天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

今日は私が札幌に購入セカンドハウスの引渡し日、明日からは名実とも大好きな札幌に別宅がある優雅な身分に

2012-07-31 22:29:25 | 日記
今日の日記は、私が札幌に購入したセカンドハウス用の新築分譲マンションの引渡しのことです。
今日31日(火)午前11時より、この建物のエントランスホールで引渡し(注:私は実際は仕事があり出席していないので、入居者の住民用掲示板で、私はその事を確認)がありました。
今日は、建てた不動産会社から購入した入居予定者に、建物の区分所有権が移動される日であり、この日から管理会社の支払う委託管理費(この会社に事前に電話で確認したら、朝8時30分から管理人も平常勤務を遂行するとの事)も徴収されています。
だから、もし無人の私の部屋で、万が一火災でも発生したら、もう責任は購入者が負うことになります。故に、私は既に、今日を補償の始めとした火災・地震保険に加入しています。
実際に私がこの部屋の鍵を受け取るのは、お盆休みに入る来月の11日(土)になります。セカンドハウス用の部屋なので、引越し用の家財はまったく無く、全て現地の札幌で購入するつもりです。
また、私は、購入の為多額の出費をしたので、電化製品や家具・什器・カーテン等は、急いで購入せず、現地に行った時に、まあ”ぼちぼち”と用意するつもりです。基本的には、9月以降の3連休期間は、全て札幌に出かける予定で、往復の航空機の予約手配(12月28日まで)を、今日行いました。
そして、明日からは、名実とも大好きな札幌に別宅がある優雅な身分に、私はなります。だから、とても嬉しいです。
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新藤兼人著『シナリオ人生』南部坂雪の別れで大石の手紙読む瑤泉院に監督の一貫した溝口的リアリズムを見た

2012-07-30 21:41:02 | 日記
今日の日記は、今読んでいる新藤兼人著『シナリオ人生』(2004年・岩波新書刊)に書かれた「元禄忠臣蔵」での”溝口的リアリズム”のことです。添付した写真はその著書の表紙です。
私は7月16日・17日付の日記で、新藤兼人が建築監督を務めた溝口健二監督作品の映画「元禄忠臣蔵」を紹介しました。今読んでいる新藤兼人著『シナリオ人生』に、この映画でのとても興味深く私も強く共感した新藤兼人氏の溝口流演出の指摘がありました。
以下に、その記述の一部を引用・掲載します。
『真山青果の戯曲どおり、内蔵助の別れは瑤泉院(内匠頭の未亡人)の南部坂の屋敷で行われる。・・浪花節や講談でもよく知られた、南部坂雪の別れ、である。溝口健二もそのとおりにいく。・・内蔵助が帰ったあと、瑤泉院は床にはいって眠りにつく。夜の松の枝に積った雪がばっさりと落ちる。・・瑤泉院は、はっと目覚める。そこへ侍女がきて、こんなものが届けられたと書状を見せる。それは内蔵助が届けさせたもので、討入りの状況がこまかくしるされている。・・このシーンは、ながながと手紙を読む瑤泉院では退屈すぎた。普通の映画なら、手紙を読む瑤泉院にモンタージュして、討入りの場面が挿入されるのだが、それでは、映画的な映画になってしまうという溝口健二の一貫した溝口的リアリズムであった。』
この新藤兼人氏が指摘した”映画的な映画”を排除した溝口健二の一貫した”溝口的リアリズム”に、私も強く共感しました。映画のこのシーンを鑑賞していて、少しまだるこい感じを私も受けていましたが、新藤兼人氏の適切な指摘を知り、あえて溝口健二は”映画的な映画”を排除したのだと、私は今得心しました。
新藤兼人氏は、大監督だったからこそ、巨匠・溝口健二が意図した真の映画演出を良く知っていたのです。
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週刊東洋経済6月30日号トップインタビューでオリンパス笹社長”社会貢献してる誇りを持続”に私は得心

2012-07-29 11:51:56 | 日記
今日の日記は、週刊『東洋経済6月30日号』に掲載されていた、オリンパス社長笹宏行氏が語った「トップインタビュー」のことです。添付した写真は、その記事の左側ページの一部です。
私は、昨日某クリニックで内視鏡検査を受けた医療機器が、オリンパス製だったので、先月読んでいた週刊『東洋経済』の記事を思い出して、今そのインタビュー記事を再び読み直しています。
最初に読んだ時、このオリンパスの再生を誓う社長の熱い決意に、私はいまいち共感しなかったです。でも、この会社の検査医療機器の優秀さを身を持って体感して、その自己の短絡的な思いを今悔い改めています。
以下に、オリンパス社長笹宏行氏(オリンパスメディカルシステムズ取締役を経て、今年4月に就任)が、これからは医療事業中心で行くと語った肉声を、その記事から一部を抜粋して引用・掲載します。
『<当たり前のことを実直にやれば、必ず復活できる>・・どんな完璧なガバナンス体制を構築しても、組織的にウソをつけばそれが通ってしまうこともある。だからこそ、経営の執行に当たる人間は潔癖すぎるくらいの倫理観を持たなくてはいけません。・・本業にしっかり取り組むことが大切だということです。不祥事が発覚したことで後ろめたい気持ちになっている社員も多いが、いちばん大切なのは自分たちの事業が社会に貢献しているという誇りを持ち続けることです。その気持ちを持って持っていれば悪いことはできません。・・なぜオリンパスが内視鏡で高い世界シェアを占有していられるのか。実はセンサーにカギがあるのです。・・内視鏡のセンサーは、お腹の中の撮影ということもあって、サイズ、明るさなどかなり特殊なものが必要になります。このような特殊なセンサーが何種類も必要なので、それを高い品質で安定的に供給してもらえることは極めて重要です。競合他社はここまでの供給関係が築けていません。私どもの根本的な競争優位性がここにあるのです。・・』
私のような団塊世代の古い人間には、”オリンパス”は老舗のカメラ機器製造会社のイメージが強く残っていました。私は、全世界の内視鏡分野の約75%以上のシェアを占有している医療機器メーカーとは、あまり強く意識していませんでした。しかし、今回、自身がそのオリンパス製の内視鏡検査機器を実地体験してみると、社長が社員に熱く訴えた”自分たちの事業が社会に貢献”の言葉を、今私は強く得心しています。
どんな企業でも、私たちが暮らしている社会に貢献していなければ、その存在価値は全くないのです。だから、私はこの技術系出身のオリンパス社長・笹宏行氏を、これからは強く応援していきたいです。
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前日の鰻を食するアフター夕食会を断った末に、受けた医療クリニックの大腸内視鏡検査の結果は”異常なし”

2012-07-28 15:30:59 | 日記
今日の日記は、午前中に某医療クリニックで受けた『大腸内視鏡検査』のことです。
実は、私は今年5月の社内健康診断で、便による大腸検査で、”要再検査”の診断を受けてしまいました。その為、社内健康管理室の医師に、再検査依頼の紹介状を書いてもらい、同じ建物内にある某医療クリニックで、内視鏡検査を受けることになりました。
この医療クリニックは、会社が休みの土曜日も診療してくれるので、近くのサラリーマンにとても好評な病院です。だから、5月末に窓口でその検査依頼を出しても、予約が一杯でやっと7月末(28日・土)に、内視鏡による再検査を出来ることになりました。
その検査予約した時、受付の看護師から渡された”検査前の食事のポイント”(その一部を、ここに添付)を確実に実行する為、私は前日に開催されたアフター夕食会(鰻を食する)をキャンセルする破目になりました。私はとても残念でしたが、高騰している高値の”鰻丼”より、自分の健康管理の方が大切です。
私は内視鏡検査を受けるのは、今回が初めてでしたので、とても不安でした。でも、その検査される患者メンバーの中に、私と同じ部署の先輩もいたので、ひと安心しました。
そして、何時検査道具の内視鏡を入れたのか?分からないほど、全く違和感や痛みはなったです。その私の体内部(直腸や結腸等)の様子が、同時にモニター画面で確認できて、門外漢の私にもその検査状況がよく納得できました。
その検査の最中、医師とも話ができ、医師は私に”問題ないですね”と声をかけてくれました。実際に、その報告書でも『異常なし』との所見で、”5年後に次回検査をお受け下さい”との注釈だけがありました。
この検査は、健康保険が効かない”人間ドック”と違い、医療行為扱いの”3割負担”で済んだので、私が支払った治療費はとても安かったです。
そして、今回私が受診した大腸内視鏡検査の優秀さやその技術進歩の速さに、私は今、とても驚いています。
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新人物往来社編『巨匠たちが描いた神と天使と悪魔』掲載名画の所蔵先が記載なし出版社に第二刷以降改訂版を

2012-07-22 14:52:00 | 日記
今日の日記は、今読んで鑑賞している、新人物往来社編『巨匠たちが描いた 神と天使と悪魔(ビジュアル選書)』(2012年・新人物往来社第一刷発行)のことです。
添付した写真は、その著書の表紙です。この絵画は、「サタンを打ち負かす大天使ミカエル」:グイド・レーニ(1575~1642)作です。
この著書のネット紹介によると、『ギリシャ・ローマ神話からキリスト教、北欧神話まで。西洋世界42の神々と天使、そして悪魔たちを描いた名画206点を収録。ボッティチェッリ、コレッジョ、ルーベンス、レンブラント、フェルメール、ゴヤ、アングル、クリムトなど、美術史に名を刻んだ巨匠たちが描き出す神々の群像劇。』とあります。この紹介文に惹かれて、私は書店で購入し今自宅で読んで鑑賞しています。ヨーロッパ文明の起源である神と天使と悪魔が、とても分かりやすく解説されて、そのカラー版の絵画もとてもきれいです。
そして、私は、この紹介文に記載されていない巨匠画家が、もっと多く掲載されていたのに、とても驚いています。ミケランジェロ・メリージ・カラヴァッジョ、ジャック・ルイ・ダビィッド、ディエゴ・ベラスケス、ヤン・ファン・エイク、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ウジェーヌ・ドラクロワ等の錚錚たるメンバーでした。
でも、この著書に掲載された絵画が、今どこの美術館に所蔵されているか?何も記載がなかったです。私が海外の美術館で実際観た、サンドロ・ボッティチェッリ作『ヴィーナスとマルス』(ナショナルギャラリー)『ヴィーナスの誕生』『プリマヴェーラ(春)』(ウフィツィ美術館)、ミケランジェロ・メリージ・カラヴァッジョ作『バッカス』(ナショナルギャラリー)、フランシスコ・デ・ゴヤ作『我が子を食らうサトゥルヌス』(プラド美術館)らは分かります。でも、他の多くの名画所蔵美術館は、私にはよく分かりません。
そして、この著書を鑑賞した読者の中にも、実際現地で直接観たいと思う美術愛好家も多くいるはずです。
だから、出版した新人物往来社の編集を担当した方々に、私は、第二刷出版以降、所蔵美術館を記載した改訂版を、是非出版して頂きたいです。
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