スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるvs師匠と密かに決めていたvsお逢いすることができた奇跡

2016年12月12日 | 自分的エッセー
とにかく生きてみる!
そんな僕のテーマを生み出していただいた一人の方と縁あってお逢いさせていただいたのです。
思想家で、仏文学者で元神戸女学院の名誉教授である内田樹先生とお会いする事ができました。
本当に縁とは有難いくらい、難しい事が起こる事ですが、僕が内田先生とお話しできるとは考えてもいませんでした。
8年前に〜〜広告企画出版会社が倒産になり、バツを喰らった、財産のない、50男よどう生きるのかを?テーマに「とにかく生きてみる」ブログを書き始めました。
宗教の話、スピリチャルな話し、成功者の話しなどなど沢山の言葉を探してツーアウトの状態を打破しようと焦っっていた時に出会ったのが内田樹さんの本だったのです。
役50冊をそれぞれ5回は読み直しています。
去年には「もう読むのをやめようと」最後に印象に残るところに線を引いたりしましたが、
物事を始まるまえに読むと何故か脳が活性されるような気になるので、あえて読む事を縛るのを辞めて、オープンマインドの状態にしておく事にした記憶も新しいです。

この度お逢いさせていただき、色んな事をお話ししたかったのですが時間の関係もあり一つだけお話をしました。
内田先生の師匠のエマニエルレビナスが書いた哲学書を翻訳されたのですが、その中の一節をお話ししました。

僕が腑に落ちたのは、ユダヤ教の中の考え方なのですが、困ってる人間が目の前にいてるーーー
どうしても援助を施してもらわないといけない時、施しをする人間の倫理を解いだものでない言葉、施し歓待を受けなければ死んでしまう境遇に置かれている人間の側から考えられた思想に感銘を受けたのです。
その施しを受けなけければ生きていけない人間の剥き出しの目を見て、他者とどう接するのが成熟した人間なのかを解いているのです。
それは「貴方の探している人は僕です」と名乗りを上げられる様になる為に成熟を要求するのだと解いているのです。

詳しくは本を読んでもらえればいい!

あの時のあれがこうなるのだと思う。
縁を持っていただいた教師の溝脇様には感謝です。
あの鋭い、万能の思想がこんな柔軟な人から出ることに一人びっくりしながら時間を過ごさせて頂きました。