スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるvsここに来て運命はまだ僕に試練を与えたもうか?

2018年11月22日 | 自分的エッセー

駐輪場に停めてあった僕のチャリの下に何やらチラシが落ちているというか、「これを見ろ〜〜」的な積極的なアピールをしているのが、目に付いたのだ。
一瞬ドッキとしたものの、僕はこの次元とは違う次元にチューニングをする為に、目を閉じて鼻呼吸をした。
そして未だかって届いたことの無い、この宇宙を司る存在に対して、こう呟くのだ。
「ほぉ〜そう来ますか?
この機に及んでこの僕にこんな試練をお与えになりますか?」
「宝くじですか?この状況なら当たりますよーね〜」
というか、「当ててやるから買いなさい!」と言ってるのが聞こえ切迫してくるのです。
僕はチャリ下のチラシを眺めながら、
「10億ですか! やっと最近少しでも安いスーパーで買い物をする様になったし、1000円以上の昼飯には気遅れもするし、時給910円からスタートして、辿り付いた1100円に、めちゃくちゃやり甲斐も感じてる今日此の頃に、持たざる者の苦悩から、持ちたる者の苦しさを授けたもう〜〜と言う事なのかと、イサクの心境の如く激しい緊張に見舞われる。
10万しか持っていない今の僕の切迫が、10000倍に膨らんでしまい、金の量の物差しでイロイロなご機嫌を図る事を嫌った僕に、今更何をさせたいのであろうか?と思い患うのだ。
そこで言える答えは、「ヨーセ(モーセみたい)、この10億を君に与える! 貧しさの裏にあるもう一つの困難、そう「富」に苦しむが良い! 持つ者の悲愁を、人の醜さを見て、成熟せよーー」と言う事では無いだろうか?
還暦パーティも終わり、一汁五菜と晴耕雨読で生きようと思っていた矢先にこれだ。
引き受けるには、この身体はもたないかもしれないと思いながらも、この10億を引き受けるしかないのだろう〜〜思う。
もうボヤくまい。
持つ者の苦しさを僕は引き受ける事にする!
貧しさの苦労と持つ事の苦労を知るためにも。

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とにかく生きてみるvs特製シチューvs特製に弱いのか?

2018年11月09日 | 自分的エッセー
朝も早よから、弁当箱さげーて家を出て行くおとちゃんの姿!に三歩歩めずてか〜〜!
午前6時の下船サービスを11時に終わった僕は、電車睡眠を兼ねて天六まで昼飯を食いに上ってきた。

昔よくいった「かね又」の特製シチューを久し振りに食べてみたくなったと言う、B級グルメライターもどきなコメントでは無いのだ。
昔この特製スープのテントサインに騙さられた自分を見つけに行ったのだ。
デミグラスシチューやクリームシチューを想像した僕は、スープが運ばれた来て僕のテーブルに置かれた瞬間にドンブリ返った!
これが特製シチューでここの名物となっているのだから、まぁ~お客は何を求めているだろうかと?一人で戸惑ってしまった。
今日の僕は、敢えて騙されに来たと言っても過言ではない!
街のメシ屋である。
ちょっと大きめの卵焼きと小おかず2品とこの特製シチューがつくのだ。
汁とは呼ばない、あくまでも「シチュー上がったよ!」と憧れのシチュー枠を貫くこの姿勢と、「特製シチューがこれけ!ーー」と言う自分の変体を見届けようと?今日はここに来た。

特製シチューには間違いは無い!
が、特製にこめた非日常感が切迫してこない!
そうこうして食っていると少し謎が解けかけてきた。
この特製シチューなるものの古事記的な神話はこうだ!

カレーのルーを入れる前の状態ではなかっただろうか?
ようするにカレーを作ってる途中ででルーが切れて、ちょっと塩コショウを足して味を整えて偶然にも出来たのが、この特製シチューの神話でわなかろうかと思うけど、これを4番に指名し、育てた大将の目利きに拍手と今日も800円を置いて帰った。
帰り道、「特製、特製、特製ーーー」と呟やく僕は元気になっていた。

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