採用担当者よーーーー「これがわからんか?」
indeedから広告企画、イベント関連、コンサル関係の会社に求人応募をしていたのだ。
その殆どの会社の担当者は過去の実績のペーパーや制作物などなど〜〜をみたいと要求してくるのです。
さてそれが問題と言うもんだいーと!
三十年前の話しなんだ。
大手の○通や博○堂などの憧れのエージェント達が、自社のロゴ入り大紙袋を小脇に抱え、カッコをつけてオリエン会場に入って来る中で、宣伝担当者との人間的繋がりだけで、このコンペに呼ばれた我々弱小アド会社は、この時点で絶対に気合では負けなかった。いや気合と言うより笑いでは絶対に譲らなかったと言う方がわかりやすい。
マーケティングや市場調査などは、己の生活感を基に市場で受けるか否なかを察り、周りのツレにその辺の所を聞くだけだったショボイものだったけど、「そこにオモロイものがあるのか?」どうかが我々の最大で唯一の訴求ポイントで、それだけに特化したプレゼンだった。
「あいつらよりオモロイ!」それが重要で、コンペをものにするよりも重要だったもんだ。(笑い)
だからプレゼンで、クライアントさんを笑い転げさせて、帰路は「まぁ絶対に無理やけど〜〜オモロイやんけ!」と一杯やるのが充実していたのだ。
それが、たまに「その案でいくわー、上が今回は雰囲気変えたいらしい〜」って連絡が来たもんなら、逆に緊張して居着いてしまう事になったもんだ。
さて、昨今の広告企画会社の私より年下の諸君よ!
僕のプロデュースの実績作品を送っておく。
20年前の山梨県のパチンコチェーンのキャンペーンのものだ。
プレゼンで、僕は替え唄をつくって歌た記憶もある。
勝ちたいんだけどーーチャチャチャ
台がわからないーーーチャチャチャ
(勝ち)星の玉がーーーーーーーデルメンコーオーオー
採用担当者よーーーー「これがわからんか?」
山梨県のラジオでも僕の唄でCMが流れたのだー
スタッフはみんな笑顔だったが、その店は今は無い。
僕はわざわざ東京まわりであずさ2号に乗るのがご機嫌だった。
俺はその時そこでは「狩人」になっていた‼️