屁こいで寝る!の屁を放つタイミングはいつか?と言う質問に答える!
それは寝る直前の何分何秒前と言う、時系列の話では無いのだ。
まして布団を被る前とか後とかの場所やスタイルの特定が大事な話でもない。
僕は寝袋でこの冬も過ごしているから、就寝涅槃行きスタンバイの後、屁をこいでしまう様なもんなら、それこそ自殺行為である!
自分の屁ではえずきたくは無いわなぁ。
A君よそこを間違わないでくれ〜〜
屁こいで寝るには、まず撃ちのめされた状況にいる事が条件なのだ。
巨人を完封した藤浪が、ロッカーで「あぁ屁こいで寝たろ!」と言うか?
大穴を当てたあの爺さんは、競馬場のゲートで「あぁ屁こいで寝よー」て言うか?
要するにそこにはチャンスではなく、ノリノリではなく、少し寂しくハートが弱くなっている状態の時に「屁こいで寝たろ」と言う言葉が自分の中に立ち上がるのだ。
だから屁こいで寝ると言う動きには明日への再生の儀式が含まれているのだ。
又打ちひしがれた今日の自分を、誰かの声で立ち上がれる様に、自分自身の屁で立ち上がるのを可能にするテコなんだ。
前に感嘆詞をつけて「あぁ〜〜屁こいで寝たろ!」と軽く言ってみたまえ。
その君を包む苦悩は、屁!程の軽さに変わり、流れる雲の様に過ぎて行くのだ。
そしてその後ゆっくりと眠る事ができるのだ。
因みに私くらいの歳と修行を積むと、電車の中で眠る時にでも、ホームで「あぁ~屁こいでチョット寝たろ!」と呟いて浄化作用にとして使ってるのだ。
A君は未だ若いから、「馬鹿野朗〜〜」って叫びながら、砂浜を走るのが良いのかもしれないけど、そのセットの大掛かりさに比べてその効果は薄いし、
それは最終的に自分に呪いをかけてしまう危険がある。
だから再び砂浜を走って「いいぞ!自分」と祝福を贈らないと最後迄解決しないのだ。
思うに「屁こいで寝たろ〜〜」は未来の時空へリアルな自分よりほんの少し早く屁の噴射でそこに送り出してくれる空間を跨ぐ呪文であるのだ。先に自分の気持ちが未来に入り、少し遅れて身体が時間に入ってくるのだから、自分が割れている分衝撃が少ないから、時間がメローになる。
まだまだ言いたい事もあるが最後に、「屁こいで寝る」の最終回答は存在しないと言うか、存在させてはならない。議論をし続けるのだ。
人によって「屁こいで寝る!」の意味は違うはずだし、今日解らなかったその意味が明日には解るかもしれないし、又逆にそれに疑問符が付くかもしれない。
要するに「屁こいで寝たろ」とは絶対的な記号なのだ。
走るとか笑うとか、空とか神とかと同じなんだ。
もうそれ以上分割出来ない言葉として存在する。