1010 Radio

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最優先されるべきは原発の安全性(1)

2011-03-30 | ラジオ
日本の福島第一原子力発電所での事故は世界中を震撼させた。一番問題となっているのは、その安全性だ。
22日、メドヴェージェフ大統領は自身のビデオブログに出演し、地震の発生しやすい地帯に作られた原発に付いては、世界の原発が準ずる現行の安全基準を全て再度、見直すよう(?)した。

大統領の提言ではロシアでは地震の多発地域における、原発の建設が心配することを同時に、高速炉を作る提案が(?)いる。
大統領はロシアのベロヤルスク原子力発電所では、30年以上にわたって高速炉が使われており、こうした例は世界の何処にも無いことを強調している。
高速炉を使えば蓄積される一方の、使用済み核燃料の量を劇的に減らすことが出来る。
またウランの濃縮を行う必要がないため、総じて核の平和利用へとより近づくことが出来る。
規制や社会管理をも含めたコントロールを強化し、原子炉の安全性を新たに開発すること、これら全てを行うことで日本の原子力発電所事故後においても尚、エネルギー産業において原発が生き残るチャンスがあるのではないか、そうした見方がロシアの原発専門家の中心的な意見だ。

同時に代替エネルギーへの移行を叫ぶ討論も盛んに行われている。代替エネルギーはすでに堂々たる地位を獲得していると言っても言いだろう。
これに付いてグリンピースロシアのエネルギー部長は、ロシアの声のインタビューに次のように話している。
「ここで先頭をきっているのは中国だ。これから10年後、ドイツはエネルギーの半分近くをリサイクル原料から(???)のエネルギーで賄う事が出来るようになる。
ロシアの県境機関の評価では、日本も30年以上先には現在の原子力エネルギーを、風の力や太陽光エネルギー、水力発電、地熱発電に置き換えることが可能だ。すでに現時点で世界の太陽光エネルギーの内その半分はドイツと日本が発電したものとなっている。
日本は技術の代替エネルギー開発を実現できる、素質のある勤勉な民族だ。
こうした移行を行う充分なポテンシャルを持っている」
エネルギー部長は、このように話している。

(?)は電波が弱く聴き取れず
(???)は何を言っているのか意味不明
代替エネルギーの先頭をきっているは中国だと言ってるが、放送内容からすると正しくはドイツじゃないの???

最優先されるべきは原発の安全性(2)へ続く

3月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル