スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。
「この気分では無いのだが!」
風強しの南港フェリーターミナル。
下船終了後の早めのお昼を取る事ー11:00。
それはどの店に行っても結構ゆっくりと食事ができると言う事で、少々遠目でも車に相乗りしていきます。
「飯行こうー」と言う号令で、お昼のメンツが集まるのですが、今日の僕は彼等が向かおうとしているお店での昼の気分じゃないのです。
今日は「ランチをしたい!」気分なのです。
お店に入る前には想像も出来しなかった会話が飛び交う様なランチ場を立ち上げ、そこに身を置きたいのです〜〜
が、港の男に「ランチをする」なんぞのイメージがある訳はありません。
ひと飯ひと仕事ですから、夜までのパワーを補充するのが先決ですから、ガツリと食って、昼寝して、仕事をする事が僕らの平常なんで、それはアーミー仕様として逞しさも憧れもあるのですが、今日の僕には「ランチをする!」が思考を占めていました。
まぁそう言う訳で、昭和感満載の飯屋へ直行となりました。
イカのフリットにピクルス。
それに今日のパスタが選べてパンがつき、食後のコーヒー付なら「ランチする!」になりますが、
イカの天ぷらに沢庵、そして肉多めのカレーうろんに中飯で番茶飲み放題は、「昼飯いこか?」に決まってます。
だから、oh!男飯-これがパワーの源!とは今日の僕は吠える事ができませんでした。
北浜辺りのビストロで、食うたか?どうかわからん位のセットを食べながら、プレゼンの企画意図をノリのいいデザイナーに笑いを交えて話し、ナイスな返しをいただくのを「ランチをする!」と言う事なんですけどね〜
鳥羽一郎に歌って貰いたいと思う!
「肥えたカモメのいる港まち」
本日は22:00出航の東予行きオレンジフェリーがドッグ入りの為に午前中で上がりました。
ニュートラムへの連絡通路から見えるトラックの荷台のキャッチに僕はビビットと来て、このフレーズを使った漁港演歌を帰りの地下鉄の中で思い巡らしています。
鳥羽一郎さんか、島津あやさんに歌って貰いましょうか?
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「肥えたカモメのいる港まち」
作詞 洋キタナ
かぁーちゃんが仕立ててくれた お日様大漁旗
今日も網投げる俺の応援団
旨い魚をとって来てねと!ぬくまま炊いて
待っている 嫁に来てから待っている
気張ったしょ 気張ったしょ
網引くふと腕 意地と度胸の力こぶ
熱燗つけてる後ろから かーちゃん抱きしめ
手が廻らない それでも気張ったしょ
ふっくら笑顔の 肥えたカモメのいる港まち
お店の名前は きた村なのに
「どうしておらんのじゃ〜〜」
木屋町仏光寺の名店もち料理 きた村が幕を降しました。
学校は違うのですが、若い頃からのお付き合いの同級生であります。
その感謝を兼ねての宴会が今日開かれたのです〜〜
そこで暖簾を下ろすと言う事で超個人的にここに寄稿をいたします。
なんせここの大将と僕とは苗字が同じであるのです。
これがある時はやっかいに、またある時は幸せのアシストとなったのです。
先ず、お店に予約の電話を入れる時には、「同級生の北村ですけど,キタムラ君お願いします」と言わないといけません。これがぎこちないのです〜〜 照れるのです。
その反面、木屋町いや京都では有名店ですから、「知ってるよ」と言うと、「勝手に親戚ですか?」と尋ねられるもんですから、その関係を話しするのも面倒なので、今までに2〜3回位は「そうです〜〜」と嘘を言った事がありました。
又「きた村」で飲む時は何時も「お前も北村やんけー」のツッコミに、ボケを用意しておかないといけないという、常にお尻が浮く状況もありました。
この機会にお詫びもうしあげるしだいです〜〜
そしてありがとうございましたと伝えます。
昔ある5月の終わりに
ここの床の席で、思いっきり振られた事があります!
「北村」アドバンテージは効くはずでしたが、全く効果はありませんでした。
これが僕だけの「もち料理きた村」の誰にも話さなかった思い出なのです。