スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるvsアイスコーヒーvs冷やしコーヒー

2016年07月06日 | 自分的エッセー
アイスコーヒーと冷やしコーヒーは別!

熱い日中、帽子もかぶらず梅田に向かってチャリを漕ぐ。ベンツでお迎え小学生が涼しい顔して、中途ハンパな派手系のママの運転の助手席に座っている。セブンカフェの駐車場、アイスカフェラテをストローで飲みながら、世界の幸せを一身に受けてるのか、全く苦しいそうな顔をしていないー

喉の渇きとチャリコーヒーをいつもはセブンカフェで済ますのだが、こんな景色を目の当たりに見て、同じ様にそこで買う気にならない僕の捻くれ者根性。
ちょっと道を外れ、アイスクリームや特にモナカアイスが有名なカドヤに寄ってみる。

冷やしコーヒー小90円を頼む。
このコーヒーはアイスコーヒーではない。アイスコーヒーの方は同族と申請するだろうが、冷やしコーヒーの方はその同族を拒否する。冷コーと言う叔父貴も、「まぁ〜そんなに意地はらんとー
ここは親戚付き合いを」と仲裁に入ってくる。
冷コーはある場末で呼ばれるアイスコーヒーのことで、東京野郎が大阪茶店文化を揶揄する時の呼び名であるだけのことだ。
冷やしコーヒーは明らかにそれらとは違う。
まず、座って飲まないのだ。写真を見て貰えばわかる様にコップ一杯にシャリシャリの冷やしコーヒーが注がれるのだ。ミルクもガムシロップもない。この溢れんばかりの冷やしコーヒーだけである。これを片手で親指中指薬指の三指でグラスを持って、3回で(三口)で飲み干さなければならないのだ。甘ったるくて苦いちめたいコーヒーなんだ。話すをしながら、タバコを吸いながら、スポーツ新聞みながら、嫌嫌とんでもない、そんなアイスコーヒー的な事は禁止なんだ。
くいくいーーくいと飲んで、「あぁー」と漏らすだけで、からのコップをステンレスの台に返す時に「ちめたいわ〜〜」と一言だけ言って帰るのだ。ドリップでもポーションでもない。柄杓で掬ってくれるだけなのだ。

そしていつも横には、素敵な女房「冷やしあめ」が、寄り添ってくれてる!
むき出しのアスファルトの上でチャリに跨ぎながら飲むのは、冷やしコーヒーだけだ。
今日の僕は二口で飲み干したったよ〜〜


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アイパーvs6時半迄に

2016年07月04日 | 自分的エッセー
今日は、ちょっと失礼させて頂く。
6:30分までに行かなければならないところがあるのですと、その誘いを断る。
相手はまさか?「俺の滅多にない誘いを断ってまで!」君は行くのか?と思っているのが分かる。
そう〜「どうしても行く」という固い決意を披露しているのは、明らかに口元が閉まっているので分かる。少しでもその誘いに興味を示す言葉が出ないように、外国の教会でミサを聴くように口に固くチャックする。
それで君は行くのか?と聞こえる。
それに何があるのか尋ねる。
「多分何もないよー」とテレパシーを送るように言葉を慎みながら言う。

6:30迄に入らないとそれは出来ないのだ。
多分2時間位はかかるのだろう〜

それをして君は何をする気なのとは聞かない理髪氏に向かって今度は僕から饒舌に言う。

野江のスナック「酔族館」で演歌を歌うのさ〜〜
渥美二郎の「夢追い酒」と城拓哉の「骨まで愛して」をと淡々と話す。
そしたら〜アイパーやなと言って勝手に準備する。

鳥羽一郎の兄弟船も歌うんですけど〜と言ってみるが、パンチはどうも南米ポイらしいので、その歌には合わないと言う無言の返事をする。
アイパーの響きも東海岸スノッブぽいのがいい!
びっしびっしのアイパーで、と小声で頼んだ。

時間は6時27分だった。



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