天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

セカンドマンション組合理事会に一度も出席出来ず会計帳簿も何も開示されず監事職へ大いなる無力感私は抱く

2017-02-20 07:36:13 | 日記
今日の日記は、私の札幌別宅のセカンドマンション管理組合の就任した監事職への私が抱いた大いなる無力感のことです。
私は去年のこのマンション定期総会で輪番制で役員になり、札幌に常駐していないので、役員の監事を引き受けることにしました。そして、その監事としての職責を果たす為、かねてから問題にしていたインターネット使用料不正徴収(注:消費税が10%になっていないのに、組合員からは2%多い10%を途中から徴収)を正す臨時総会開催を、監事権限として発議しました。しかし、マンション管理会社担当者の理不尽な妨害により、全く無意味な会議(評決もなく旧役員が監事である私を弾劾する会)になってしまいました。
でも、このインターネット使用料不正徴収を、現役員と管理会社担当者はうやむやにできず、理事長主催の臨時総会をその後再度開催して、その是正会計処理を実施したのでした。
さらに、管理会社担当者は、私からの何度の会計処理帳簿の開示要望・嘆願(監事として組合規約で認められている)を完全に無視して、今現在何も見せてくれていません。監事とは名ばかりで、私は全く一組合員と同じ身分です。
最後の理事会に出席要望(2月19日終日可能)を提出しても、翌日の20日(月)午後7時開催(注:19日終日を可能にする為、本日は有給を取っていたが、午後6時30分発の飛行機で帰宅)との案内がされる始末です。
結局、私は理事会に一度も出席出来なかった(監事は理事会に出席する義務はないが、その場で自身の意見を述べる事が出来なくなるだけ)です。これら諸々の行動は、私の監事職遂行への全くの妨害行為です。
だから、3月に開催される定期総会の会計報告への監事としての、承認行為はしないつもりです。この私の承認がなくとも、総会で多数決で承認されれば、有効(注:私がインターネット使用料不正徴収を問題にしてその顛末反省を実施するように要望しても、過去に議決された全ての案件は有効正しいとの現役員の認定判断からすれば当然となる)となります。
そして、3月定期総会はフォースマンション引き渡し受領日(3月25日)近辺に開催されれば、出席しますが、その他日でしたら、私は議決権行使(否認)するだけです。
今、私はセカンドマンション管理組合の監事職への大いなる無力感の抱いています。こんな理不尽なマンション管理組合や管理会社はないです。でも、今後も一組合として、この悪質な管理会社やほったらかしの理事会の不正を質していく所存です。私は決して諦めないです。
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札幌フォースマンション内覧会で東事務所ビル5階が真面有残念だが壁ペイント有の北ビルは解体と知り安堵す

2017-02-19 11:54:33 | 日記
今日の日記は、札幌フォースマンションの内覧会出席のことです。
私が札幌に購入した3番目の新築分譲マンションの完成内覧会が、18日(土)11時30分からあり、当日飛行機で出かけ、現地の住宅を確認しました。その住宅内の説明者は、施工者の社員ではなく関連設備業者でしたが、その対応には違和感はなかったです。
私が購入したタワーマンションは、6階北東角部屋だったので、部屋の日照具合がとても心配だったのですが、思っていたより明るくて安心しました。ただ、東側隣地元金融機関事務所ビルの5階部分が、ちょうど真面に位置していたので、少し残念でした。でも、平日の日中から午後8時頃ぐらい(遅くとも)しか、そのビルは利用されていないと思うので、余り気にしなくても良いのではと、思い直しました。
また、市電通りを挟んで北側ビル(外壁にペイントされているとても気になる事務所ビル?)は、内覧会説明者によると、解体予定で現在誰も利用していないとの事でした。次に何の建物が作られるのか?そこまでは、内覧会説明者は知らないようですが、場所的には、風俗関係のビルは無いと思い、今より環境は改善されると思っています。でも、ちょっと気になるのは、近くの東急ハンズが駅前の東急百貨店に移転するとの情報が、ネット上で流れている事です。私はこのマンションを賃貸にするので、その募集に影響が無い事を願っています。
内覧会の指摘事項の直し確認は、施工業者に一任したので次の札幌の来訪は、建物住戸引き渡しの3月25日(土)になります。ちょうどその引き渡しが、年度の期末時期になるので、賃貸希望者が引っ越ししてしまい、全くいなくなる恐れがあるので、賃貸依頼不動産業者選定を今月中に決めて、借りてくれる人を早くみつけたいと、今私は思っています。
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『世界シネマ大事典』読み安倍首相と会談トランプ大統領にキューブリック監督「博士の異常な愛情」鑑賞熱望

2017-02-11 12:44:35 | 日記
今日の日記は、今自宅で読んでいるフィリップ・ケンプ責任編集『世界シネマ大事典』(2017年三省堂刊)での掲載選出映画の事です。添付した写真は、その著書の表紙です。
この著書は、前書きの『はじめに』で「主要作品の選出にあたっては、<ベスト作品>とは呼ばれるものではなく、啓蒙度において他の追随を許さない代表作を選んだ。」とあります。その為か?私が選んだ好きな外国映画ベスト5の内、『静かなる男』(ジョン・フォード監督)が何も記載(注:その他ジョン・フォード監督作品は有り)されていなかったのが、私にはとても残念でした。しかし、その他選出4作品は、しっかりと掲載や記述がありました。以下に具体的に記述します。
・ゴッドファーザー(フランシス・フォード・コッポラ監督)作品紹介有り表紙にも場面シーンを掲載
・十戒(リメイクの1956年作でセシル・B・デミル監督)他作品「ベン・ハー」での紹介
・十二人の怒れる男(1957年シドニー・ルメット監督)「戦後のハリウッド」の記述で映画での名シーンの掲載有り
・博士の異常な愛情(1964年スタンリー・キューブリック監督)作品詳細な紹介有り
そして、この4作品の中で「博士の異常な愛情」での本著書のある解説が、私の新たな興味を引きました。それは、「一人で三役を演じたピ-ター・セラーズに、投入される核爆弾に乗って落ちていく機長役も割り振られていたが、さすが無理であった。」との製作エピソード秘話です。この役を代わりに演じたスリム・ビケンズは、アメリカカウボーイらしく風貌でロデオ風爆弾落下を好演してとても印象的でした。やはり、ピ-ター・セラーズが扮した「総統、歩けます」と叫んだストレンジラブ博士の怪演インパクトの事を考えると、キューブリック監督の判断は妥当だったと思っています。
また、訪米した安倍首相とトランプ大統領が今アメリカで会談していますが、私は、この名画を是非、トランプ大統領に鑑賞(注:既に観ていくのか知らないですが再鑑賞を!)してほしいです。
それは、ホットラインの向こうにいる泥酔したソ連首相や動揺した部下の対応に追われるリベラル派のマーキン・マフリー大統領(ピ-ター・セラーズが扮した)が、周囲に話す「作戦室で戦争は困る」の名言葉を、すぐに爆弾発言をするトランプ大統領を捧げたいからです。さらに、人類滅亡の危機を「悪魔のようなコメディ」ととらえたスタンリー・キューブリックの作品が、決して現実のものとならないように、強く願っているからです。
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樋口尚文『実相寺昭雄・才気の伽藍』日記「Sローレンはアメリカ肉体女優違って清潔感と芝居気ある」に同意

2017-02-05 11:46:04 | 日記
今日の日記は、今読んでいる樋口尚文著『実相寺昭雄 才気の伽藍』(アルファーベータブックス・2016年12月刊)での、私の半世紀前の懐かしい記憶を呼び戻してくれた、強く共感した記述です。添付した写真はその著書の表紙です。
実相寺昭雄氏(1937~2006年)は、映画監督で60年代後半にTBSテレビで放映された『ウルトラマン』を演出し、1988年『帝都物語』を創った映画界の鬼才です。その作品集を、映画評論家・映画監督の樋口尚文氏(1962年~)が評論したのが本書です。この著書の中で、当時の子供たちが熱狂したテレビ番組『ウルトラマン』の製作秘話や、実相寺昭雄氏の青春時代の映画鑑賞日記を読んで、私の半世紀前の若かりし日の思い出が今蘇ってきました。彼は私より9歳も若いのでちょっと世代が違いますが、私も同じように共感しました。以下に、その記述の一部を引用・掲載します。
『実相寺昭雄は熱烈な映画ファンらしく、自分の観た映画のベストテンが日記に記載されていた。1955年、スカラ座でマリオ・ソルダーティ監督「河の女」を観て、「ソフィア・ローレンは「ナポリの饗宴」についで二本目であるが、アメリカの肉体女優と違って、清潔感と芝居気はある」と。』
『従来の宣弘社が発想した和製テレビヒーローは、「月光仮面」「隠密剣士」「怪傑ハリマオ」のように、戦前の「少年倶楽部」的ワールドを原点とするアジア志向であったのに対し、1966年に放映された「ウルトラマン」はアメコメからシュルレアリスムにまたがる欧米型の意匠のアマルガムであり、鮮烈なモダンさと新奇さに満ちていた。そして、ドライなパロディ精神も持ち合わせていた。・・黒部進扮するハヤタ隊員がウルトラマンに変身するカットで、慌てた彼がベーターカプセルと間違えてカレーライスのスプーンをかざすというアイデアで、実相寺はヒーローを軽々に扱って懲戒物のタブーを犯した。・・当時の幼い視聴者であった私は、この遊びっぷりに狂喜乱舞した。クールなジョークという感じがして、よけいにこの番組が好きになった。この反応は全国で起こったらしく、すわお蔵入りかと思われたこの作品が実相寺の手がけた各話のなかで最も好評を得た。』
私は、樋口尚文氏より9歳年長(注:正確には私は当時13歳中学生で、樋口氏は4歳幼稚園年小児)ですので、この「ウルトラマン・スプーン事件」をはっきりと記憶しています。樋口氏はこの事件の反応を「全国で起こったらしく」と曖昧な表現をしていますが、私はリアルタイムでその現象をはっきりと記憶しています。だから、とても懐かしい思い出を呼び起こしてくれました。
また、実相寺昭雄氏の私の大好きなイタリア女優ソフィア・ローレンの感想「アメリカの肉体女優と違って清潔感と芝居気はある」に、私は強く同意しました。私は劇場公開された「河の女」をリアルタイムでは観ていませんが、映画少年だった私が「ウルトラマン」を観ていた同じ頃、NHKが放映権を獲得しTV放映した「河の女」を観ています。そして、それ以降、主演したソフィア・ローレンに、私は夢中になってしまいました。
この著書によると、高校生だった実相寺昭雄氏が日記に記載していた映画鑑賞ベストテンを、私も中学生頃、横浜のライオン座他で観た外国映画の私の自己鑑賞ベストテンを、同じように書き込んでいました。でも、もうその日記は破棄してしまい、今は記憶だけが残っているだけです。だから、今、タイムカムセルで半世紀前の自分に会えるなら、その自己鑑賞ベストテンをよく観てみたいです。
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菊池都留大准教授が政財官解明『日本型新自由主義とは何か』黒田梯子外し2019年4月消費税先送は間違い

2017-02-04 11:00:19 | 日記
今日の日記は、今自宅で読んでいる菊池信輝著『日本型新自由主義とは何か 占領期改革からアベノミクスまで』(2016年11月刊・岩波現代全書版)で書かれている著者の独善的政治主張のことです。添付した写真は、その著書の表紙です。
この著書のカバー裏面の【著書からのメッセージ】で語っている「新自由主義(注:私はその定義が良く理解できないが)の矛盾の原因を、政財官の関係に注目して解き明かすものである。」で判るように著者は経済学者でも政治学者でもない社会学者(都留文科大学文学部社会学科准教授)が、日本の社会現象を自らが考察したものです。
しかし、その考察して主張する記述には、正しい政治的・経済的な確固たる事実が必要であることは当然なことです。でも、この著者はその至極当たり前の事を無視して、自己の政治的主張を優先した論理を展開しています。その実例を、その著書から抜粋引用して説明します。
(1)『2013年12月26日、安倍首相の靖国参拝は東アジア地域の安定という、米国を始めとする諸外国の多国籍企業だけでなく、日本企業の中国ビジネスに対しても悪影響を与えるものであった。』・・著者の政治的な主張をとやかく言わないが、中国ビジネスに影響を与えた事は全くない。逆に、中国人観光客の日本での暴買現象を、どのように筆者は説明するのか?私は全く理解に苦しむ。
(2)『2015年12月14日衆議院選挙で、安倍よりも保守的と見なされた次世代の党の石原慎太郎元東京都知事や田母神元航空幕僚長が落選しており、改めて日本の世論が「新保守主義」を支持しないことを浮き彫りにしていた。』・・一度も国会議員になったことのない田母神元航空幕僚長と、引退意志を慰留され自らが玉砕覚悟で名簿順位を最下部にした石原慎太郎元東京都知事が議員を落選した事で、【日本の世論が「新保守主義」を支持しない】とはっきり断言できるのか!これは、筆者の一方的で独善的な政治主張である。
(3)『2016年1月29日、黒田日銀総裁が遂に日銀当座貯金に市中銀行が預け入れる預金に対して手数料を課す「マイナス金利」を導入した。にもかかわらず、安倍は参院選に向け、再び黒田の梯子を外し、2019年4月へと再度消費税の10%への引き上げを先送りした。』・・消費税再引き上げ予定は、筆者が書いた2019年【4月】ではなく2019年【10月】です。また、首相の経済ブレーンのリフレ派の浜田内閣参与らは、一環して消費税引き上げに反対しています。黒田日銀総裁も、物価上昇2%を最終目標とする元財務官僚ですが、根本的にはリフレ派です。だから、筆者の書く【梯子を外し】の根拠(注:日銀と財務省は一枚岩で財政健全派と著者は短絡的に思い込みか?)には、私は全く理解できないです。さらに、経済現象発生予定の期日を間違えるようない社会学者は、私は全く信用できません。
この著者が講義している大学・都留文科大学の聴講生は、著者の間違った思想を吹き込まれて、とても可哀そうです。だから、私は、この著者の猛省・再勉強をお願いしたいです。
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