訳がたたないのではないですか!安倍首相は、元外務省高官の発言を批判するぐらいなら、この朴大統領の発言をもっと問題化するべきです。
だから、安倍首相には、朴大統領に書簡を送り、もっと正しい歴史的事実を語るように、強く抗議ほしいと、私は衷心よりお願いしたいです。そして、このような違法な暗殺者を、自国の英雄と祭りたてている朴大統領が謝罪しない限り、日本は、韓国とはもう国交を断絶するしか外交的な方策はないです。
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パソコン理解できない私に存在価値あるかと悩む質問者手紙見て鷲田清一氏は心を込め丹念に書き思い伝わると

2013-06-26 22:20:15 | 日記
今日の日記は、先週22日(土)読売新聞朝刊記事『人生案内』に掲載された”パソンコン理解できず苦悩”する30代専業主婦の方への哲学者の鷲田清一氏の回答コメントのことです。
この質問者は、”すべてにおいて電子機器に支配されていつ世の中は、不思議の塊で違和感があります。パソコンさえも理解できない私には存在価値はあるのでしょうか。”と、現在のIT万能社会にとても悩んでおられます。
その質問者に対して、心優しく回答した鷲田清一氏のコメントに、私はとても共感しました。以下に、そのコメントの一部を抜粋・引用します。
『私もITが苦手です。ケータイ、これはいや。ツイッター、これもからきしだめ。・・あなたのお手紙を拝見して、まず字が一つ一つきれいに丹念に書かれているのに驚きました。これだけでも、いろんな思いが伝わってきます。パソコンでは伝わらないことです。たぶんあなたは、手を使い、心を込めてする仕事に向いておられるのだと思います。・・手を丁寧に用いないとできないこと、それを探すほうが人生の勉強にもなって絶対いいですよ。』
この回答者の鷲田氏も、私同様に”ケータイ”電話を持っていない(有名な学者でさえも)とみえます。同類(私より4歳年上だが)がいて、私はとても嬉しくなりました。さらに、この質問者の手紙を見て、現在のツイッターのような軽薄な呟き(絵文字多用し、誤字でもそのまま他人に公開)に、強く警鐘を鳴らしているように、私には見えました。
そのような”軽薄な呟き”の具体例を、私は最近の某ストリッパー嬢(注:昔私が応援していた踊り子嬢)自身ブログに投稿されたツイッターに、たまたま見出してしまいました。彼女はその自身日記ブログで、”今日はすみれと久々の再開(♡˙︶˙♡)”と、ツイッター投稿で呟いていました。
でも、私はその彼女のブログを読んで、一瞬、彼女の言わんとすることが良く理解できなかったです。でも、投稿文字の”再開”を”再会”と校正すれば、日本語としてその意味を正しく理解できるようになりました。
残念ながら、彼女には、人生案内に質問した30代専業主婦の方が持つ”字が一つ一つきれいに丹念に書かれている”ような資質が完全に欠如しているようです。また、彼女のブログ日記の管理人は、その文字の間違いを修正することすらしません。何の”管理人”なのか?私には全く理解できません。
鷲田氏が言うように、IT万能社会でも、パソコンが苦手な人間でも、心を込めてする仕事はあるのです。だから、質問者にもその存在価値が当然あるのです。そして、私自身も、とても良い人生案内の回答を読ませてもらいました。
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キネマ旬報6月上号『探偵はBARにいる2』批評で田口トモロヲ・松重豊・波岡一喜・安藤玉恵を私同様言及

2013-06-23 11:21:45 | 日記
今日の日記は、私と同様に”ケータイ”を持たない主義の”俺”が主役の映画『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(橋本一監督 大泉洋 松田龍平主演)のキネマ旬報6月上旬号の鑑賞ガイドでの映画評論家・垣井道弘氏の批評記事のことです。添付した写真は、この映画の公開用宣伝ポスターです。
私がこの映画にとても親近感を抱くのは、その一つの要因は、主役の探偵がIT万能の御時世にあえて逆らって、”ケータイ”電話を持たないクラシックな人間だからです。だから、原作の題名通りに、彼に連絡するのは、常連客として通っているバー<ケラー>になるのです。
そして、この映画の批評が、キネマ旬報6月上旬号の鑑賞ガイドに掲載されていました。この批評は1本の作品に3名の鑑賞者が点数(5段階評価)を下して、講評しています。その3名の中では中間のレベルである、★★★<一見の価値はあり>を下した映画評論家・垣井道弘氏(1946年生まれ)の講評に、私はとても共感しました。以下に、その一部を引用・掲載します。
『飲んだくれで減らず口の探偵と、寡黙だが喧嘩に強い相棒・高田の名コンビが、今回も健在ぶりを発揮している。田口トモロヲ・松重豊・波岡一喜・安藤玉恵などが演じる個性的な脇役がどこで顔を出すのかという楽しみもある。ただし、・・反現発を主張するカリスマ的な政治家には、やや違和感が残った。・・』
私も、その垣井道弘氏と全く同様の印象(注:彼は★★★ですが、私自身は★★★★<オススメ!>を持っています。
何故なら、5月27日付日記『第3弾製作決定した「探偵はBARにいる」に松重豊・田口トモロヲ・波岡一喜・大好きな安藤玉恵は必須存在』で、この個性的な脇役4人を皆さんに詳しく紹介しています。また、5月25日付日記『私がエキストラになりたかった映画「探偵はBARにいる2ススキノ大交差点」鑑賞しその役不満も演出は良好』では、”私は、この原作を読んでいた時も、この野党系の国会議員には全く共感できなかった”と書き込みしており、私自身も垣井道弘氏が受けた印象である<違和感>に強く共感しています。
だから、私は、映画を鑑賞した専門の評論家が、シロウトの私と同じ印象を受けた事を知り、今とても嬉しく思っています。
そして、この脇役4人組は、間違いなく第3作でも登場すると、私は今強く確信しています。
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横浜家庭裁判所館内固定式公衆電話が全て撤去され”ケータイ”を持たない私には何かと住み難い世の中と痛感

2013-06-22 10:34:06 | 日記
今日の日記は、横浜家庭裁判所の館内で無くなった固定式公衆電話のことです。
私は、17日の家裁調停の際、調停委員から調停に関する事項で、”至急、関係者に連絡を取って、その確認をして下さい。”と指示されました。私はその指示を聞いて、その調停室にあった構内電話を利用しようと席を立ち、電話台に向かいました。しかし、その電話機には外線が入っていないことでした。
調停委員(民間から委託された方)から、”ケータイは持っていないのですか?”と尋ねられたので、私は”恥ずかしながら、持っていません。”と答えました。そうしたら、もう一人の調停委員(裁判所の書記か?年配女性)の方が、部屋の外の公衆電話のある場所(廊下・ロビー)に案内してくれました。
しかし、その館内の電話スペースには台だけ残されて、肝心の公衆電話は撤去されていました。しかたなく、調停委員の方が1階受付にいる守衛員に、”公衆電話はどこにありますか?”と尋ねてくれました。
その質問に守衛員は、”建物の中には、公衆電話はありません。ここから一番近い公衆電話は、出た道路の交差点にあるコンビニ店の隣に有ります。”と教えてくれました。
私は、調停委員に断って建物の外に出て、そのコンビニ店の隣の建物外壁前に設置されていた壁掛け固定式公衆電話(オープンになっており、雨の日は電話するのが難渋)を利用しました。その日は、晴天だったから良かったですが、普通のボックス型公衆電話より、とても使い辛いものでした。
この世の中、すべての人間がケータイ電話を持っているわけではありません。横浜家庭裁判所の館内固定電話の撤去を決めた当事者は、法務省なのか?NTTなのか?私は知りませんが、私は今強い不満を持っています。
何故なら、家庭裁判所は、普通の裁判所(事件を弁護士と検察官と裁判官の3者が、書面や証拠や陳述で審判する)と違い、調停(遺産分割・離婚等)という話し合いの場で普通の一般人が、調停委員を通して対面利用(注:申立人と相手方は直接同席せず)する場です。そのような場では、その出席者の利便性を第一に考えるべきであると、私は強く思っています。
そして、すべての家裁調停利用者がケータイ電話を持っているわけでないです。私のような申立人もいるのです。また、一般的には、訴えられた相手方は、その場に出席する覚悟などなく、ケータイを持つ人間とは限らないです。
ですから、少なくとも、家庭裁判所の館内にはすべての公衆電話を撤去せず、最低1台だけは残置するべきです。私は、その関係者の設置の再考を衷心より御願いしたいです。
それにしても、”ケータイ”を持たない私には、何かと住み難い世の中になったと、今痛感しています。
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”遺産分割協議中で抵当権抹消は出来ず”の代理人弁護士は民法第252条共有物の管理:保存行為を理解せず

2013-06-19 22:35:04 | 日記
今日の日記は、実兄が両親の土地(355.79m2)と同居して暮らす為新築した二世帯住宅(199.36m2)に掛けた抵当権と根抵当権のことです。
私は、実父が死亡した際もその相続で実兄らと揉めて、実父分を全て実母が相続(いわば、相続の先送り)することでお互いに決着しました。その際に、その実父所有の土地と2分の1の所有で実兄と共有している居宅の登記簿を、所轄法務局で閲覧しました。その登記簿には、債務者は実兄で、実父の土地と居宅を担保にして住宅公庫に14,000千円の抵当権(1988年7月19日)、某都市銀行に11,000千円の根抵当権(1990年2月28日)が設定されていました。実兄は、抵当権(14,000千円)を土地や居宅に設定してその建設資金を調達し、自己持分の建設費(全体計で28,000千円以上は費やしていない)を一銭も支払わず、”濡れ手に粟で”二世帯住宅用の居宅1/2を手に入れたのです。さらに、その土地や居宅を担保に、14,000千円もの根抵当権を同じように設定していたのです。この使途はなんだったか?私には全く理解できません。
そして、今回の実母の相続の時、再びその登記簿を閲覧しましたが、その抵当権と根抵当権は、そのまま残存・生きていました。だから、家庭裁判所の調停では、私が受領する土地(分筆した1/3分)には、その抵当権と根抵当権が残されてそのまま設定されないように、相手方に私は強く要求しました。
そうしたら、前回の調停の場で、その抵当権と根抵当権の債務金はすべて完済したと私に伝えてきました。そうであれば、直ぐに抵当権抹消手続きを勧めてほしいと、相手方にその場で要求しました。
それに対する相手方と代理人弁護士の回答が、”現在遺産分割協議中だから、抵当権抹消は出来ない”でした。その回答を聞いて、相手には立派な法律の専門家がいながら、民法第252条(共有物の管理)を全く理解していないと、唖然とした思いに私は陥りました。以下に、民法第251条(共有物の変更)第252条(共有物の管理)を引用・掲載します。
・第251条(共有物の変更)各共有者は、他の共有者の同意を得なければ、共有物に変更を加えることができない。
・第252条(共有物の管理)共有物の管理に関する事項は、前条の場合を除き、各共有者の持分の価格に従い、その過半数で決する。ただし、保存行為は、各共有者がすることができる。
被相続人が残した遺産は、分割協議が成立するまでは、その相続人の共有状態になっています。だから、この民法第252条が適用されて、抵当権が抹消されることは、不動産所有者(共有相続人)全員の利益になるので、共有者の一人から単独でもその抵当権抹消登記(保存行為)が認められています。
その場でその反論も出来なかったので、私はその旨を書面にして、相手方と家庭裁判所担当者に、今日送付しました。それにしても、相手方顧問弁護士の数々の法的無知には、私は今までとても驚かされてきました。でも、このような相手と3年以上も不毛な論争をしてきた私ですが、もうゴールがすぐ前に見えるように成りました。あと一歩です。私は、気を引き締めて最後まで頑張ります。
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