スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるvs僕のメールアドレスvs「俄」の万吉です

2017年10月30日 | 自分的エッセー
僕のメールアドレスを
mankichi にしている理由は?

今から14〜5年前に僕は携帯とインターネットと出会った。
そして自分のメールアドレスを設定する事になった。
簡単とか、入力しやすいとか、色々あったのですが、本当に直感的にmankichi と綴ったのです。
さてそれは、最もなりたい!こんな男に憧れる人物の名前をいただいたのです。
幕末に生きた浪速の侠客だった、明石家万吉から頂きました。
それより前に、司馬遼太郎の「俄」を読んだことからのヒューチャだったのです。
殴られ屋で飯を食っていくローティーン時代から、頼みごとはその内容を聞いて判断するのは、男が廃るというので、「やりまひょ、それでなんでんねん?」という豪傑な実在の男なんです〜〜
「人生は俄かみたいなもん〜〜死ぬのも、ちょっとそこまで出かける様なもん!」と言っています。
又財を残さず、まま食えまま食えと訪ねる者には施したのです。
そんな男になりたい、そんな風に生きたいと思って、mankichi をメールアドレスにしているのです。あの頃からそれは変わっていません。

晩年、誰かれに「はよ死にさらせ〜〜」といつも軽い笑いをたてて言っていたのも、カッコ良いと思います。
この台風の夜、サクサクと読んで一段と万吉つぁんに惚れ直しました。
そしてしばしこの俄かな僕の人生、おもろく生きてみようと思いました。


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とにかく生きてみるvsヤフオクでポチvs寝たらあかんって⁉️

2017年10月27日 | 自分的エッセー
どこに向かってるのだろう?

いよいよと言うか、さぁと言うか秋も本番を何も無く通りすぎていけば、冬がやって来ると言うのは、全く当たり前の話なんですが、備えあれば憂い無しを、何回も経験している僕ですから、もう冬の対策をーーーと言うか、友達から高価な素敵な電動起き上がりベッドを貰って、ご機嫌に眠っているのですから、この冬もご機嫌にと思って、一丁羽毛の軽い暖かい布団をと思ってヤフオクをサクサクとーー!

そして何処でトリップしたのか、僕の潜在意識が、遥かチョモランマを目指していたのか、コールマンの寝袋に「どうせ最後は誰か落とすやろ!」的な感覚で500円プラスして入札のボタンをポチと押しました。
そして数分後にメールが!
「オークション終了まであと少し!」と入りました。まだ誰か落とすやろうとたかを括っていましたら、「オークション終了」のメールと共に、「入札おめでとうございます㊗️」と来たのです!

寝袋が家に届く⁉️
マイナス18℃迄冷えても死なない寝袋が家に届く‼️

ハッキリ言っておきますが、今まで一度も冬山で寝た事もなければ、登った事もない僕ですよー
それが何故?マイナス18℃に耐えれる寝袋を落札したか?を令静に考えてみる。
あの極寒のチョモランマをどこかで目指していたのか?又植村直巳を薫陶していたのか、全くわからないのです。

それでもとにかく生きてみるスタイルは、何処でもなんでも眠れる!が基本スペックになっているのですから、それを引き受けるしか無いと、腹をくくりました。
痴呆のオカンがいてるので、ガス、電機、石油系の暖房器具は使っていないのですから、思い切ってエアコンをこの冬は切ってでも、マイルームのチョモランマ化に勤しもうと考えてみるのです。
コールマン耐寒18℃対応の寝袋で今年の冬の夜を過ごしてみようか?と決心したのです。

「あぁー君は何処に向かっているのか?」としっかりと税金を払ってる誰か、突っ込んでくれませんか?
それとも冬の野宿でカシオペア座でも探すてか?
全くガラでも無いね〜〜
とにかく僕はこの冬、コールマンの厳寒18℃対応の寝袋で家で眠りにつくことにする!
厳寒の遥かチョモランマの壁面で眠る様に!
そして「寝たらあかん!死ぬぞ!起きとけ!歌を唄おう!」とかの誰かの声を聞きながら。


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とにかく生きてみるvsオカンと僕のvs三丁目の夕陽ってか?

2017年10月24日 | 自分的エッセー
オカンと僕の三丁目の夕陽〜ー

台風の過ぎた休みの今日は、痴呆の認定の為に医者の検診に向かう!
流石にディサービスの様に送迎は無いので、どうしても送っていかないといけないのです。
歩いていける距離ではちょっと遠く、車で行くには近い距離を、僕は無謀にも痴呆のオカンとのチャリタンデムを選択しました。
いい大人なら車に乗せて、それも成功した野郎ならベンツにでも乗せて、まともな大人ならタクシーでも呼んで、連れて行くのが本筋であろうが、
ツーアウト満塁のピンチの今、僕の選択はチャリの二人乗りという事だった!

後ろから手を回すオカンの握力はちょっとしかないし、身体を僕に預けるという意味は全く理解してないので、結構危険極まりないように思うが、
「ぎゅっと握って、絶対に手をはなすな!」と言い続ける。
痩せた見たいねお母さんでも無い。
戯れに母を背負いて、そのあまり軽きに驚く〜〜でも無い!僕は三歩以上歩けるぞ!
要するにオカンの本能に問うてみるのだった。
落ちるー痛いー怪我するが、無意識の中にでもあるのか?を身内として唯一試したのだろうかと、後で理由をつけてみる。

又「母上ーーチャリで申し訳ございません!
この息子の甲斐しょの無さをお許しを!」と言う気持ちもある事はあるのですが、私はこんな事しかできませぬ、「母上申し訳ありませぬ!」と思いながらチャリを漕いでいないのです。
それよりも田舎の派出所の警官が、チャリで事件現場に向かう様な、瀬戸内の島の漁師町で産気づく嫁を残して産婆を呼びに行くアンちゃんの様に、まだ持ち物で人間の成功が謳われなかった、あの三丁目の夕陽の時代に痴呆のオカンを連れて行ってあげたかったのだ。
収入で人間を比べなかったあの頃に!

オカンにも安全では無い分だけ、自分の無意識の中でなんとかしようと言う力が湧いてくる事を期待しているし、今、オカンも多くの物を持たない分だけ、暑さ寒さに関心が湧くし、すれ違う人の顔の表情にもその人の苦楽がわかっていると思う。

町内を痴呆のオカンを乗せてチャリを漕ぐ姿は、可哀想にと写っているのかもしれないが、僕と痴呆のオカンには、通りの家からの流れる夕飯の匂いと、知り合いの叔父やんがかける「ええな~オカン、何処へ行くねん?」の野次が、三丁目の夕陽にテレポートさせてくれた。

何処に行くのかもわからない痴呆のオカンは、さぞ必死にしがみついていると思いきや、手を振って愛想を振りまいているとは〜!
そしてチャリの後ろの荷台には、やっぱり座布団を括りつけるべきだったと僕は反省する。

(画像動画は幼馴染の八百屋が撮影してくれた)


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とにかく生きてみるvs僕は信じるvsたこ焼きの力

2017年10月12日 | 自分的エッセー
僕は信じる「たこ焼きの力」‼️

どんより曇った風の強いお昼、秋来ぬと目にはさやかに〜〜ウンぬんて言ったら大層な今日のランチは、そうたこ焼き&イカ焼きー締めて400円です。
この夏も泳が無かったし、パスポートも切れているし、更に取得の為に取った戸籍謄本も半年が過ぎて賞味期限に随分前に切れている。
要するに切迫詰まった時間と上手く付き合えていないと言う事だろうな。
余裕とかあるが儘になど、口に出すのも奥がましい僕の生き方にはランチをチョイスするお洒落も劣化が来ているのかなぁと思ってしまう。

そして風が強い寒くなったやんか的なお昼、ディサービスに行った痴呆のおかんがいないランチタイムに、朝から書いていた原稿をやめて買い物に出かけた訳で、献立もプランも無いままにチャリを漕いだ所、閑散とした商店街に可憐に密やかに営業しているたこ焼き屋が目に留まった。
派手派手しい威張ったたこ焼き屋のサインがソールフードとして自己アピールしてる街場のテキ屋的な店と反対のトーンでその店は、閑散の中に溶け込んでいている。
「たこ焼き食うたろ〜ー」と言う声が脳の中に籠り、僕は他の客がいない店頭にチャリに跨ったままでたこ焼きとイカ焼きを買った。
そろそろ還暦の声も聞こえる僕のヤンキー的な買い物スタイルは、たこ焼きに対して友交的な態度だと信じている。
エスタブリッシュな大人なら、お金を置いて焼いといて貰い後で取りに来るのかもしれないが、
ツゥーアウトを喰らった男には、たこ焼きを焼く作業でさえも、手品かストリートライブに思えるのだから焼き場を覗きこんでみる。
400円を千円札で払ったのが唯一の大人の証だったかもしれないが、気の利いた会話も一切無いのも僕には嬉しかった。
誰と食べる訳でも無い、僕のたこ焼きは口に入れるとハウハウするくらいの熱さがあった。
イカ焼きは数年ぶりに僕をあの頃のあの場所に運んで行ってくれた。

痴呆のオカンに少し残しておこうと考えてみるも、冷めたら旨ないし、ましてたこ焼きはリホットが禁じ手なのだがと思いながら、残り2個となる。

「あかんかったら、たこ焼き屋でもすれば!」と言ったビジネスコンサルタントの言葉が立ち上がる。
最後のセーフティネットにたこ焼き屋を置いて生きて来た事をここで謝り二度と言わないと誓う。
たこ焼きは向こうから来ない、ただただ落ち込んだ誰かを何かを丸いくぼみの中で待っているだけだ。
そしてそれを見つけるのは勇気なんだ。
それも誰にもわからない小さな勇気なんだろう!

さっき牛乳を買いに業務スーパーに出向いた。
先ほどのたこ焼き屋のお兄さんが、10000円くらい買い物していたのを見つけた。
大きな袋には、キャベツやタコ、イカ、メリケン粉などが満載だった。
その一番上には安売りの缶コーヒーが3つあった。
ヤルゾの元気なんかもう絞り出せないかもしれないが、しぶとく生きてやるくらいなら出来るかもしれないと呟いてみる。

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