上賀茂すぐきの御食べ初め式(自称)
年始の私的行事であります。
母親の里のすぐきを聞き、問い、語るのです。
大層に言いましたが今年の初食べなんです。
「今から行くわ--」と急におしかけ、
バァバァと今季のすぐきを切って貰い、温ままと一緒に腹の中に掻きこむのです。
その味はロングロングアゴーの幼い記憶を呼び出し、僕のルーツを確認させ、アイデンティティを
立ち上げるのです〜
ファミリーをバインドする食べ物があるのは素敵な事だと改めて思います。
「すぐき」をあまりプッシュしなかった亡くなった母親の気持ちの複雑さをゆっくり懐古しながら、太田神社を見ながら、明神川の流れを聞きながら、「自分が何者であるか?」を熟思黙想をかまします〜
今暫くは、賀茂の洋迷となり、行く川の流れは〜と絶えずしてーーなどとなりませう!