「酎ハイをウガイのコップで飲む」
雨と湿気と暑さに打ち拉がれた港の仕事。
1週間ぶりのやすみである。
岸壁現場の港の男が過ごす休日のスタイルがあるなら
多分昼から飲みことじゃないかなぁと勝手な想像をする。
お洒落グラスに注ぐ気などサラサラ無い。
普通のグラスに氷を入れて飲むのも僕的にはNG。
まして缶飲みするほどロックもできないのだ。
3秒ほど考えて辺りを見回して、入院先の病院で買った
お茶飲みウガイ兼用コップを手にとり、そこに酎ハイを注ぐ。
荒天の時代に生きれる僕になろうと思う。
何処でも寝れて、なんでも食えて、満タンこのトイレでも普通に用が足せる様になろう思う。
だから氷は入れないことにした。
ただ軽いバラードだけは必要になった。
いい選曲をしたと思っているが❓ーーー
「サザンの愛はスローにちょとずつ」