スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるvs秋だと言うのにvs松茸のお吸い物

2018年10月30日 | 自分的エッセー
23時、一人飯は侘しのだろうか?ねー
秋だと言うのに、松茸も献立できない。
仕方がない、夜遅く帰ってきて、朝早く出掛ける男一人に、そんな粋(すい)な物を用意できる訳もない。
だからでもない、あの超ポピュラーな松茸のお吸い物でその気分を賄う事にする!
それも二つ!
二つ入れったったのだ!
これを一人前のお湯で溶かしていく。
インスタントの松茸の強い香りが立ち上がる。
濃い味の松茸の土瓶蒸し的吸い物が完成する!
小さい秋見つけたか?と言う他者の声を微かに聞くが、そこでも秋は見つからなかった。
秋を見つからない事が、僕の秋の過ごし方と言うもんなんだ。
ずーっと昔から秋なんか見つけられた事もない!
探していないから当然かもしれない。
でも港で羊雲を見て、そう見えたかと感心した。
昔から天秤座が秤にみえた事もないし、さそり座も線でむすんでもサソリなん?と今でも分からないのは僕だけかなぁ!そんな薄い薄い秋を今駆けていました。

さてインスタント松茸のお吸い物が残り二袋が残ってる!今晩はこれを温くままにかけて、松茸ご飯とするかと思案するも、その貧乏臭さに知らぬ間に靴下を脱いだ。
痴呆のオカンなら、松茸ご飯とお吸い物と言って出せば、「いやぁ〜〜美味しいわ!」と言って笑いながら手を叩いてくれたのに!
この秋を施設に届けるにはあまりにも文学的すぎるから、辞める事にする。

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とにかく生きてみるvs京阪丹波橋駅に待つ準急の様に生きたい

2018年10月21日 | 自分的エッセー
京都に向かって京阪特急に乗ってごらん。
丹波橋駅に着いたら特急電車を待っている準急が三歩下がって待っている。
隣のホームでちょこんと待ってる準急!
特急をリスペクトして待っている準急!
控えめな表情で、いじらしく準急デチュと言っている様です〜〜
「主役は勿論、その赤色の特急なんです〜〜」
「私は準急ですから、その特急の後に目立たぬように
そろりと出発していきますので!」
「急がなくて大丈夫ですよー 直ぐに出発する様な迫力も持ってませんというか、楠葉の駅に置いてきましたからなんてね〜」って語っているのが聴こえるのです〜〜

「力 まないで、慎ましく、お先にどうぞ!って生きて行こう!」と思わせる、京阪丹波橋駅の1番線の準急です。


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とにかく生きてみるvs宛先は娘にvs逞しいB級グルメ

2018年10月14日 | 自分的エッセー

滅多に食べる物ネタをSNSではアップしないのです。
それは朝早く、夜は帰ってくるのが遅いので、ネタとなる様な飯にありつけないのがその原因かと思う。
それでも今日は早朝の下船サービスをこなして、午後2時半からの乗船サービスまでの時間が空いたので、南港からメトロで15分程の所、大阪ウオーターフロント最前線ど下町の九条で昼メシとする。
娘よー〜〜俺はちゃんと食っているから安心してくれ。
みてくれこのどB級のトルコライスを!
高級や並の問題でも無いし、サービスが行き届いてるかどうかなんかはここではチェック項目すら存在しないし、栄養のバランス云々など細かい事は気にしないのだ。
ここにあるのはパクつけるか、ハグホグ言わして嬉しそうに食べれるかが一番重要なんだ。
勿論、ハグホグ言わしながらペロッと平らげたから安心してくれ。
それは美味いと言う表現を使うよりは、力がつくと言うか逞しいやんけ!が的を得てると思う。
これに味噌汁もついてくるから、トルコの日本街の雰囲気がーーーーーー
無いのだ。
これで午後からも頑張れるかなぁ〜〜と自分に言い聞かす。
逞しい飯は一人でも食えるが、美味い飯は最低二人はいないと出現して来ないもんなんだろう!
だから美味い飯は食っていないが、逞しい飯なら切らした事はここ最近はないと思うから
安心してくれ!

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とにかく生きてみるvs還暦パーチvs奉納漫才ネタ自爆爆笑

2018年10月13日 | 自分的エッセー
傑作は先ず一人で笑い自爆をするのです。
来週の21日に僕達の還暦祝いのパーチがあるのだ。
33年生まれと34年三月までの生まれの、あの頃の京都ブイブイ遊び人達が、学校をクロスオーバーさせて一堂に集まる事になる。
そこで奉納を兼ねて、あのコンビが熟成新作ネタをお披露目する事になっているのです。
関西スキーツァーのバムから生まれた漫才コンビなんてフライヤーされているから、ここは絶対にオモロイ物をと言う事で、新作をそれも長年喋ってきた昭和歌謡モノを書き下ろした。
書きながら一人自爆の爆笑に落ちる。
終いには水割りも作りだし、オツマミもベビースターをコンビニに買いに走るしだいになった。

自分でネタくって自分で笑う、この僕の分裂がたまらんのですよ!一人だけど二人なんですね〜〜

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とにかく生きてみるvs僕の中の他者vs何で梅干し買ったん

2018年10月05日 | 自分的エッセー

フェリーターミナルの朝は早い!今月から上り便の下船サービスの勤務にあたっています。
と言う事は、朝6時に入港してくるフェリーの下船サービスをするのです。
大阪南港フェリーターミナルにその時間に着こうと思えば、始発でしか無理なので、当然4時起きになります。
それは前の晩から「起きる意識」を高揚させながら静かに眠りにつくと言うアクロバティックな作業となります。
絶対にトチれないのは、朝の始発に乗るのも、早朝ゴルフに行くのも、その気合いの入り方は変わらないのですが、これが月に2〜3日ではないところに、厳しさが隠れているのです。
てな訳で、流石の僕も前の晩から持っていく荷物はカバンの中に入れて家を飛び出せるように段取りを組むのです。
作業服、サポーター、財布 携帯などですが、今朝電車の中で忘れ物の確認の為にカバンを開けると、オニギリが一つ入っているではありませんか?と聞いたところで、前の晩に入れたのは間違いなく僕なのです。
その時の僕は、今の僕に間違い無く元気で出かけるようにと〜祝福を贈っていたのでしょう。
「腹が減ったら食べてください!」のメッセージのまだその奥には、「オニギリをカバンに入れて出ていく様な芸当も出来る様になった!」と言う
老獪な熟され度を褒められている様な気がしたのです。
ですが、僕の事ですから、再び此処にオニギリが入っている事を忘れて、コンビニで何か買ったり、食堂で定食を食べたりしている5時間後の僕を想像するのです。
「オニギリあるやん!」は多分夜の帰りの電車の中で発見されるのでは?と疑心を自分に問いながらカバンを閉めるのです。
オニギリからすれば、「まぁオニギリやから、いつ食べられるか?はわからんのが普通なんやけど、季節がなんぼ初秋でも明日までが限界でっせ!」とアピールはしているだろう。
それなら、今の時点で、18時の休憩時に食べようと決めたらいいものを、僕は此処でもオニギリのポテンシャルに甘えてしまうのです。
邪悪な僕はひょっとして、カバンをゴソゴソしながら、忘れてたオニギリを見つけ、頬張るその至極の瞬間を待っているのかもしれません!
だから普段めったに買わない、梅干し入りを買ったのかもしれません。
出来るなら7時間前の僕にその問いをしてみたいもんです。
「なんで梅ほし!買ったん❓」て。

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