スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるvワンナイトウーマンvs「ふく」 続編

2011年06月20日 | 日記

 

朝の食事には、どんなことがあっても集まる約束になっている。前の晩の様子や、反省をすることが漠然と決まっているが、連れている女性の様子を見るだけでも、前の晩の「ワンナイトラブ」がどうだったのかが理解できる。勿論Hをしていることに間違いはないのだが、それがめちゃよかったのか?自分に合ったのか、反対にしょうもない雰囲気だったのかを、ゆっくりと旅先のビッフェの朝食を取りながら話をする。
その話の、女性がその前でいるのが,生々しいのだ。
「ええ声だすのんや・・」と自分のテクを暗に示唆する友達や、「よかった・・よかった・・」を連発するサラリーマンの友達。前日の買い物で、足の先から、頭の天辺まで、着せ換え人形のように好みの物を買ってやり、特に自分の好きなランジェリーを着せて楽しんだ友達の話も・・目の前にいる女性を眺めながらの話である為に、此方も興奮してくることもある。
さて、一人でビッフェに入ってきた私を見つめて、皆が不思議そうな顔した。おもむろに席に着き、コーヒーを口にして、「夜中帰りよった・・・」と言う。なんのことか判らないみんなは、もっと詳しい話を待っている。「お母さんにばれるからと・・一旦帰ると言って、戻る約束が、戻ってこなかったということだ。
「おまえ、変なことしたんちゃうか・・」と誰かが言う。「アホ・・そんなんするわけないやろう・・」と返す。「そうとう嫌われたのか?」と言う声もする。
でも。それらの話も爆笑の中で、これが遊びの範疇であることを意味している。他の女性も、その内容を片言の韓国語と英語と、日本語で説明を受けている。
大笑いする女性も、それは契約違反といわんばかりに怒りだす女性もいる。散々話題を独占して、皆でレストランをでる。10時にチョンさんが来る。
チョンさんに「女性が帰った・・・そそて戻ってこなかった・・」と言う。チョンさんもなれたもので、どうしたんだろう?気にしながらも、回りの私の友達の冗談を聞きながら笑っている。「今晩この分、挽回してください・・」と言う・「わかりました・・スケベな女性、任してくださいと」軽く・・言う。ヂョンさんらしい答えであり、またこのトラブルにチョンさんは。どんな秘密兵器を用意するのかが楽しみになる。
周りの友達も、「彼、誕生日、女性逃げる、彼怒ってる、スペシャル・・・」と良いお節介のホローが入る。

夕方4時に貴方の部屋に、女性が着ます。デパートの女性です。メチャ綺麗です。と言い残して、チョンさんはホテルの玄関を携帯で話しながら出て行った。


午後4時前に部屋に戻り、女性を待つことにした。
興味を持った友達も二人私の部屋に来ている。
ビールを飲みながら、チョンさんセレクトについて、そのアバウトさと、全てが全て素人さんのバイトでないことや、「プロ中のプロが・・やってくるのでは・・」との予想も飛び交い、ワイワイとやっていた。
部屋のチャイムが鳴った。
ハーイと答えて、部屋のドーアを開けに立ち上がった。どうぞ・・とその女性を見た。
白い上下のスカートのスーツと、クリーム色のブラスを着ていて、白いパンプスを履いていた。何処かの秘書のような出で立ちである。細くて、顔は、テレサテンに似てた。言葉はあまり喋れなく、英語を介在したコミュニケーションでなんとか通じるやり取りが出来るのであった。友達は、少し時代遅れの,着せられてる感のある白のスーツは、お店の衣装であり、プロ置屋からだとか、今まで職場にいていたとかの話題になり、デパガであると決めつけ、「よかったね・・」と言って薄ら笑いを浮かべる。
私は・・・昨日ののもんもんを取り戻したいと思い、みんなに早く部屋から出ようにお願いした。
二人きりなった。・・・時間が止まったようになった。今から思えば、その瞬間に催眠術にかかったのかもしれない。暫く話をしていたのだが・・・
彼女は、一向にお仕事モードと言うか、エロ体勢や、Hムードにならないのだ。5時30分にロビー集合の為、時間を掛けることも出来ず、私だけがシャワーを浴びて、着替えて、皆の待つロビーに二人で降りて行った。それにしても恥ずかしそうにしすぎな気がする。化粧も薄く、ただ口紅の赤が、色白の肌に娼婦の印象を与える。しかしそれ以上に私の目には、巫女ではないかという刷り込みが、視覚を使って進んでいる気がする。「乱れるような、Hは無理か???」とひとり悟り初めていた。
ワンナイトウーマンは、自分の好みの女性を選び、Hをして過ごしことで満足するし、その対価も払う価値があるものだろう。しかし、守備範囲を大きくして、その女性が容姿や、雰囲気がタイプでなくても、この女性は、どんなセックスをするのか、どんな可愛らしいところがあるのかを発見するのも私は好きである。
むしろそこにワンナイトサスペンスを感じ、普段と違う勃起が出来るのだ。

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