1010 Radio

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世界銀行が発展途上国に588億ドルを拠出

2009-07-03 | ラジオ
世界銀行は発展途上国に対し金融危機対策費として、過去最大の
金額588億ドルを拠出した。
世界銀行首脳部はこうした支援は今年限りではなく、来年も続くだろ
うとの見方を示している。

世界銀行のロバート・ゼーリック総裁は金融危機対策費が、発展途上
国のインフラ整備や新しい雇用創出のために受けられねばならないと
述べている。

強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書)

神谷 秀樹
文藝春秋


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7月2日放送 ロシアの声・ニュース

政治対話と軍事協力を復活させるロシアとNATO

2009-07-03 | ラジオ
完全なフォーマットでのロシア・NATO間の政治対話と軍事協力の
復活、これがギリシャのコルフ島で行われた、ほぼ1年ぶりの閣僚
レベルでのロシア・NATO理事会、つまりロシア・NATO非公式外相
会合の成果だ。

ロシア・NATO理事会は昨年、深刻な問題にぶつかり双方の接触は、
グルジアが南オセチアを侵略した、2008年8月の事件以降中断して
しまった。
当時ロシアは戦争を辞めさせ、流血の惨事を辞めさせる為に軍隊を
送らざるを得ない状況となり、グルジアを平和へと向かわせる措置
を取った。
一方グルジアのサーカシビリ体制が進める軍国化に、力を貸してい
たNATO側はロシアの行動を釣り合いの取れない武力行使であると
捉えた。

そうした立場の違いからロシア・NATO理事会の対話、軍事協力に11
ヶ月近くの休止状態が生じてしまった。
この間、双方は極めて重要な国際問題の解決に対し、影響を与える
ことが出来ずマイナスを被った。
しかしやっと今になって政治対話が復活しようとしている。コルフ島で
は特に情報交換に関する合意、およびロシアの国家的安全保障の概
念とNATOの新しい政略的概念に関する合意が達成された。

ロシアのNATO常駐代表を務めるロゴージン氏は、ロシア政府は今後
20年から25年を見据え、国際安全保障の諸問題解決に向けたアプロ
ーチの基礎となる、双方の文書のすり合せを主張しているとの考えを
示した。
またギリシャ・コルフ島での会合は、ロシアとNATOとの軍事協力にも
(???)した。
協力の形態に付いては、打ち合わせがなされることとなるだろう。
また対海賊作戦、地中海でのNATOの対テロ演習への復帰などが見込
まれている。

しかしロシアとNATOの関係の全ての問題が、コルフ島で解決されたと
考えるのは(???)しくない。
例えばカフカス情勢をめぐっては、意見の食い違いが報じられている。
これに関連してラブロフ外相は、次の様に述べている。
「カフカス状況をめぐっては、私達の相変わらず立場の食い違いが生じて
いる。
恐らく全てにとって必要不可欠なのは、新しい現実を認めることだろう。
グルジア当局が戦争を始めた後、下された私達の決定の数々は後戻り
の出来ないものであり、それを考慮する必要がある」
ラブロフ外相は、この様に強調している。

NATOのパートナー達はまだ、その点に付いては用意が出来ていないよ
うだ。
彼らたちはそうすることでカフカスにおける自らの、非建設的な政策を正
当化しようとしている。
ロシアのロゴージンNATO上級代表は、南オセチアの出来事に付いて討
議することになっているが、これはこの出来事に対するダブルスタンダー
ド的評価を許さないためにも、ぜひとも必要であると指摘した。

(???)は何と言っているのか不明

6月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル