1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

天高く馬肥ゆる秋

2007-09-30 | The SKY
9月の最終日は爽やかな秋晴れとなり、まさしく行楽日和の青森
だが、いつもの日曜と変わらず、買い物に出かける母の足代わり
に近くのスーパーへ出かけ、待ち時間を利用していつものスタン
ドに行き、来月からガソリンが高くなるらしいので、いつもより少し
多めに給油して、冬が来る前に弱ってきたバッテリーを交換した。
合計で8千円を少し越し、痛い出費の日曜となった。

さてタイトルにもあるように、秋になって馬が肥えるのは好ましいことかもしれな
いが、人間も冬に備えるため食欲が旺盛になるこの季節、くれぐれも食べすぎ
にはご注意の程。

ロシアの航空機メーカー・スホイ社が開発した新世代の民間航空機スーパージェット100

2007-09-30 | ラジオ
ロシアの航空機メーカー・スホイ社が9月26日、極東のコムソモリスクナア
ムーレで、新世代の航空機スーパージェット100の初のプレゼンテーショ
ンを行った。
軍用機生産で世界のトップメーカーで知られるスホイ社は、このようにして
今回、民間機の世界市場のシェアの獲得に本格的に乗り出したことにな
る。
この話題に付いてロシアの声の評論委員は、次のようにコメントしている。
スホイ社のスーパージェット100はイタリア、フランスそれにアメリカの主要
な外国メーカーとの協力により開発されたものだ。
早くも2週間から3週間後には、その飛行実験が開始される。
外国企業を含む発注者たちは、特にこの飛行実験を注意深く見守ることだ
ろう。

この新型機をめぐってはイタリアとアルメニアが併せて12機、そしてロシア
企業が61機を発注しており、航空機の納入は1年後から開始される。
この航空機の魅力は価格とクオリティのバランスにある。
スーパージェット1機あたりの価格は、2500万ドルとされており、これは民間
機の世界市場でのスホイ社の主要なライバルである、ブラジルのメーカー・
エンブライル社の価格よりも15%程度低く設定されている。
ブラジルのエンブライル社は現在、ヨーロッパのエアバス、アメリカのボーイ
ング、カナダのボンバルディアに次ぐ売り上げを上げているが、スホイはこ
のエンブライルを追い上げることを狙っている。

世界の民間航空機の中で、スーパージェット100がユニークなのは、世界に
おける平均的な飛行時間が3万時間であるのに対し、7万時間の飛行が可
能である点にある。
スーパージェット100のプレゼンテーションで演説した、イワノフ第一副首相
は、航空輸送業者は、このライナーのもう一つのメリットである最大限の汎
用性を充分に評価するだろうとの確信を示し、こうした特性は世界市場で非
常に求められているものだと述べている。
「発注者の要望に応じスーパージェット100は、乗客量の面で3つのバージョ
ンの面で生産することが可能となっている。
このことは一つひとつの具体的航空機の、経済効率を高めることを意味して
いる。さらにロシアの未来のクライアント達は、確実性と安全性といった重要
な面でも不安を抱くことは無い。世界中で有名なスホイブランドは、その最良
の保障なのだ」
イワノフ第一副首相はスーパージェット100のプレゼンテーションで演説し、こ
のように述べた。

スーパージェット100の開発者達は、今後の20年間に世界の中距離航空機市
場で、15%のシェアを獲得することを見込んでいる。
またロシアの航空輸送市場においても、ライバル達を追い上げる潜在力であ
ることは明らかで、そしてこのことにより過去15年間に航空輸送分野における、
資金不足か原因で発生していた、輸送上の不平等が解消されることになるだ
ろう。
スーパージェット100はロシアで初の新世代の民間航空機となる。
これがスーパー航空機以上のものであることは明らかだ。スーパージェット100
は、ロシアの航空機製作における、一連のその他の有望なプロジェクトの実現
に(?)いたのだ。

国産旅客機が世界の空を飛ぶ日

前間 孝則
講談社


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9月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル