スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみようvsワンナイトウーマン 「ふく」 続・続々続編

2011年06月23日 | 日記

 

一瞬の間だったが、その碧の瞳に恋われた。
私は今晩のワンナイトが、性器と性器の交わりでなくても、粘膜との接触でなくても良いと思った。
ベットに横になり、何もつけていないバスローブに下半身を、彼女の視線に合うようにした。彼女は、正面から私の下半身に近づき、私の物を手にとった。
口をとがらせて、細い息を、まるでレザービームのように、私の亀頭の一点の照射する。強かったり、弱かったり、または、トントントンの一定のリズムで、亀頭を照射する。そうかと思えば、口を大きく開き、「ハーハーハー」と亀頭全体に息よ当てる。横からの息の照射は、玉から順番に亀頭に向かって、ゆっくりと登ってくる。手は往かせようとする強烈なリズミカルな運動ではなく、忘れた頃に4・5かい動かすだけなのだが、息を吹かれてる亀頭は、乾き気味になり、よけにその上下運動が刺激をアップさせる。
そして尿道を横に少し開けて、そこに送り込む息は、体の腹側を通って胸にあがり、目や耳から抜けるような感じがした。彼女はなんの大げさの振りもしないで淡々と息を吹いている。「これで往かそうとしているのか?」と自問してみる。疲れた様子や、「早く往きやがれ!」的なワンナイトをバイトであろうと、仕事としている女性に見られる傲慢な態度もない。
それは、自分が時間を掛けて習得した、楽器の演奏を、一生懸命に、たった一人のオーディエンスに聞かせている演者のように見える。
「これは・・この女性だけが持っている最高のパフォーマンスであるのか?」と冷静に考えようとしたが、その口元から漏れる息の音と、古代の儀式のようなこの性戯に、時間が軸が多少歪んだこの今を、現実に戻したくないと言う気持ちが、私の目を瞑らせた。

30分くらいたっても、その演奏は疲れを意識させずに続く。目を閉じるとその息が当っているところが、熱くなってくるのがわかる。完全勃起ではない私の物は、徐々に硬くなる気配がする。硬くなるにつれて、彼女のふきき方も、荒くなってくる。亀頭をおへそ側から狙う息の照射は、初めて彼女の後姿を拝見できる体勢であり、色の白い襟元を眺めながら・・この女性は、この技は・・・・・と考えはじめた。

李王朝1000年の歴史。昔皇帝は、町で見かけた人民の中で、気にいった娘を指名して、今宵あの娘を自分の閨につれてくるようにと家来に言った。家来は、早速その家族の下に行き、娘を連れてくる。しかし身分の問題、世継の問題、病気や暗殺の問題があり、けして娘の中に性器を入れることが許されない掟があった。それでも皇帝は我慢出来ずに娘との性交を強要する。そこで性交を犯してしまた娘は、そのまま宮中の裏門からこっそり連れ出され、遠い国に流さされることになり、二度と家族の下に帰れないという悲しいことがあった。
そこで、そんな場合、皇帝の体に触れないで、(粘膜の接触をしない)皇帝を往かせる技が生まれた。
それは「ふく」という性戯が。
その中でも、1000年たった今での、脈々とそれを受け継いできた家があると言う。
今、私のものを吹いているこの女性こそが、その家系を引き継いでいたのだろうか?既に世の中ではそんな話は忘れ去られているだろうけど、私の目の前にいる女性こそ、この伝統的な性戯を受け継ぐ末裔なのであろうか??「チョンさんはこのことを知っているいるのか?」「それともたまたま呼ばれた女性が、その末裔だったのか・・・」。
それはどちらでも今よい・・・この女性のこの「ふく」を心からうけてやろう。受けさせてもらおうという気持ちがこみ上げてきた。そうと決まれば、「ふかれて・・往ってみたい」と考えが決まった。
すでに1時間30分は発っているが、彼女のその吹く技に全く疲れが感じられなし汗のひとつも光っていない。残念なことだが、私の気持ちも昇天前の心地よい快感は覆われてこない。
ただ徐々にであるが、亀頭はパンパンに張りだしている気がする。
白い顔、真っ赤口紅、碧の瞳が枕を高くすれば、私の股間越しに見える。神経を彼女の瞳に集中するように、顔を見る。
自分の命を賭けた、皇帝への性戯は、もの悲しい時代の営みを感じる。「さーもっと吹け。私の亀頭に激しく、その甘い息を吹いてくれ・・・」と願うと、それが通じたのか、両手で私の物をはさみ・・祈りを込めるように斜め45度の角度から、ツとシの発音をするように息を吹きかける。このタイミングでならいけるっかもしれない。彼女の瞳は私の目を観続けている。
亀頭が張り出した。彼女が、一瞬微笑んだ気がしたと同時に、その息は亀頭の真上から、息を照射する。
「気持ちいいい・・・」「柔らかい・・」もう寸前である。それを悟ると彼女は、ベットの横においていたレースハンカチを取り出しレースの縫い目の刺激を
私の亀頭にあたえ、射精と同時にそのハンカチで私の精子を受け止めた。

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とにかく生きてみようvsワンナイトウーマン 「ふく」 続々続編

2011年06月21日 | 日記

 

腰にバスタオルを巻いて、風呂から上がった私は冷静になろうとして、冷蔵庫から冷たいミネラルウオータをだし、ボトルに直接口をつけて飲んだ。
このテレサテン似のワンナイトウーマンは、何故直接咥えないのか? また何故体に触らせないのか?を考えた。それよりも、今晩Hという結合は出来ないのではと考えはじめた。彼女部屋のソファーに腰を下ろし、好きな物飲みというジュスチャーより、理解したらしく、オレンジジュースを出し、コップについで飲んでいる。
そもそも、この手の料金システムは、あそこに入れてなんぼが基本となっている。本番なしを謳う場合は、値段がそれよりも安きなっているのが、基本である。また、男同士の会話の中でも、「やったん??」「まだ・・・や。口と手ではさせたんやけど・なかなか入れさせてくれへん・・」と言うように、「入れる」ということが、最終のオチであり、「ぶっさいくで・・・ スタイルは悪いは・・・年は往っているはで・・散々やは」と嘆いたとしても、「そやけど、やったんやろ?」と尋ねると「うんぅxxx入れることは入れたし、射精もした・・」と答える。
友達同士での会話の中では、ここで大笑いとなる。
女性のあそこに入れることが、本能的なものなのか?それともコストが懸っているから、「もったいない」との気持ちなのか、自分のチンポに多くの経験をさせることが親心なのか?それとも戦闘機乗りの撃墜数を機体に記すように、何人斬りという自分だけの記録の為に、無理やり勃起させ、挿入をしているのかは、その人様々である。ただ言えることは、あの女では出来なかったと言う、値打ちを扱ぐタイプと、素直に当然入れるだけは入れたで・・(それは射精も込み)と朗らかに言う奴もいれば、本当はちゃんと挿入して、射精までしているのに、「あれは無理、無理、無理」と自分のプライドを嘘で固める奴もいる。長年付き合った男と同士なら、それもこれもお見通しであり、そんな奴を突っ込みながら飲む酒は、かなり旨い部類にはいる。また成功者や、社長という類に多いのだが、ワンナイトの女性とは、絶対無理という人もいる。バーや、何かで知り合って口説いて、そのままお持ち帰り、いただきますであればいいのだが、お金を払うことで、Hするということは、好きでないと豪語する。
自分にそれだけの自信があるのだろし、結局食事代、や、心動かすワインなどを頼んだら、それ以上のコストもかかることもあり、何かに糸目をつけない余裕があるから、そんな発言も出来るのだろう。

あいにく私は、どんな時でも一発が出来るタイプであり、心動かすワインを提供できるほどの余裕もない。
お金は、既に前の晩に、逃げられた女性の分として払ってあり、今晩は、昨晩の償いの意味もあり、いい女性をつけるというチョンさんの言葉を信用していた。
しかし・・・これは何か違うぞ。今晩も出来ないのではとう恐ろしい予感がしてきた。言葉が通じないつらさで、彼女をその気にさせることも出来し、バンコク共通のマネーパワーを駆使する財源もない。残された方法は、やらせてくれという熱意と、全く迫力のない脅ししかない。「チョンさんに言うぞ・・」と電話を掛ける振りをするが、この女性は、チョンさんと言ってもピンときていない。チョンさんも誰か経由で、この女性を送りこんできたかもしれない。この場合無理やり力でお押さえることは出来ないし、私の性格上それは無理である。いくらワンナイトといえ、その場の雰囲気に、一夜の心と心、体と体のふれあいがなければ目的は違うものになるし、バイオレス的なやり方の癖は持っていない。
ただ彼女は、このままなにもしなで、夜が明けるのを待って帰って行くという態度でもない。一番づるいというか、部屋の飲み物をを飲まれ、ルームサービスで食事を取らされ、そのままお休み、・・・・と言う雰囲気でもないのだ。
何かある・・・・ それをこれからしてあげるから、おとなしくベットに横になりなさいと、目が訴えているようにも思える。ワンナイトの楽しみは、全く知らないものが、こともあろうにHをするというハードボイルドサスペンスにある。「何がでるかな?何がでるかな・・・」が、イトオカシのである。私はそれが好きなのだ。時間も遅い、明日の出発も早いので、彼女の好きなようにやらせることにした。
「OK。フリープレイOK。アイム、ノータッチ、ユアーテクニック、ギブミー」と言う。彼女も理解したらしく、少し顔が優しくなった気がした。私は、ベットに横になり、素っ裸の上にバスローブを着たままで、照明を暗くした。彼女は、白のブラとショーツをつけたまま、バスローブを脱ぎ私のベットサイドに来た。相変わらず、白い肌と崩れていない化粧と、紅い口紅の色が、神話時代の巫女を創造させる。またその深い碧の瞳が、はるか遠い昔へ逆行させてくれる。

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とにかく生きてみようvsワンナイトウーマン 「ふく」 続々編

2011年06月21日 | 日記

 

「風呂に入ろう・・」という誘いも言葉がわからないそぶりで、上手いこと避わす。服を脱ぐのを嫌がる。昨日の途中で女性に帰られてから、悶悶とした欲求は高まるばかりであり、お金を払っているのにと、つい上から目線で見てしまうし、口にだしてしまう。ことを理解したのか、下着姿で、私の体を流してくれるということになった。白いブラとショーツが白い肌に、巫女以上に神の遣いの白狐を想像させる。白い顔と紅い口紅のコンストラストは、平安神宮の白い砂に映える紅い鳥居のようである。バスタブでの洗い方は、親切であり、丁寧に背中から足を洗ってくれた。しかし私の物は、硬くもならない。やや湯伸びしたなすびのようにダランとしている。前にむ向き、そこの部分も洗ってくれるように手振りをしてみる。女性は、別段拒否することもなく、私の棒や玉を手に取り丁寧に洗ってくれた。洗いながらもH心があるならば、上下にしごくことをしてくれてもいいのだが、しごくことも、気持ちいい場所を探すような持ち方のバリエーションもない。「口で・・・」というお願いは、命令口調となり、少し強引になりかけていた。女性は、私の物を手に握り、口元にに近づけた。
私はバスタブに腰を掛け、女性は、床に膝をつき正面から咥え始めた。・・・・・・・・
「スーーーーーシーーーープー\\」とかすかな息を吐き音が聞こえる。目を瞑って快感を脳の一点に集中させようとしていた私は、「ちょっと違う・・」と思い、静かに目をあけた。彼女は私の物を握り、口元に近づけているが、咥えていない。
「吹いている・・・」これも前戯の内の一つ?と思いながら、この後には、カポ・・ぐちゅグチュがと、当然思いながらそのまま、ことを進行させた。
細く強い息が、亀頭の一点に刺さる。ちょと気持ちいいのでは・・・と腰をくねらす場面になる。
この後には、口でしてもらい、最後はベットで・・・との期待もあり、このテクニックに今後の展開を示唆しながら、今か今かと口を私の亀頭に接するのを待った。彼女の口からは、イの発音のように口を横に結びながら、息を亀頭に当てる。それはナイナガラの滝のような圧力が、亀頭の端から端まで細い線のように当てられる。持つては動かさないで、亀頭の血液が逆流しないような感じで、ややきつめに握っている。
口をすぼめて「ツゥ・・」という感じで、亀頭の尿道に息を送り込む。「気持ちいい・・・けど 」「口で舐めてほしい」と思う。また彼女のブラに手を入れ洋とした時、彼女は怪訝な表情でそれを拒んだ。
えぇーー これは一体なんやねんと?その状況を必至で掴もうとした。
彼女は触られることは嫌みたい。そして手ならいいが口での尺八は、嫌というか、出来ない素振りをした。
勿論キッスもNGだ。ただ裸になった私の股間を彼女の口から発せられる息で、刺激しようとしているのだろうと言う理解が出来た。
今度は、私の物を横から根元から亀頭にそって吹きはじめた。きゅと結んだ唇から、強弱のついた息が、間欠泉のような一定のタイミングで、照射してくる。
その吹き方に、場末の手抜きババァの様は感じられない。瞳もきょろきょろさせないで、あるときは静かにとじられ、息を吐くそのしぐさは、盲目の巫女が、シーンと静まり帰った星空で優しく、時には強く笛をふくように見える。し、見え始めた。
この女性とこの部屋であった時に、私は魔法に架かった。目を閉じ、私の物を手にとり、自分の唇から出る息を、を自在に操り、私の亀頭に照射している、この技はなんなのか?そしてこれは、ここは今どこなのか?半脳は、この女性の胸をもみたい、襞を指でゆっくりと悪戯し、べちょべちょにして、口で硬くしてもらった一物を、襞の中に埋め込みたいと思っている。
しかし、そんな欲望はどうやらかなえられそうにもない予感がする。口元を「ホー」を発音するよに大きなホールをつくり、それを私の亀頭すれすれまで近づけ、暖かい息を、木星の金環ように、タバコの煙の輪をつくり、空中に放つように、その息の輪が何波にも連続して亀頭の表面を波打っていく。
「ストップ OK」と言って、それを中止してもらった。目をかけた女性も、異次元から帰ってきたように、深い息を数回した。その時彼女と目があった。
その瞳は、あたかもタイムマシンーンで昔に引っ張ぱってくれそうなくらい、深い、厳かな深い碧の色がした。
風呂をでて・・・冷たいビールが飲みたい。
そう片言で伝えると理解してくれたらしく、彼女は、ブラとショーツにバスタオルを巻いて、一足先に風呂を出ていった。

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とにかく生きてみるvワンナイトウーマンvs「ふく」 続編

2011年06月20日 | 日記

 

朝の食事には、どんなことがあっても集まる約束になっている。前の晩の様子や、反省をすることが漠然と決まっているが、連れている女性の様子を見るだけでも、前の晩の「ワンナイトラブ」がどうだったのかが理解できる。勿論Hをしていることに間違いはないのだが、それがめちゃよかったのか?自分に合ったのか、反対にしょうもない雰囲気だったのかを、ゆっくりと旅先のビッフェの朝食を取りながら話をする。
その話の、女性がその前でいるのが,生々しいのだ。
「ええ声だすのんや・・」と自分のテクを暗に示唆する友達や、「よかった・・よかった・・」を連発するサラリーマンの友達。前日の買い物で、足の先から、頭の天辺まで、着せ換え人形のように好みの物を買ってやり、特に自分の好きなランジェリーを着せて楽しんだ友達の話も・・目の前にいる女性を眺めながらの話である為に、此方も興奮してくることもある。
さて、一人でビッフェに入ってきた私を見つめて、皆が不思議そうな顔した。おもむろに席に着き、コーヒーを口にして、「夜中帰りよった・・・」と言う。なんのことか判らないみんなは、もっと詳しい話を待っている。「お母さんにばれるからと・・一旦帰ると言って、戻る約束が、戻ってこなかったということだ。
「おまえ、変なことしたんちゃうか・・」と誰かが言う。「アホ・・そんなんするわけないやろう・・」と返す。「そうとう嫌われたのか?」と言う声もする。
でも。それらの話も爆笑の中で、これが遊びの範疇であることを意味している。他の女性も、その内容を片言の韓国語と英語と、日本語で説明を受けている。
大笑いする女性も、それは契約違反といわんばかりに怒りだす女性もいる。散々話題を独占して、皆でレストランをでる。10時にチョンさんが来る。
チョンさんに「女性が帰った・・・そそて戻ってこなかった・・」と言う。チョンさんもなれたもので、どうしたんだろう?気にしながらも、回りの私の友達の冗談を聞きながら笑っている。「今晩この分、挽回してください・・」と言う・「わかりました・・スケベな女性、任してくださいと」軽く・・言う。ヂョンさんらしい答えであり、またこのトラブルにチョンさんは。どんな秘密兵器を用意するのかが楽しみになる。
周りの友達も、「彼、誕生日、女性逃げる、彼怒ってる、スペシャル・・・」と良いお節介のホローが入る。

夕方4時に貴方の部屋に、女性が着ます。デパートの女性です。メチャ綺麗です。と言い残して、チョンさんはホテルの玄関を携帯で話しながら出て行った。


午後4時前に部屋に戻り、女性を待つことにした。
興味を持った友達も二人私の部屋に来ている。
ビールを飲みながら、チョンさんセレクトについて、そのアバウトさと、全てが全て素人さんのバイトでないことや、「プロ中のプロが・・やってくるのでは・・」との予想も飛び交い、ワイワイとやっていた。
部屋のチャイムが鳴った。
ハーイと答えて、部屋のドーアを開けに立ち上がった。どうぞ・・とその女性を見た。
白い上下のスカートのスーツと、クリーム色のブラスを着ていて、白いパンプスを履いていた。何処かの秘書のような出で立ちである。細くて、顔は、テレサテンに似てた。言葉はあまり喋れなく、英語を介在したコミュニケーションでなんとか通じるやり取りが出来るのであった。友達は、少し時代遅れの,着せられてる感のある白のスーツは、お店の衣装であり、プロ置屋からだとか、今まで職場にいていたとかの話題になり、デパガであると決めつけ、「よかったね・・」と言って薄ら笑いを浮かべる。
私は・・・昨日ののもんもんを取り戻したいと思い、みんなに早く部屋から出ようにお願いした。
二人きりなった。・・・時間が止まったようになった。今から思えば、その瞬間に催眠術にかかったのかもしれない。暫く話をしていたのだが・・・
彼女は、一向にお仕事モードと言うか、エロ体勢や、Hムードにならないのだ。5時30分にロビー集合の為、時間を掛けることも出来ず、私だけがシャワーを浴びて、着替えて、皆の待つロビーに二人で降りて行った。それにしても恥ずかしそうにしすぎな気がする。化粧も薄く、ただ口紅の赤が、色白の肌に娼婦の印象を与える。しかしそれ以上に私の目には、巫女ではないかという刷り込みが、視覚を使って進んでいる気がする。「乱れるような、Hは無理か???」とひとり悟り初めていた。
ワンナイトウーマンは、自分の好みの女性を選び、Hをして過ごしことで満足するし、その対価も払う価値があるものだろう。しかし、守備範囲を大きくして、その女性が容姿や、雰囲気がタイプでなくても、この女性は、どんなセックスをするのか、どんな可愛らしいところがあるのかを発見するのも私は好きである。
むしろそこにワンナイトサスペンスを感じ、普段と違う勃起が出来るのだ。

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とにかく生きてみるvsワンナイトウーマンvs「ふく」

2011年06月19日 | 日記

とにかく生きてみる。50歳を越えた今、人生にワンアウト、ツーアウトを喰らっている現状、したいことも、我慢というか、出来ない日々がつづく。ただ思い出すのは、あの頃痛快に遊んだ思いでだけが、甦るときがしばしばある。

それは2000年というプレミアムな時代の移り変りに運良く遭遇できた年の2月26日という私の誕生日を、仲間6人と韓国プサンで迎えた話である。プサンのカジノのメンバーの一人であった私の友人のお供で、Pホテル主宰のデイナーショーに招待のお誘いを受けた。たまたまその日が、私の誕生日であり、2000年という宇宙的な記念イヤーであったので、普段より高いテンションでその旅行は始まった。
その時代の韓国には、まだ買春というシステムが、公に存在をしていた。飲む、打つ、買うの三拍子がそろった男の天国であり、Pホテルはスパや、レストランや、ナイットショーなどのサービスが充実したホテルであり、また買い物も免税品店での高級ブランドや、国際市場での掘り出しもの漁りも、プサンでの楽しみの一つとなっている。

現地の、その道のガイドのチョンさんは、私の友達が、いつもプサン滞在中は、全てのことを面倒見ている人であり、当然「女性」のほうもチョンさんが手配することになっている。めちゃめちゃ可愛らしい女性をピックアップすることでもなく、気に入った女性のタイプをさっーと連れてくるほどでもないが、なにか憎めないその人柄と、韓国人と日本人という文化や言葉の違いが、かえって、「この女性・・・いい人、サービス一杯・・・間違いない・・・」と変な訛りをもった日本語で言う姿に、それが当っていても、外れていても、いいという気持ちで、いつもの調子でチョンさんセレクトの女性とお見合いをした。
その日が、私の誕生日ということもあり、友達は、選択優先権を私にくれた。
チョンさんの「この女性・・・OLです。そしてとても優しいです・・・」とのいつもの薦め方ににやりとしながら、杏里似の25歳くらいの女性をピックアップした。
全員がわいわい言いながら、それぞれにパートナーを決め、夜の街に食事に繰り出した。

杏里似の韓国の女性も特別に別嬪やじゃないし、愛想もよくはないと思いながら、横に座り、ビールをついでくれたり、焼肉をチシャに撒いてくれたりして食べさせてくれた。
食べさせてくれるという文化は、韓国の古い文化であり、儒教の中の男尊女卑の教えから来ている。初めは恥ずかしい気持ちであるが、そのうち自分がサービスされてること、お金の力で、そうしてもらっていると言うことも忘れ、天下を獲った気になる、させてくれるのがすごい。
自信がつくというか、もっと頑張ろうという気が、メラメラと心の端のほうから火が点くようで、この光景が、私たちにとって最も輝く時ではないかと、錯覚させるほどの魅力があるというか、
そもそも私の俗ぽい考えが、人間としてやらねばならない生き方や、真摯に生きることへの悩みなども全て忘れて、いや全く誤解して、これこそがこの世に生まれてきた意味だ・・・と間違ったテンションで騒いでいた。
多分他の友達は、日頃の厳しい仕事から、一時のがれ、しばし皆で騒ぐことで、また明日の活力にしようと、ごく当たり前に、大人としてその場を、楽しんでいたのだ。
単純な話し、私は小市民でありながら、頑張った人間(男)が息を抜く場所で、頑張った男の様な顔をして、一番喜んでいたのだ。

午後11時位まで、クラブで飲み、杏里似に女性と部屋に戻る。
Hタイムが・・それもあせる必要もなく、駆け引きも、優しい言葉も必要なく、ただ「したい」と思えば、出来るというノンストレスで部屋にいる。
私は、風呂に入るという言う。本来なら女性によっても違うのだが、お風呂の湯を入れ、体を洗ってくれる女性もいてた。今日も体を洗ってもらおうと・・・思って言ってみた。
「ごめんなさい・・私少し家に帰らないと・・お母さんにばれますから・・」1時間ほど家に戻りますと話した。それはこの女性が、その道のなかでも、素人であり、バイトでこの仕事をしているのであると言うことを証明するものである。
完全に脳天気な私は、「どうぞ・・どうぞ・・」と言って、タクシー代まで持たせて、送りだした。
1時間の間に、何人かいるであろうホテルのカジノに出向き、冗談を言いあい、小レートのブラックジャックのテーブルに座り、時間を潰した。12時前に部屋に戻り、照明を調整して、水割りを用意して、杏里似の女性をまった。

1時になっても・・2時になっても 杏里似の女性は帰ってこない。
「逃げられた・・・・」「明日一番でチョンさんに抗議だ・・」
「でもこの話題・・朝飯時には盛り上がるだろうな・・・・」と心密かに、美味しいタイミングと思ったのも夢ではない。

つづく。

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