スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるvs失恋レストラン・・ねぇマスター ねぇマスター

2013年02月19日 | 自分的エッセー

とにかく生きてみる。梅田北ヤードの向こう側に新しくオープンした、まったく新しいホットポット(鍋)の最高執行責任者として、今毎日毎晩お店にたっている。ゆわゆる客商売であり、待ちの商売であり、サービス業である。
つくづく思う・・・私は器用なのか、それとも不器用なのかである。もともとタレントのなりそこないであり、芸能ごとの大好きな性格ゆえ、お店でのスタッフというのも、あるアトラクションのキャストと同じであることはすぐに理解できるし、そのキャラになりきることが、プロであるし、またそのキャラも、その日の店の雰囲気や、天候や状況によって演じ分けなければならないということもわかるのだ。
それは、小学校の学芸会並みのアトラクションであれば、自然にその化けの皮もすぐにはがれ、すぐに信用というか、支持が得られなくなるのである。プロである、お金をいただくからには、なりきるシンクロする、しかも憑依をしなければならない。


人気のある物語には、板についた役柄や、キャラが存在すると言うものである。寅さんの渥美清や、釣リバカの西田敏行みたいに、本人か役柄か、どちらもシンクロするようなところまでキャラになじんでいきそれが支持を得るのだろうが、私の場合のキャラ設定がまだ固まっていないのだ。シリーズ化されるこのレストラン物語において、脚本、演出、出演をかねる私のキャラ設定には、山田洋二や向井田邦子、スティーブンスピルバーグの向こうをはって、傑作なものを設定しなければならないのだ。

そこでだ、頭に浮かんでくるというか、インスピレーションというか、昔昔、清水健太郎が歌った、「失恋レストラン」という歌がある。

「悲しけりやここでお泣きよ・・涙ふくハンカチもあるし・・」
あかん・・ハンカチなんかあらへんぞ、早速阪急の一階に行って買わなければ・・・・
「愛が壊した君の心を優しくつつむ椅子もある・・」
あるある、ここの椅子はめちゃくちゃ座りごごちがいいので、話し込むお客さんの多いこと
「ネェ・・マスター作ってやってよ涙忘れるカクテルを・・」
うぅん・・ないぞ。涙忘れるカクテルなんか!早速世界のカクテル辞典から、研究するとしよう。
そしてこれが問題である。
「歌ってやってってよ・・・痛み癒すラブソディー」を・・・・・
わしは、歌は好きやけん、でもめちゃ音痴じゃけんのう・・・わしの歌で、癒されるんか??
ともんどり打つのである。かめへんで・・・何ぼでも歌とたるけど、「それでいいんか??」という自問自答である。
そして最後には、「ラストオーダは失恋までのフルコース」である。
肉はいいとしても、魚貝系がないぃんちゃうか?という呟き。
そして〆は、忘れろ雑炊か、いい思い出やん麺をその旨いスープにいれてやるくらいしかできませんぜ・・
でも・・・「ネェマスター、ネェマスター早く・・」なんてせかされたら、こっちはパニクルやんけ・・・
と、まぁ・・失恋レストランのマスターとしてキャラを立てればこんな感じになるのだろう!

さて、やっぱりどんなビジネスでも今の時代それは難しいし、ましてや繁盛店にもってくるには並大抵の努力ではないと思う。しかしその辛さばかりがクローズアップされるわけではない。
昼間の激しい仕事を終えて、束の間のほっこりする時の食事を提供することは、いくらかのお金をいただいてると言え、「また明日もがんばって・・」というメッセージを一緒におくるということである。そして送るからには、いい気運のメッセージが大切である。ゲストの心情はこっち側ではわからない。心、穏やかでないときも、悲しみや辛さを背たろうているときもある。
またそれが生きるということであるし・・・また日々の中でたまにくるラッキーモゥーメントも、今夜こそ君を落とす・・と根性を入れた夜も、マスターは、失恋レストランのマスターは変わらず、「頑張って・・そしてそれでもくじけたら、ここに帰ってきて、涙忘れるホットポットを食べんね・・」と言うメッセージを発信するのだ。
そこに私の事情は一切いらないのだ。いつでも、どんな時でも、歌を歌えぬ私でも、話相手になってあげる、ずーっと「ネェマスター、ネェマスター・・・・」と呼びつけてくれと思う。

若い頃からの、海外一人旅
だますよりだまされたことが多い
歌は下手くそだが、選曲は渋い
酒は酔う日と酔わない日がある不思議体質
恋愛は苦手
好きなギャグは「くさぁー」と「おぉーーおぉーーー貞治」(オリジナル)
楽しさの裏側に辛さも存在する・・のだといつも思う
ひそかに外人の女性と暮らす・・・

そして此処に TONY KITAMURA が設定される。



 
                             

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とにかく生きてみるvs始まった第二章vsそれはマメになるということ

2013年02月04日 | 自分的エッセー

とにかく生きてみる。深夜バイトの刑期があけ、大阪梅田北ヤードの向こうに新しく企画した、斬新なホットポットダイナーが営業を開始した。私はそこの最高執行責任者として、今業務をしている。そこでの仕事であるが、まったく認知のない、お店にお客様を入れるという、導火線の火付け役を命じられている。お出しする料理や、店舗の雰囲気は申し分ないのだが、あいにく場所的には梅田に近い言っても、ヨドバシカメラからは歩いて10分ほどかかるのだ。
またわざわざ感があり、通勤やお買い物の導線上には立地していないので、この店に引き寄せるには結構な戦略が必要である。

ここ最近3年間くらいでは、「やはり真摯に生きることにつきる・」といことを学んだ。
邪魔くさいことや、人が見てないときでも、自分の心に鞭をいれて、「お役に立つには・・」「どうすれば喜んでいただけるか・・」などを念頭において行動をしてきた。
そして、その向こうにあったものが、やはりあの紀伊国屋や旭屋書店のスピリチャルのコナーに並びまくっている、「どうすれば幸せに?」「こうすれば幸福が引き寄せられる」等の最大のキーワードである感謝を感じるようになった。そして自然とありがとうございます・・を素直に言えるところまできた。

そしてだ・・・とにかく生きてみる第二章に入った今・私におりた宇宙から、大日さまから、自我からのメッセージは「マメになれ・・」と言うことである。
このビジネスは、飲食サービス業は、当然おいしい料理を、その提供するコストに見合うように提供することが第一義である。当然立ち飲みや、飯屋感覚ではないコンセプトを出している。
食事を通じて、そのコミュニケーションを円滑にしていただきたいし、お客様もそれを期待してわざわざ来てくださるのである。
そのコミュケーションを円滑に、そして心から満足してもらうためにしなければならないことは、まずは「お話を聞く・・」ということである。おいしいや、この方が良いで・・とか、あそこの店のあぁ・・やこぅや・・を、まず聞くことから始まるのである。
もともと発信性の性格ゆえ、生まれてこの方受信タイプの生き方などしたこともなく、ましてや生涯放ち続けるんや的な行動を取ってきたもんだから、この度の、人のお話を聞く・・・それも上手に聞くということがどうも不慣れであり、ついついペースをこにらの方に向けたくなり、もちネタに振っていこう、ルートを載せよう載せようとしてしまうのである。
そして、その次は、返事といことである。今の時代、強烈なソーシャルネットを皆さんが駆使されている。メールやツイッターやラインからFBの承認まで、その場で簡単にできてしまうもんであるから、そのお返事や更新に大忙しである。
お客様あっての商売であるからこそ、お客様へのお返事は適当に流すわけにはいきません。「お越しくださってありとう・・」「どうでしたか?おいしかったですか?」などのお礼から、次の機会へのお誘いや、お客様の興味のある内容についてのすり合わせまで、短い言葉で伝えることが、これまた結構難しいのです。
私はいまも。梅田までの道のりを、自転車で通っている。片道やはり1時間はかかる。
長年の出来上がった足がそうさせるのである。
その道すがら・・当然降臨した今回のミッションは・・・・
神様は今度は私に、何を学べと言ってくださるのか?ということである。
深夜の道すがら、チャリを漕ぎながらの気づいたことは、「マメになれ・・」といことであった。
OH・・・NO 私の最も不得意とするところである。
人の話は聞かん!
こまめな礼は言わんし、そもそもお礼をしたいという気がおこらないNO感謝の性格であったもんだから、そしてそして、年賀状、暑中見舞い、お中元お歳暮などしたことない自分の慣習の中で、新しいカルチャーを導入しようとしているのだから、困ったもんだ。
「なるほど・・・・」
「神はこうくるか・・・」
「意外な所をついてきよるやん・・」と思いながらチャリを漕ぐ。
とにかく生きてみる第二章は、どれだけマメ男となるかが課題となった。

SNSからの発信はもろに集客につながる。
お礼のメールはリピートにつながる。
お客様の興味のあることに話をよせることは顧客につながる。

思ったことだけを書き続けたこの「とにかく生きてみる・・」ブログである。
俺の発信することだけを気ままに載せるスタイルではなくなりそうである。

その抵抗について私の潜在意識が多少戸惑っている。
でもこれも神さま、宇宙からのなんらかの教えであろうと思う。
「ここまで来い・・」という強いひきよせを感じる。
それじゃ・・素直にそれに乗ろうかと、深夜の街をチャリに乗りながら一人思う。
「マメな男・・」
そういえば、連れで前田君という、お〇なにマメな男がいた。
彼のことをマメダ君と呼んだ。
今度は私が、マメ村君と呼ばれる番である。

マメ村マメ一 ここに誕生する。

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