スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるvs三島の由紀夫ちゃんvs夏休みーか!?

2016年06月30日 | 自分的エッセー
夏休みの宿題ではない〜

Youtubeのとあるニュース番組を聞いていたら
三島由紀夫の話になった。
「純粋」と「輪廻転生と唯識論〜」〜をテーマに日本を憂いて自刀する前の最後の作品である。
市民図書館で借りてきた。あと2冊ある。全部で4部作である。力のいる読み物である。
寝る前は〜全く頭が疲れていて歯が立たないから、朝起きてすぐに読んでいる。
テレビもつけないーー歌謡曲も聞かない。歌詞が頭をよぎるから。

まだ涼しい朝から読書をする。
せっかくだから、リストの「巡礼の年」のピアノを聴きながら、三島を読む!
貯金残高数万円でも、お袋痴呆でも、未だに訳ワカラン弁護士事務所からの手紙も、あとに置いておくことを優先する。

2部まで読んだ。脳が、旅先で出会った女性と付き合ったけど、少したって放ったらかしにするように、読み初めの思いに追いついてこないのだ。
だから3部4部を読む気力が必要なんだ。
このモチベーションは何にしようか?と考える。

第4部の最後の50ページを夏の然林房のちめたいプールにつかって冷かいビールを飲みながら、
ビキニの女性の腰のあたりまで切れ込む処をミラ〜グラスでみた後に読むぞ〜と気合を入れる。
夏は直ぐそこに!


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とにかく生きてみるvs旅に出るなら夜の飛行機〜〜sexy

2016年06月20日 | 自分的エッセー
梅雨の夜、昼間の蒸し暑さに変わって、夜中12時前の風は少しひんやりして心地良い。
この風を受けて走るチャリの僕は〜〜あの日を思い出す。あの日なんだが、どんな所で誰と何をしていたかまでは、ハッキリしない。
でもあの日を思い出す。
ひょっとしてあの夜なんだろう〜〜
心細く、切なく、孤独だった夜なんだろう。
それはたった1日だけではない。こんな風の時にちょくちょく思い出す。
何でもその気になりさえすれば、叶えられると思っていた、僕の青い夜が挫かれる夜だ。
合宿の夜スタメンを外れた時か、YAMAHA時代の残業終わりに寮に帰る道すがらか、ハッキリとは特定出来ない。横には誰もいなくて、電話をかけるには遅すぎて、酒を飲むくらいの重傷でもない、うすら寂しいけど死ぬ気にはならない風!

口に出て来るフレーズは、
「旅に出るなら夜の飛行機ーー」
そしてsexy 〜〜
夜の深さに二人とけていくのねー

下田逸郎が聞きたくなった。
「夜の海」も「月のあかり」もいいが
今夜は、sexyだろう。
子供みたいに笑う〜〜
急に黙ってセクシー

何かわからないけどうすら寂しいのだ。



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とにかく生きてみるvs「行きがかりじょ」が現れる

2016年06月04日 | 自分的エッセー
昨日と今日この間京都知恩寺でやった奉納漫才の時に前で見て下さったバッキーイノウエさんの本を読んだ。
酒場ライターで関西有名雑誌にエッセイやコラムを多く書かれている。
これはただ酒や肴を自分なりにチョイスしたのを紹介した本でない。
読んでる内に僕が街に出て酔っ払ってる気がするのだ。それなら他の本と変わらないのだが、バッキーさんのはそれとは違うからいいのだ。カウンターの横にはちょっと怖そうな人がいてたり、
ママのオッパイが見えそうでちょっと興奮したり、明日早いのに「早よ帰らな」と思いながら自己嫌悪になったりできるのだ。
それは何故か?
バッキーさんは、酒場はお金や健康や時間や愛を失うところであるが、酒場に行くことで大きなココロの怪我にならないですんでるからいいと言う。浮いたり沈んだりしながら、チョコチョコと生きるのもご機嫌と言う。

そして僕が最も気にいったのは、酒場には「行きがかりじょ」が立ち上がるらしい。
偶然休みの店、嫌な奴との遭遇、変にセクシーなママの胸~~其処には「行きがかりじょ」が現れるのだ。それは行き当たりばったりではない。
いい酒場とはこの「行きがかりじょ」が現れるの多い店だそうだ。

この本の中で僕は街の酒場に出向き、「行きがかりじょ」バッキーさんにあった。
バーボンソーダを飲んでいると音が欲しくなった。
バッキーさんは矢沢を選んだ。「行きがかりじょ」が現れた。僕は「きつい旅だぜ わかるかい」と言う詩に上目使いで唇をかんだ。

渋い顔になった。


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