天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

投函『〇〇〇〇円山外苑前』売残住戸DMは億ション言えず赤字尻ぬぐいを他既住民の管理費値上に転嫁を痛感

2020-10-31 15:18:57 | 日記
今日の日記は、札幌自宅ポストに投函された自宅マンションの販売親不動産が売主の『〇〇〇〇円山外苑前』DMパンフレット2~3億円の販売価格の事です。添付した写真は、その竣工後14か月経って売り残った部屋(5戸の内最上階の2戸・143~151m2)の概要です。
私は、この2019年7月竣工の円山地区売り出し新築マンションに関して、2019年1月5日付『購入マンション委託管理費値上危惧し親元不動産が販売す超高級マンション「〇〇〇〇円山外苑前完売期待す』と、同年3月26日『購入マンション委託管理費値上危惧が現実となり総会で私退職前賃金比べ全く根拠ない最低賃金上昇で値上強行』で、このマンション販売実績結果に深く憂慮し日記で言及しています。
やはり、竣工から1年以上経過しても販売総数50戸の内、5戸は売れていなかったのです。その内、最も”建物の花”ともいうべき最上階の2戸が売れ残りとは、この不動産会社の”販売計画の欠陥”を如実に象徴していると、自宅マンション管理人時給より低い時給だった私は、今強く得心しています。
ましてや、そのような退職前時給がマンション管理人より低く全く悲惨だった私の住む自宅のポストに、そのような超高級マンションの宣伝DMを投函するとは、この不動産会社のなりふり構わない営業方針にも、私は全く唖然としています。
何故なら、このDMで紹介されている販売価格2億9千万円と3億3千万円のマンションには、私は全く”超高級感”など全く感じられません。間取りはとても悪く、収納スペースはほとんど無い(管理人の賃金以下の私でさえ、札幌自宅は2LDKを1LDKに改造しクロゼットを大幅に増やした)です。巷間言われる”億ション”とは、全く言えないしろものです。だから、こんな物件では、円山贔屓の高所得者でも、全く見向きもしないと私は今強く確信します。
さらに、こんな杜撰な販売計画を立てた親会社の赤字尻ぬぐいを、購入した別の居住者にまで転嫁(管理費値上・去年3月)する気があったのだと、このDMを見て私は今再度痛感しています。
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札幌へ住所変更で藤沢より年間介護保険料が19千円上昇魅力度1位北海道の秋元市長に新市民私は条例改正を

2020-10-21 11:15:51 | 日記
今日の日記は、藤沢市から札幌市に住民票を移した為、年間介護保険料(65歳以上第1号高齢者)が、19,313円もアップした事です。添付した写真は、その札幌市の介護保険料転入決定書(上段)と藤沢市介護保険料計算方法(下段)です。
私の去年年収(基準判定所得)による介護保険料の所得段階は第8段階(判定所得:2,568,340円)でした。そのクラス対象者は、藤沢市では200万円以上300万円未満で、年間の支払い金は84,600円でした。しかし、住所変更した札幌市では、同じ第8段階でもそのクラス対象者の上限が50万円アップ(注:このランク区分は、厚生省で全国を統一化すべきで200万円が正解と私は思う)されて、200万円以上250万円未満になっていました。その為、その年間支払い金は、103,913円にも上昇していました。
その札幌市から届いた通知表を見て、私はとても残念な気持ちになりました。最近、発表された魅力ある全国の都道府県ランクでは、今年も北海道は第1位になっていました。さらに、その中核の札幌市は、破産団体となった夕張市とは違い、道内で唯一人口が増加している若く活力のある自治体です。
しかし、ランク表に啓発されこれから札幌に移住しよう考えている若い人にも、この65歳からの介護保険料が、神奈川県の藤沢市よりも2万円近く高いなら、その移住に”二の足”を踏むと、今強く私は思っています。さらに、全国自治体の比較基準となる第5段階(同じ年収クラス)は、札幌市は69,275円で藤沢市の56,400円より12,875円も高いのです。
札幌市は藤沢市に比べて、介護を受ける該当高齢者が多いのかもしれないですが、判定基準のクラス分けは、もう少しきめ細かく実施して欲しいです。そうしてもらえば、クラス内の1/3下部に位置するの私は、その中間値の位置に収まり、その支払い金額も多少は減ります。
だから、札幌市の秋元市長に是非とも、今の関係条例を改正(クラス区分見直し等)して、来年度からは少し安い介護保険料にして欲しいと、私は新市民として今強く願っています。
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16日パリ殺害テロにJハマー著『アルカイダから古文書を守った図書館員』シンクロ純粋イスラム社会が元凶

2020-10-18 11:25:33 | 日記
今日の日記は、16日フランス・パリ郊外で地元中学男性教師が殺害されたテロ事件に、完全にシンクロニシティ化している今読んでいるジョシュア・ハマー著『アルカイダから古文書を守った図書館員』(2017年6月初版・紀伊國屋書店刊)での全く不寛容なイスラム原理主義者の思想です。
添付した写真は、その著書の表紙です。以下に、私が特に共感した記述を著書から一部引用・掲載します。
『1960年、当時9歳だったヘンリー・ルイス・ゲイツ文学教授は、古い漫画「世界奇談集ーウソのような本当の話」で、長い上着を着てターバンを巻いた男たちが本を抱え、16世紀のアフリカ・マリのトンブクトゥの広い大学図書館を歩くさまに、アフリカが未開で野蛮な地であるという伝統的な見方のもとで育っていたため、雷に打たれたような強い衝撃を受けた。・・2013年マリ共和国の北部が、「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」に占領された。この過激な武装勢力は、自らが理想とする”純粋なイスラム社会”と相容れなければ、人であれ物であれ聖戦を仕掛けると宣言している。だとしたら、この古文書は500年におよぶ人間的な喜びがあふれているので、連中にとって危険なものはない。だから、今、市内の図書館員アブデル・カデル・ハイダラは、わずかな仲間とともに救い出そうと行動した。・・その後、宗主国のフランス政府は、内戦状態のマリに武力介入を実施した。そして、勝ち目のない武装勢力は自暴自棄になり、「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)」と叫んで、フランス軍に突進してきた。世界を揺るがし、一国を支配する寸前までいった反政府勢力を、介入したフランス軍はわずか53日で打ち破った。』
この殺害された教師は、歴史が専門で「表現の自由」に関する授業でイスラム教祖の風刺画を見せたから、このテロリストの標的になったかもしれないです。また、この著書が指摘するように、アルカイダは、”純粋なイスラム社会”を標榜し、他のイスラム教徒でも抹殺するような狂信的武力集団です。ましてや、イスラム教が国教のマリが舞台ではなく、標的とされたフランスはキリスト教信者が大半でもあり、全く容赦がなく教師の首を切断しています。このフランスのテロリストも、最後は「アッラーフ・アクバル」と叫んで死んでいます。全く信教に不寛容な人間たちです。
そして、今回、この著書を読んだことで、私自身のアフリカ・マリの歴史に関する不勉強ぶりがよく分りました。何故なら、この著書で書かれたような「アフリカが未開で野蛮な地」の認識(トリポリの古代遺跡があるリビア等の北アフリカ以外)を、私が持っていたからです。アフリカ・マリのトンブクトゥの都市施設は現在世界遺産に登録されているそうです。
まだまだ、世界には私が知らない事が多くあります。だから、これからも、多くの書籍を読んでその不備を解消したいと、今思っています。
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髙田礼人著『ウイルスは悪者か』ウイルスそのものを悪とは行過ぎで彼ら環境にヒトが接触の著者見解に共感す

2020-10-14 09:45:23 | 日記
今日の日記は、今読んでいる髙田礼人著『ウイルスは悪者か お侍先生のウイルス学講義』(2018年11月初版・亜紀書房刊)で書かれた「スペインかぜ」と著者の「ウイルスに関する学術的な私的印象」の事です。添付した写真は、その著書の表紙です。
この著書から、私が興味を抱きとても参考になった著者(北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター教授)の記述の一部を、以下に引用掲載します。
『1918年に発生した「スペインかぜ」の発生地は、いまでは米国だと考えられている。1918年初春に米国内の兵舎で発症が確認され、米国兵士が船でヨーロッパに出兵する船内で感染が広がった。4月にはフランス戦線に、4月末にはスペインに、6月には英国にまで及んだ。当時の第一次世界大戦参戦国は、その流行の発表を控え、警戒や対策が疎かになって、その被害が拡大したのである。そして、非参戦国だったスペインで、インフルエンザの流行がようやく発表され、「スペインかぜ」と呼ばれるようになった。日本や中国でも、ヨーロッパとほぼ同時期に感染が確認された。・・その後、多くの研究者がスペインかぜを引き起こしたウイルスの探索を続けた。・・1997年米軍の研究施設に所属する研究者が、施設に保管されていたスペインかぜの犠牲者の病理標本から、インフルエンザウイルスのRNA断片を検出、遺伝子配列を解析した。2005年になって全配列が解読され、野生の水禽で保持されているウイルスの配列と近く、鳥から何らかの形でヒトに感染した可能性が高いことが明らかになった。・・野生動物によって病原体が運ばれる人獣共通感染症は、病原体を撲滅することなどまず不可能だ。・・自然界におけるウイルスの存続様式は、ヒトをはじめとする生物と、基本的には変わらない。ウイルスは、地球上に存在する生命体の一部であり、病原体かどうかはもはや問題ではない。でも、宿主であるヒトに致命的な病気を引き起こすのは、自然界の中で静かに生きていたはずのウイルスの環境に、人間が頻繁に接触し始めたからだ。ウイルス感染症は人間社会にとって脅威だが、ウイルスの存在そのものを「悪」とみなすのは行き過ぎている。』
この著者は、北大獣医学部出身の研究者です。感染症には、現地に行って直接その発生原の動物を捕獲検査する行動優先のサンプル実践派の病理学者でもあります。だから、その主張にはとても説得力があると私は思います。また、「スペインかぜ」と命名されたその発生地を間違えた経緯は、今日の新型コロナウイルスの学術用語(発生場所不明記)決定に強く影響していると、私は今得心しました。
しかし、どう呼称を決定しようと、中国の武漢が発生地である事は紛れのない事実です。中国政府は、その自国の感染をうまく抑えた事だけで満足し、その発生源の調査(WHOが全く調査に関与せず国際機関の査察も認めない隠蔽処置だけ)を全く実施していません。
だから、私は中国政府要人に、この著者の1997発生した「香港かぜ」(中国の一部)において、感染地で積極的に野生動物の調査した医学的調査行動を是非見習って欲しいです。しかし、残念ながら共産主義国家の現政権では、全く無理としか言えないです。
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金子拓著『信長家臣明智光秀』変後面会宮司日記「謀叛雑談」細川藤孝へ手紙「不慮の儀」で大義は無と確信す

2020-10-06 15:20:33 | 日記
今日の日記は、今読んでいる金子拓著『信長家臣明智光秀』(平凡社新書・2019年10月初版)で書かれている本能寺の変以後に光秀が語った残された書状に関する、私も強く共感した著者の考察です。添付した写真は、その著書です。
以下に、その著書から光秀が自らの謀反の理由を、親しい吉田神社宮司と盟友の細川藤孝・忠興父子に語った文献の一部を引用・掲載します。
『吉田兼見「兼見卿記」には、4日後光秀と対面した出来事を「今度謀叛の存分雑談なり」と書いている。光秀の活動を検討し、事件の原因を考え直すと、「雑談」程度と、ひと言で片づける程度の、たいした動機ではなかったのかもしれない。6月9日付で細川藤孝・忠興父子に宛てた有名な三箇条の覚書がある。その中で「今回、不慮の儀を企てたが、これは忠興公を取り立てたいと考えただけで他意はない」とある。以前は、「見る心地」になるようなわかりやすい書状を書く光秀なのに、盟友藤孝を説得する大事な文書としては、あまりに弱々しく、お粗末すぎる。光秀の信長への叛意を文章で説明しようとすると、この程度の言葉でしか表現できなかったように思われる。』
この著者の謀反に対する見解「信長との様々な確執で面目をつぶされた光秀が、大軍を率いている現状に、目前で隙間を見せた主君・信長を討った」に、私は強く共感します。このような発作的な行動だから、親しい宮司にも「雑談」程度の行動にしか見えなかったのです。さらに、盟友の藤孝には、息子・忠興を取り立てたい(全くピント外れ)との不慮の動機まで伝えているのです。
このような主君を討った武将には、「謀反の大義」など全く存在しないのです。今、NHKで放送している大河ドラマ『麒麟がくる』でも、この有名なシーンが登場するはずです。でも、その謀反が「不慮の儀」で「雑談」程度の話なら、聴視者の共感は全く得られないと私は確信しています。
過去のNHKでは、大河ドラマで上杉景勝の家老・直江兼続を主人公した番組がありました。この主人公の兼続は1600年、関ケ原の戦いの発端となった徳川家康の悪行を弾劾する具体的な罪状を記した有名な「直江状」を世に残しています。しかし、不慮の行動を起こした明智光秀は、何も具体的な書状を後世に残していません。だから、死後でも後世の人々から何らの共感を獲得していないのです。
やはり、NHK『麒麟がくる』の製作者は、主役の歴史的人選に大きな間違いをしたと、私は今強く思っています。
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