スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるvsワンナイトウーマン「あご・・」

2011年06月12日 | 日記

とにかく生きてみる。さりとて今燃えるような事柄もない。それよりも心配ことの多さに自分自身引いているこのごろである。このあいだ深夜バイトの自転車での行く道、午前12時を過ぎたころ、坂道を簡単に漕げる方法として自分で開発したのが、「ありがとうございます生かしていただいて!!」と唱えながら、自転車を漕ぐことである。一石二鳥を狙った、自分の潜在意識に届くかもしれない、感謝の祈りと、足の乳酸を、呼吸量でカバーしながら、頭の中は、この坂道のしんどさを、意識しないでいけるようにと、偶然編み出した、スピリチャル走法なのである。
その時、突然頭の内で何かが閃いた!!
「この歳で、今後貴方が、いかに願っても、家の一軒ももてないだろう。ましてやどんな苦労も覚悟の上で、頑張ったところで、いわゆる巷の成功者にはなれないよ・・・と」誰かに言われた。
何をそんなに、苦しいことを続けるつもり・・・・・と。
苦しいことをつづければ、その先にきっといいことが起きるという・・・魔法に懸っていた。
現実にこれから、新しいビジネスモデルを見つけて、お金を調達して、事業を始め、それを成功させることなんか、かなり難しい話しであり、それを追いかけることが、いかに虚しいことなのか、ということが頭をよぎった。私の好きなこと、本当に好きなこと何かと?・・・・・問いかける日々が始まった。

私は、女性が好きである。今、酒、タバコ、焼肉、ゴルフ、を絶ったとしても女性を絶つことは出来ない。死に直面した時、最後の一発を、その時にもてる物全てと引換に、するだろうと考えてる。そんな私が、今までに癒していただいた女性の、その中にある可愛らしいを発見した時の喜び、を記憶を辿りながら、書いて見たいと思った。


「あご・・・」
そもそも卑屈な性格からか、もともと自信がないのか、世間でいう超別嬪さんとは、記憶に残るワンナイトがない。それよりも顔も、センスも、その様子も普通の、何処にでもあるという女性の方との思い出が、案外残っている。そしてそれは、風俗というカテゴリーである。
風俗は、連れもって行くものでない・・・ 一人で行くことが、ハードボイルド的な自分を創ってくれるし、友達同士で行くと、全ての回帰は、美人であったか、サービスがどうのこうのだったかに話が、集約される。それが一人の場合であれば、色々なシーンを自分の心の本当の部分と刷りあわしながら、女性と素晴らしい! と思えることが得ることが出来る。


さて、話は今から10年くらい前である。
時代はバブルの後半、テレクラという風俗が出始めた頃である。
このテレクラは、基本的には素人との女性が、電話をしてきて、話をして、まとまれば待ち合わせるというシステムになっているが、やっぱりプロというか、組織がらみでお客を見つけているという感じもするグループも電話をしてくるケースがある。また素人でも、数回このテレクラで援助交際(ワンナイト)をしている方もいる。その違いはなれてくると判るのである。それはそのプロ達は、テレクラの近くにいつもいて、直ぐに合えると言うのが、売りになっている。また素人のワンナイトの方は、その女性が住む町まで、行かなければならないのがほとんどであり、それだけに邪魔くさい面もあるが、素人さんという想像が出来る。「同じことやんか・・・!」と、どうせ援交の女性だからと・・思うかもしれませんが、そこが私にとっては大きなポイントであり、仕事終わり、家事終わりの夜を抜け出しての、待ち合わせにはサスペンスがきっちりと仕込まれているのである。
11時に、東西線加島の駅で待ち合せをした。来るか、来ないかは、ぶっちゃけ40%くらいで、来ない方が多い。しかしテレクラの電話での話ぶりも、悪くなく、お金お金とのせっぱつく話もなく、今から出てこられるという・・・質問に11時ならOKと答えた。歳のころなら40歳くらいかもと思いながら車を飛ばした。
この手の話は、待ち合わせ>初めて挨拶>短い会話=から第一印象をインプットして、それからの行動を瞬時に判断するのである。どうしても生理的に無理であれば、嘘丸出しの言い訳をしてその場を退散するし、結構いける場合は、そのままホテルへ直行を避けて、お茶でもという提案をしてみるのだ。
今夜や、「これからどうします?」という感じの40歳は少し越えてる、多分主婦であろう感があった。「お任せします・・・」と軽く会釈しながら車に載ってきた。とにかく子の場を離れながら車の中で話をすることにする。あまり顔を見ていないので、横顔からは判断できないが、スタイルは、細身であり、身長もあり・・・勃起は可能という答えは出ていた。「喉も乾いているが・・ホテルでちょっとゆっくりとしましょう」と言う提案も、心よく承諾してくれて、そのまま豊中東インターのラブホテルに入った。女性の姿は、ジーパンとブラウスえお着ていて、いかにも夜抜け出したか?深夜のパートを偽った格好だった。それだけに素人ぽさが、際立った。部屋に入り、ようやく落ち着いたころに、ビールと一緒に彼女の顔を始めてゆっくりと観た。うんーん??この場合は、上から目線ではないと言っても自然とそうなるもので、話のなかで、話し振りで、もっとエロい表現や、いやらしい喋り方を拾いだし、自分の勃起力をつけていこうとしている。15分ほどの世間話しの終わりは、「よかった、優しそうな人で・・・」とのセンテンスで、二人はまったりモードに突入する。キス・・とゆっくり服を脱がす。脱がされ、彼女の手は僕のズボンの上から股間をさする。
「硬い・・・」と聞く。「うん・・硬い」と答える。風呂のお湯が入った音がする。「先に入るから・・一緒に入ろう・・」とさそう。まだ素っ裸になっていないので、自分で服をたたんだり、ハンガーに掛けてりする間を残して私が先に、風呂に入る。
「何か・・顔が・・・」「目も鼻も、歯並びも・・・ピカ一でないにしろ、話しながら意識するほどの不幸な持ち物ではない・・」でもなんか目が・・私の視線が・・・・顔の下に集まるのである。
彼女はバスタオルをどの女性もそうであるように胸から撒いて、浴室に入ってきた。ひらりとタオルをとり、恥ずかしそうにお湯をかけ、私の目の前を、足を開けて浴槽に入ってきた。
向かい合わせでなく、私の胸の中に彼女の背中を預けた。

つづく

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