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1010 Radio

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世界中に広がるアフガニスタンの麻薬

2009-07-13 | ラジオ
ロシアを訪問していたオバマ大統領は、アフガニスタンの麻薬
問題に付いて言及した。
アメリカはアフガニスタンの麻薬問題が、ロシアにとって脅威
であることを認識している。
ロシア連邦麻薬流通監督庁のイワノフ長官によると、ロシアの
麻薬常習者は、主にアフガニスタンの麻薬を使用しているとの
ことだ。
ロシアでは麻薬によって年間3万人もの人々が亡くなっている。

一方アフガニスタンの麻薬は、ロシアだけの深刻な脅威ではな
い。
この脅威はヨーロッパにも向けられている。(語尾になると何故、
声を低くなるのかね)
アフガニスタンの麻薬は全国に渡り、そこから麻薬取引者はイラ
ン、イラク、トルコそして中央アジア諸国を麻薬の中継地点として
利用している。

アフガニスタンの農民はアヘン芥子を栽培し僅かな利益を得てい
る。
イワノフ長官は麻薬取引業者はサウジアラビアやアラブ首長国連
邦に滞在に利益を得ているだろうとの見方を示している。
このようにしてアフガニスタンの麻薬(?)は、多くの国々へ(?)
しかしながら自国の軍隊をアフガニスタンに派遣している、アメリカ
やEU諸国の力で、断固とした麻薬対策が行われているとは言えな
い。

それは何故なのか、この問題に対し専門家はロシアの声からのイン
タビューに答え、次の様に述べている。
「私達は西側諸国がアフガニスタンの麻薬問題を、遠ざけようとして
いるのが判る。
しかも(???)に問いかけようとしているだけではない。
麻薬問題を切り捨てヨーロッパから離れたユーラシア大陸、すなわち
ロシア、中国、イランにその問題を(???)としているのだ。
つまりこうした国々は、西側諸国が地政学的なライバルと考えている
国々だ。
アメリカはこの様な考えのほかに、アフガニスタンの麻薬がアメリカ大
陸まで及ばないという状況がある。
コロンビアの麻薬がアメリカ人の生命を脅かすほどの脅威となったとき、
アメリカはコロンビアのエリート層に、影響を与える方法と手段を見つけ
た。つまりアメリカは自国の軍隊をコロンビアに派遣し、その結果コロン
ビアの麻薬マフィアは、壊滅さへしなかったものの抑えつけられた。

アフガニスタンの麻薬問題に付いては、その麻薬の拡大にいわゆる独
立したコソボが、重要な役割を果たしていることを見逃す訳にはいかな
い。
この独立したコソボは西側諸国が人工的に作り上げたもので、今やコ
ソボはヨーロッパでトロイの木馬になった。
コソボの麻薬取引業者は、アフガニスタンの麻薬取引に関し、トルコの
密輸業者からそのイニシアチブを奪い取ったのだ。
一方、麻薬の流れと共に大きな富を持つ麻薬取引業者の影響が、ヨー
ロッパに浸透しつつある」

私が以上のことを述べのは、次の考えを強調するためだ。
つまり断固としたアフガニスタンの麻薬対策を行おうとしないことアフガ
ニスタンの麻薬関連問題を無視すること、アフガニスタンの麻薬問題を
地政学的な目的で利用しようとすること、こうしたことは全て近視眼的
な政策だということだ。
専門家の多くは現在のアフガニスタンの麻薬問題は、武器の売却や不
法移民の問題よりも、一層深刻化しているとの見方を示している。
こうした状況が続くならアフガニスタンの麻薬が、ほぼ世界中を征服す
ることだろう。
アフガニスタンだけで、この問題を解決するのが難しいのは明らかだ。
あらゆ国々の力、何よりもアフガニスタンに自国の軍を派遣している国
々の力が必要だ」

(?)は電波が弱く聴き取れず
(???)は何と言ってるのか判らない

7月9日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル